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2009年8月

2009年8月31日 (月)

『20世紀少年』祭り♪ 2

というわけで、昨日に引き続き、『20世紀少年』で今日も....盛り上がる......でぇ....??(笑)

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗   ★★★☆☆

監督:堤 幸彦

出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、 平 愛梨、石塚英彦、藤木直人、宮迫博之、佐野史郎、古田新太、小池栄子、佐々木蔵之介、黒木 瞳、石橋蓮司

前作から2年後、“ともだち”に支配された世の中で、ささやかな抵抗をする仲間たち。しかし、人類滅亡の日は刻一刻と近づいていた...ってな、シリーズ最終章。果たして人類に明日はあるのか...!?(笑)

“ともだち”の正体は誰なのか、とことん焦らしつつ、今回も小気味よく話が展開していくんよね。とにかく1作目から引っ張りまくりなもんやから、こっちも正体分かるまでは付き合わんと、しゃぁないわなぁ。

それでも、2時間半ちょっとの長さを感じさないだけの内容にはなってたかな。まぁ、細かいこと言えば、突っ込みどころは満載なんやけど(苦笑)

しょうもないメロドラマ調が鼻につくような場面もありつつも、結局この“謎”があるだけに、適当に流せてしまうところが、話のうまさやろね?!あとは...T-Rexのおかげかなぁ。ジャ~ンってギターの音が響くと、なぜか心が躍る♪(笑)

結末が原作とは違うらしく、まぁ、とりあえずは納得できたんやけど、やっぱりオリジナルの終わり方ってのも気になるね!久しぶりに漫画でも読むかなぁ...なんて(笑)

今回も大挙して出演の吉本芸人、やっぱり違和感あるって。吉本もなんぼか金積んでるんやろね??それとも、宮迫くんのバーター....って言うほどの役者やないか(苦笑)

あっ、あとタイトルに“ぼくらの旗”ってつけたワリに、イマイチ活かせてなかったのが残念やったかな。

というわけで、この3部作はどれも傑作とまでは言えんけど、娯楽としては及第点は付けられる。2作目まで観て、禁断症状に悩むひとは、エンドロールが終わるまで、じっくりと腰をすえてね!?(笑)

2009年8月30日 (日)

『20世紀少年』祭り♪ 1

この週末の話題といえば、世間的には選挙なんやろうけど、映画好きにとったら....やっぱり『20世紀少年』なんやろかねぇ?!

この作品、実は最初はとっても乗り気やなかったんよなぁ。原作者の浦沢直樹は知ってたんやけど、この「20世紀少年」自体は知らんかったし、ましてや主要キャストに苦手な役者が2人もいるとなると、ちょっとなぁ...ってね!

でも、たまたまレンタル屋で手にとって借りてみると....なんや、不覚にもハマってもうたんよなぁ!(苦笑)

というわけで、「“ともだち”は誰やねん!?」って、つぶやきながら、鼻水たらしつつ(ちょっとカゼ気味でして....)、レイトショーに直行!お鼻ふきふき、「ホンマかいな!」って...。

そんな感想は....明日にするとして、まずは最終章までの道のりを...ね!?(笑)

20世紀少年   ★★★☆☆

監督:堤 幸彦

出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、佐々木蔵之介、宇梶剛士

小学生の頃に書いた「よげんの書」、何者かがそれを実行し、世界征服を企んでいた。中年になったかつての仲間たちは、地球を救うため、立ち上がるのだが...?!

あまり期待せずに観てたんやけど、気づいたら“前のめり”!(笑)

正体不明の敵、正義のヒーロー、そんな子供心にあったものをくすぐる辺りが、この話の上手いところやね。コメディよりな堤くんの作風に、いつもながら少し“やりすぎ”感を感じつつも、全体的に悪くなかったかな。

しかしながら、同じように70年代に幼少期を過ごした者としては、ちょっとノスタルジックな気分にさせられるよなぁ。基地作って遊んだりしたもんなぁ...なんて♪

それにしても.....大挙して出演してる吉本芸人は、なんやろね(苦笑)ここらへんに日本映画の限界を感じてまうよなぁ...?!

