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2009年5月26日 (火)

『ディープ・アンダーカバー』『レッド・ダスト』『奇跡の夏』

週末レンタルした作品から感想を3つほど...!

ディープ・アンダーカバー / Tortured   ★★★☆☆

監督:ノーラン・レボウィッツ

出演:コール・ハウザー、ローレンス・フィッシュバーン、ジェームズ・クロムウェル、エマニュエル・シュリーキー、ジョン・クライヤー

ある犯罪組織のボスを逮捕するため、組織に潜入したFBI捜査官。横領の疑いのある会計士を拷問し、自白させる任務をボスから命じられたのだが...ってなサスペンス。

姿の見えない敵、潜入捜査ゆえの心の葛藤、FBI長官の父親の過去、謎が謎を呼び、意外な結末へ...としたかったんやろうけど、あまりにもツメの甘い設定と、主人公役のハウザーくんのしょぼい演技に苦笑いやった?!

この程度の作品にローレンスくんが出演してるところが、何とも驚きやったね。さすがに演技の上手さは光ってた。

拷問をする側とされる側、どちらが相手に苦痛を与えるのか、ってな原題の持つ“味わい”を完全に無視した安易な邦題も、ますますB級感を醸し出してるんよなぁ(苦笑)

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レッド・ダスト / Red Dust   ★★★☆☆  

監督:トム・フーパー

出演:ヒラリー・スワンク、キウェテル・イジョフォー、ジェイミー・バートレット、イアン・ロバーツ

アパルトヘイト後の南アフリカ、救済委員会で過去の罪をすべて告白することで恩赦を得ようとする元警官と、彼に拷問された男とその弁護士、辛い過去を辿りながら、魂の救済を模索するってね。

人種差別のなかで繰り返された悲劇、忘れることのできない心の傷、そんな過去を持つ国で、未来のために過去を許そうという制度があったことを知った。

憎しみからは何も前向きなものは生まれないことは分かるんやけど、なんや当事者の気持ちを考えると、ずしりと心にこたえる内容やったなぁ。

弁護士役のヒラリー嬢の“強い女”っぷりは、相変わらずのイメージどおり(笑)少し今回は控え目やったけどね。あと、キウェテルくんの抑えた中に悲しみを表現する演技は、なかなか。若手の黒人俳優のなかでは、ピカイチの演技力やね!

派手さはないものの、作品としても丁寧に作られてて、悪くなかった。

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奇跡の夏 / (ハングル)   ★★★☆☆

監督:イム・テヒョン

出演:パク・チビン、ペ・ジョンオク、パク・ウォンサン、オ・ジヘ

兄が脳腫瘍になり、闘病生活のため両親がかかりっきりになり、寂しさを感じる弟。やんちゃな彼は、周囲を困らせるのだが...ってな、韓国メロドラマ。

大好きな兄を想う弟のいじらしさや、病院でできた新しい友だちとの時間で、子供が成長する様を描いてるんやろね。まぁ、実際にわが子が闘病している母親の手記が基になってる話らしく、ぐっとくる話ではある。

子役の演技もなかなか良かったんやけど、映画の作品としてみると、いかにも作り込んだ展開に、正直ちょっと乗り切らんかったなぁ。作り手の感動させようという気持ちが強すぎると、逆に素直に受け入れ難かったりしてね?!

まぁ、それがこの手の韓国映画の“色”なんやろけどなぁ(苦笑)

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