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2009年6月27日 (土)

佐々部清の泣きのツボ?!『半落ち』『夕凪の街 桜の国』

なぜか、いつの間にか涙腺が緩む、そんな監督 佐々部清の作品の中から、特にお気に入りの作品を2つほど!?

半落ち   ★★★★   (2003年)

出演:寺尾 聡、柴田恭平、原田美枝子、吉岡秀隆、鶴田真由、國村 隼、伊原剛志、樹木希林

病気の妻を殺したと自首した警察官、犯行を認めながらも、事件のすべてを語ろうとしない男。彼が自首するまでの空白の2日間をめぐる人間ドラマ。

あぁ、号泣!ただ涙が止まらんかったでぇ?!

与えた命と奪わずにはいられなかった命、愛することの意味を問う素晴しい話やったね。

刑事、検察、裁判官に記者、事件に関わった人々は、一人の“男”の心の中を探りながら、その秘められた“謎”について考える、そんな展開のドラマにグイグイと引き込まれ、途中から自然と頬をつたう涙が...ってね。

寡黙な主役を寺尾聡が好演してた。いくつかのキャストには?は付くものの、脇もしっかりと固められてて、特に希林さんにはやられてもうたね。

みごとな脚本に、すばらしい役者の演技、なんて贅沢な作品なんやろなぁ?!

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夕凪の街 桜の国   ★★★★   (2007年)

出演:麻生久美子、田中麗奈、吉沢 悠、堺 正章、中越典子、藤村志保

原爆という一発の爆弾によって、翻弄された人々の話を、ある一家の物語として、二世代に亘り描いた人間ドラマ。

生き残ったひとの苦しみ、世代を超えてもな消えない傷痕、戦争の残した悲しみを、巧みに描いてた。

前半の麻生久美子の演技は、ぐっと胸に迫るものがあったなぁ。「長生きして、そして忘れないで...」そんな言葉が、時の経過で風化しつつある、戦争の愚行への警鐘なんやろね。

苦しみながら死んでいった人々の想い、耐えて生きた人々の悲しみ、この国に生まれて、けっして忘れたらアカン事実があるんやと、つづづく思う、そんないい作品やったね!?

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