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20世紀少年<第2章>最後の希望   ★★★☆☆

監督:堤 幸彦

出演:豊川悦司、常盤貴子、平 愛梨、香川照之、宇梶剛士、小日向文世、黒木 瞳

“ともだち”が人類の救世主として権力を握る2015年、「よげんの書」の続きを書いた「新よげんの書」に従い、人類は滅亡へと向かっていた...ってな、3部作の第2弾!?

正体不明の“ともだち”の謎を追いながら、必死に抵抗しようとするケンジの姪のカンナとその仲間たち、果たして...って言いつつ、第2弾は最終章の序章に過ぎずってことで、例の如く、すっきりせずに to be continued ...ってね?!(苦笑)

断片的に話がつながっていき、徐々に真相に迫る...ってことなんやろうけど、どないやねんて。まぁ、そう思ってる時点ではまってるってか??(笑)

今回も堤くんの“やりすぎ感”に戸惑いながら、元ネタがいいのか、楽しめてまうから不思議やね。

この第2章の主役の平くんは、活発なところはいいんやけど、やっぱりセリフがまだ言えてないんよなぁ。かわいいけどね(笑)

う~ん、それにしても....結末はどないやねんって!?禁断症状でそうやなぁ....ん??

2009年8月29日 (土)

『湖のほとりで』

公開中の作品から、イタリア映画をひとつご紹介。

湖のほとりで / La Ragazza Del Lago   ★★★☆☆

監督:アンドレア・モライヨーリ

出演:トニ・セルヴィッロ、ヴァレリア・ゴリノ、オメロ・アントヌッティ、ファブリツィオ・ジフーニ、ネッロ・マーシャ、アンナ・ボナイウート、マルコ・バリアーニ、アレッシア・ビオヴァン

イタリアの田舎町で起こった殺人事件、若い女性を殺した犯人を捕まえようと、刑事は村人に事情聴取するのだが...ってな、イタリアのサスペンス&人間ドラマ!?

湖のほとりで、苦しむ様子もなく死んでいた少女、顔見知りの犯行と考えた刑事は、彼女の身近にいた人々に疑いの目を向ける。果たして犯人は?そして、その動機は...?

ごっつい静かで、淡々とした作品ながら、雰囲気はあったかな。真相を追求する過程で、村人の心の傷や苦しみも暴かれるってね?!

映像だけ観てると、いい感じのドラマに仕上がってるようなんやけど....いやぁ....字幕がひどい!(苦笑)やっつけ仕事のようで、意味不明やし、話が伝わってこんかった。

いくら本国イタリアで賞賛されたって言っても、こんな字幕で分かれっていうほうが無理やわなぁ...。

イタリア語は分からんから、どこまで正確なんかは不明やけど、察するに、訳してる人も完全には理解せずに言葉を並べてる感じやった。

きっともう少しましな字幕をつけてれば、もっと感動できたんと違うかなぁ。そう思うと、なんや歯がゆい気分やねぇ...(苦笑)

2009年8月28日 (金)

『リカウント』

今週末は、いよいよ待ちに待った(?)衆議院選挙やねぇ!?というわけで、1票の重みを考えさせられるような、そんな作品を最近観たので、ちょっとおススメ!

リカウント / Recount   ★★★★

監督:ジェイ・ローチ

出演:ケヴィン・スペイシー、ボブ・バラバン、ジョン・ハート、エド・ベグリーJr、ローラ・ダーン、トム・ウィルキンソン、ブルース・マッギル、デニス・リアリー

あの2000年のアメリカ大統領選挙、ブッシュVs.ゴアの戦いの裏側を描いた政治ドラマ。

フロリダ州の集計結果が正しいのか、それとも再集計するのか、大統領を決める熱い攻防を描くってね!?

