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2009年7月 9日 (木)

『その土曜日、7時58分』 『ザ・クリーナー 消された殺人』

レンタル開始になったばかりのサスペンス映画の感想をふたつほど!

その土曜日、7時58分 / Before The Devil Knows You're Dead   ★★★☆☆

監督:シドニー・ルメット

出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニー、ローズマリー・ハリス、マイケル・シャノン

金に困った兄弟は、あろうことか両親の経営する宝石店を襲撃する計画を立てるのだが...ってな犯罪ドラマ。

ひとつの事件をきっかけに、完全に崩壊してしまう家族の様を鋭く描くってかな?!

名匠ルメットに芸達者なホフマンくんが演じるとなると、やっぱり期待してまうよね。時間軸に囚われず、それぞれの登場人物に焦点を当てた構成は、なかなかやった。どの役者もそれぞれの持ち味を出して、心理ドラマとしても悪くなかったかな。

ただ...なんや緊迫感がないんよなぁ。詰めの甘さなんやろかね?!場面、場面では、役者の迫真の演技のおかげでテンション上がるんやけど、全体として締まりがない感じやったのが、ちょっと残念。

あと、気持ちは分からんでもないんやけど、この邦題、どう頑張っても原題の詩的な雰囲気とは程遠いよなぁ...(苦笑)

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ザ・クリーナー 消された殺人 / Cleaner    ★★★☆☆

監督:レニー・ハーリン

出演:サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、エヴァ・メンデス、ルイス・グスマン、キキ・パーマー、マギー・ローソン

殺人現場などの清掃を請け負う元警官の男は、ある依頼を受けた直後にその家の主が失踪する事件が発生したことを知り、不審に思うのだが...ってな、クライム・サスペンス?!

サミュエルくんにエド・ハリス、この顔ぶれならスリリングな話を期待してまうよね。でも、残念ながら...?!

理由あって警官を辞めた男の引きずる過去、ひとり娘への愛情、そして娘の父への感情、警察内の汚職事件も絡んで、設定としては悪くないんやけどなぁ。極上のサスペンスというには、ちょっと内容が安っぽかったね(苦笑)

盛り上がらんかった最大の原因は、早い段階で犯人が分かってまうところかな。もう少しひねってもらわんと、アカンでしょ!?

“ラスト6分40秒の衝撃”みたいな宣伝やったけど、大抵そういう場合はハズすのが常なんよねぇ...そこは期待どおりやったか!(笑)

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