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2009年6月22日 (月)

『愛を読むひと』

今日は、週末から公開された作品をもうひとつ!

愛を読むひと / The Reader   ★★★☆☆

監督:スティーヴン・ダルドリー

出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ

路上で倒れたところを助けてくれた年上の女性に恋をした青年、燃え上がる禁断の愛、しかし彼女は突然彼の前から姿を消してしまう...ってな、歳の離れたひと組の男女の愛と、消すことのできない過去をめぐる話。

青年が本気で愛してしまった女性、そんな彼女の背負う重い十字架、救いたくても、それができない切なさ、なんて悲しい物語なんやろね。戦争を題材にしながら、時間を越えて絡み合う人間ドラマが描かれてる。

原作どおりとはいかなかったのが残念なんやけど、それでもよく出来てた。もう少し、ふたりの気持ちを語っておいたほうが分かりやすかったかなぁ、とは思いつつも、丁寧に作られてて、悪くはなかったね。

なんと言っても、この作品でオスカーを受賞したケイト嬢の演技は、すばらしかった!胸の中に秘めた、拭いきれない悲しみを、その眼に映しながら生きる姿、そして罪を自覚し、覚悟を決める強い眼差し、原作を読んだときの人物像がそのまま表現されてるようで、見事な演技やったね!?

ラブ・ストーリーを期待して観に行くと、この重さはちょっと引いてまうかもしれんけど、戦争ドラマとしては、十分に評価できるデキやったかな。

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