いやぁ、実にスリリングな展開やったね!もちろん結果は分かってるわけで、その意味での楽しみはないんやけど、でも、世界が注目したニュースの裏側で、共和党と民主党がどういった駆け引きをしてたかが事実に則して描かれていて、とっても興味深かった。

法廷闘争にデモによる威嚇など、意地と意地のぶつかり合いで、あの手この手と激しくやり合うんやなぁ。

選挙制度の問題により、結果として“あの”大統領が選ばれ、そして今日の世界の混沌がもたらされたんかと思うと、なんややり切れないし、悲劇やなぁ....ってね(苦笑)

ケヴィンくんの熱い演技に、脇を固めるベテラン陣の渋さ、役者の質もよくて、TV映画にしてしまうのがもったいないような作品やった。

それにしても....あの時、再集計していれば....はぁぁぁぁ.....?!(苦笑)

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ということで、たかが1票、されど1票。国民が明確に意思表示できる唯一の機会が選挙なわけで、どういう考えで行動するにしても、まずはその票をムダにすることなく行使して、真剣にこの国の将来を考えたいもんやね!

みなさん、忘れずに選挙に行きましょう!?(笑)

2009年8月27日 (木)

『コンフェッティ 仰天!結婚コンテスト』

今回ススメる恋愛映画は、タイトルからしてちょっと変り種♪かなりコメディ色が強いものの、こんなのもアリかなぁ...なんて!まぁ、この蛇足的な邦題のおかげで、モロB級映画ってダメ押しされてるようなもんなんやけど...モノは試しってことでね?!(笑)

コンフェッティ 仰天!結婚コンテスト / Confetti   ★★★★

監督:デビー・イシト

出演:マーティン・フリーマン、ジェシカ・スティーヴンス、ステファン・マンガン、フェリシティ・モンタギュー、アリソン・ステッドマン

ウェディング・マガジンが主催する“ユニーク結婚式”コンテスト。その出場者に選ばれた3組は、ミュージカル婚にテニス婚、そしてヌーディスト婚...!?優勝賞金の家を目指し、晴れ舞台に臨む彼らの様子をドキュメンタリー風に描いたラブ・コメディ。

相手の親や親族との関係に悩んだり、テニス・コーチに嫉妬したり、人前で裸になることに悩んだり、式の日までの3ヶ月をドタバタとね!(笑)

問題が山積みのカップルと、そんな彼らに振り回されるゲイのウェディング・プランナー、なんや登場人物が味わい深くてね。

自分たちが主人公となる式を最高のものにしたい、そんな気持ちと裏腹に、時間に追われてナーバスになって行く....って、まぁ、経験したことないんで、ようわからんけど、どこかリアリティがあったりするような!(苦笑)

最後にそれぞれが迎えるフィナーレが微笑ましくて、なんか素敵なんよなぁ!?愛する気持ちを確かめる場、そんな感じなんかな?!

結婚もエエかもね....なんて気持ちにさせてくれる、ほのぼのした作品。まぁ...ちょっと大変そうやけど(笑)

結婚するなら...まずは....相手が必要か??(苦笑)

2009年8月26日 (水)

『ブロークン・トレイル 遥かなる旅路』

昨日もおススメした西部劇、確かにクリント・イーストウッドの『許されざる者』以降は、大して話題になるような作品ってなかったかもね。無骨な男くさいドラマってのも、今の時代には流行らんのかなぁ...などと思いつつ、でも、いろいろ探してみると、結構いいものがあったりして。ってことで、今日はもうひとつ西部劇をおススメ♪

ブロークン・トレイル 遥かなる旅路 / Broken Trail   ★★★★

監督:ウォルター・ヒル

出演:ロバート・デュヴァル、トーマス・ヘイデン・チャーチ、グレタ・スカッキ、スコット・クーパー、ラスティ・シュウィマー、クリス・マルケイ

19世紀後半のアメリカで、馬を売却するために西部の荒野を数百頭の馬を連れて旅する男達、途中で人身売買された中国人の少女たちを助け、ワイオミングまで旅をする....ってな、ちょっと風変わりな西部劇?!

