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2009年7月26日 (日)

『ディア・ドクター』

公開中の作品のなかから邦画をひとつ!

ディア・ドクター   ★★★★

監督:西川美和

出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、八千草薫、松重 豊、岩松 了、笹野高史、香川照之、井川 遥

かつては無医村だった山間の村の診療所にやって来た男を、まるで神のように慕う住人たち、そんな診療所に研修医としてやって来た青年は、彼と住人との関わりに次第に興味を持つのだが...ってな、少しコメディタッチの社会派ドラマ?!

正直、鶴瓶かぁ...って思ってたんやけど、はまり役やったね!というか...この独特のユーモアと温かさ、そして頼りなさが出せる役者は他に思いつかんかも、ってくらいマッチしとった。

笑いを散りばめながらも、現代の日本の医療問題を真正面から提起する内容は、ごっつい考えさせられるものやったね。

平等に行き渡らない医療の現実、医療のあるべき姿とは、そして、それは人がどう生きるかといったより根源的な問題につながるんよなぁ。

主役もさることながら、いい作品ってのは脇がしっかりしてるもんやね!大ベテランから中堅まで、みんなそれぞれが役割を理解し、監督の意図を表現すべく、演じてるって感じで、なんや一体感があったなぁ。さりげなく映し出された田舎の景色も、日本の原風景という感じで、良かったしね。

鶴瓶の優しく語りかける顔を見ながら、“医者の資格”とはなんぞやって思ってもうた。最先端の技術だけでは人は救えん、医療こそアナログな部分をもっと大事にせんとなぁ...なんてね。

エエ作品やったなぁ!?

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