不器用で心優しいカウボーイと見知らぬ土地で悲しみに耐える中国人女性たち、そんな組み合わせが生み出す人間模様は、ジンワリと伝わるんやなぁ。

なんと言ってもデュヴァルの老カウボーイぶりが、抜群の味わいやったね。無口なトーマスくんの渋みと相まって、絶妙なハーモニーってね♪

正義のために、そして自らの誇りを失うことなく生きる、そんな男たちの骨太なドラマに夢中にさせられてもうたよ。

それにしても、雄大な大自然のなかを馬を追って旅する、あぁ...カッコよすぎです!?(笑)3時間弱の長さもまったく気にならない、素敵なドラマやったなぁ。

2009年8月25日 (火)

『3時10分、決断のとき』

またまた今日も公開中の作品をご紹介!今回は古い西部劇をリメイクした作品♪今更ながら西部劇?...なんてナメてかかると、ガツンとやられてまうような、渋~い映画で、おススメ!?

3時10分、決断のとき / 3:10 To Yuma   ★★★★

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベイル、ローガン・ラーマン、ベン・フォスター、ピーター・フォンダ、ヴィネッサ・ショウ、グレッチェン・モル、ダラス・ロバーツ、ルーク・ウィルソン

捕まった悪名高き強盗団のボスを、刑務所行きの列車に乗せるべく、駅まで護送することに。たまたま逮捕の現場に居合わせた男は、報酬で借金を返済して、家族と家を守るため、その困難な任務に立候補するのだが...ってな西部劇!?

目的地までの旅を続けるうちに、冷酷な悪党と家族想いの父親、対照的なふたりの間に、不思議な感情が芽生えるんやねぇ。

いやぁ、すばらしい!とっても骨太なドラマに仕上がってた!?何と言っても、主役のふたりの描かれ方がええんよね。

強盗役のラッセルくんも、どこか憎めない、魅力的なキャラになってるし、父親役のクリスチャンくんが渋いんよなぁ!?ちょっと負け犬の悲哀を感じさせつつも、父としての威厳や、責任、息子たちへの愛情を強く表現するんやね。

ただ単に善と悪の対峙だけやなくて、ふたりの男のぶつかり合う感情、人生が描かれてるところに、観てて夢中にさせられるんやろなぁ。

まぁ、願わくば、ラッセルくんよりも、もう少し“重み”のある演技のできる役者を使えれば....とは思ったりもするんやけど(苦笑)

3時10分、その時の男たちの決断を見逃すなってね!?

2009年8月24日 (月)

『96時間』

先週のトランスポーターに引き続き、今週もリュック・ベッソン製作&脚本の作品が公開されたね。なんや、リュック・ベッソン祭りが密かに進行中のようで...!(笑)

さて、こちらの作品のデキはいか程に...?!

96時間 / Taken   ★★★☆☆

監督:ピエール・モレル

出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、ホリー・ヴァランス、ファムケ・ヤンセン

最愛の娘が、旅行先のパリで、人身売買をするアルバニア系のギャングに拉致された元CIAの工作員は、娘を救うべく、犯人の行方を追うのだが...ってなサスペンス・アクション!?

リーアム・ニーソンが....アクション??そんな不安も吹き飛ばす、大活躍ぶりやった!まぁ、ちょっとフラフラの辛そうな走り方を見てると、心配になるんやけどね!?(笑)

ストーリーとしては、ひたすら主人公が娘のために犯人を追い詰めるって話で、いたって単純。ただ、そのやり方がハンパやないって!

お決りのカーチェイスはもちろんのこと、容赦なく銃は撃つは、徹底的に悪はぶちのめすはで...無敵やねぇ!?(笑)

ほぼノンストップに突っ走る“勢い”は、観てて飽きることはないかな。まぁ、PG指定がつくくらい、ちょっとハゲしい描写もあるんやけどね。

細かいところにツッコミ入れだすと、色々と出てくるんやけど、それでも、娘への愛情で暴走するオヤジの格好よさってことで、まぁ、許せる範囲かなぁ...なんて!(笑)

それにしても....邦題の「96時間」って....そこまで時間にこだわるかぁ??ちょっと“しっくり”せんね?!(苦笑)

2009年8月23日 (日)

『南極料理人』

今週末から公開されてる話題作(?)をひとつ!

南極料理人   ★★★☆☆

監督:沖田修一

出演:堺 雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、西田尚美、古館寛治、小浜正寛、黒田大輔、小野花梨、宇梶剛士、嶋田久作

動物も住まない極寒の南極で、1年半に渡り観測任務に就く8人の隊員たちの暮らしを、料理担当の目線で描いたお話。

完全に孤立した基地で、過酷な任務やストレスで辛い日々を送る仲間のために、限られた食材を駆使し、腕を振るって料理を作るってね!う~ん、美味そう♪(笑)

南極での暮らしを、コメディタッチに描く...といっても、そんな爆笑するような内容やないんやけど、それでも“ほんわか”した雰囲気の作品やったね。

特に大事件が起こるわけでもなく、まぁ、ちょっと一本調子な感は否めないんやけど、話のネタは実際に南極に行った人のエッセイが基になってるらしく、その意味では、素朴ながらリアリティがあったかな!

残念ながら、全員のキャラが生きるというところまではいかないんやけど、きたろうくんや生瀬くんあたりは、いい味出してたね。それと、意外ながら、医療担当役の豊原くんが、少し斜に構えた感じで、脇役ながらいいアクセントになってた!?

絶賛するほどの傑作には思えんかったけど、それでも“まったり”と楽しめるかもね。少なくとも涼しげで、夏に観るには....エエかも?!(笑)

2009年8月22日 (土)

『罪とか罰とか』

かつては“有頂天”っていう名のバンドのボーカルとして、一世を風靡したケラことケラリーノ・サンドロヴィッチ、あの人は今...なんて思ってたら、劇団で成功して、映画界にも殴りこみ...!(笑)ってなわけで、そんな彼の作ったコメディをご紹介。

罪とか罰とか   ★★★☆☆

監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:成海璃子、永山絢斗、段田安則、犬山イヌコ、奥菜 恵、大倉孝二、市川由衣、佐藤江梨子、六角精児、入江雅人、田中要次、麻生久美子、安藤サクラ

売れないアイドルが、コンビニでの万引きを許してもらうために、警察署で一日署長をやることに...ってな、コメディ作品。

挨拶をして終わりのはずが、なぜか一日本物の署長として勤務することになり、そこに殺人鬼の元カレや、強盗事件が絡み...ってね!?

爆笑コメディってのとは違い、なんやズレた、シュールな笑いやった。

意味深な出だしから、巧みに登場人物を絡み合わせるあたりは、なかなか味わい深かったんやけど、全体的にはちょっと狙いすぎて、“あざとい”のと、展開がゆるかったかなぁ。

まぁ、それなりに監督の個性が出てる作品と言えるんやろうけど、好きか嫌いかで評価が分かれるんやろね。

ここまで正統派女優の道を歩んでいた成海くんのコメディ演技に注目してたんやけど、どつかれ方も潔く、悪くなかったかな。まぁ、コメディ...という演技にはなってなかったようやけど?!

あと、なんか“イラつく”おっさんが出てるなぁと思いつつ、エンドロールに“行定 勲”って名前を見つけて、妙に納得してもうたよ!(苦笑)

2009年8月21日 (金)

『キャラメル』 『アヴリルの恋』

今日は女性が主人公の、ちょっと個性的な作品をふたつほど!

キャラメル / Sukkar Banat   ★★★☆☆

監督:ナディーン・ラバキー

出演:ナディーン・ラバキー、ヤスミン・アル・マスリー、ジョアンナ・ムカルゼル、ジゼル・アウワード、シハーム・ハッダード

ベイルートにある1軒の美容院、ここで働く女性やその客を主人公に描く、女たちの生き様ってね!

不倫の恋に悩む女性、結婚を前に問題を抱える女性、姉の介護に疲れ果てた女性など、それぞれの悩みを綴る話は、ちょっとまとまりがなく、散漫な感じがするものの、何や気になるものを持ってる。

それぞれが幸せを手に入れようともがくんやけど、思い通りにいかない。どれも女心の“いじらしさ”がにじみ出てて、微笑ましくもあり、哀しくもありで、なかなか繊細な味わいやったね。

レバノン映画は始めてやけど、思った以上にいいデキの作品やった。

しかし...こんな“甘~い”脱毛法があるんやぁ...?!(笑)

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アヴリルの恋 / Avril   ★★★☆☆

監督:ジェラール・ユスターシュ・マチュー

出演:ソフィー・カントン、ミュウ・ミュウ、ニコラ・デュヴォシェル、クレマン・シボニー、リショー・ヴァル、モニク・メリナン

生まれたときから修道院で暮らしてきた少女は、修道女になるべく、その儀式に望む。そんな時に、シスターから兄の存在を聞かされ、密かに会いに行くことに...ってな、フレンチ・ドラマ。

初めての外の世界、優しい青年との出会い、兄との再会、新鮮な経験を経て、彼女はある決意をするのだが...?!

見知らぬ世界に戸惑い、素直には受け入れられない姿が、なんとも微笑ましかったね。そんな主人公を時に大胆に演じるソフィーくんの頑張りは、なかなかやったかなぁ。

まぁ、特に感動するような話ではないんやけど、重すぎず、軽すぎず、ちょっと意外性もあったりで、ほどよく楽しめるドラマやったね!?

2009年8月20日 (木)

『きみに読む物語』

今週のおススメ恋愛映画は、原作もベストセラーとなった、甘く切ない愛のお話♪

きみに読む物語 / The Notebook  ★★★★

監督:ニック・カサヴェテス

出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ジョーン・アレン、サム・シェパード

療養所で暮らす、認知症を患うひとりの女性に、話を聞かせる初老の男。その話の内容は、ある夏に芽生えた恋の物語。心から愛し合った男女の話が、奇跡を呼ぶ...ってなラブ・ストーリー!?

時折美しく印象的な風景を織り交ぜながら、身分の違いや、数々の困難に直面しながらも、強い絆で結ばれた、ひとつの愛の姿を描くんやね。

人生を振り返って何も誇れるものや残るものはなくても、ただひとつ、愛する人を誰よりも強く愛したことを胸に...そんなメッセージが強烈に残ったなぁ。

相手を信じ、そして見守る、自分の人生の最後に、こんな気持ちでいられたら、きっと幸せなんやろなぁって考えてもうた。

若いふたりの燃え上がる恋と、年老いたふたりの静かな愛情、そんな対照的な演技が見れるのも良かったね。

それにしても....レイチェル・マグアダムス....かわいかったなぁ(笑)

 

2009年8月19日 (水)

『HACHI 約束の犬』

公開中の作品からひとつ!

HACHI 約束の犬 / Hachiko: A Dog's Story   ★★★☆☆

監督:ラッセ・ハルストレム

出演:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー・ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、アリック・アヴァリ、ダヴェニア・マクファデン

飼い主からはぐれ、異国の地で迷子になった秋田犬の子犬を拾ったのは、ひとりの大学教授だった。元の飼い主がクビにつけた札の文字から“ハチ”と名付けられた犬は、家族の一員となり幸せな日々を送るのだが...ってな、有名な忠犬ハチ公の話をアメリカの田舎町を舞台に描いた作品。

帰ってこない主人を待ち続ける犬、そんな話をアメリカ人がなぁ...なんて心配したんやけど、悪くなかったね!

オリジナルの話に敬意を表しながら、過度な演出を控えて作られた作品には、しっかり感動できる雰囲気ができてた。

まぁ、動物と子供を使った感動話は、それだけでちょっと反則ぎみやけど、それでも犬にこんだけエエ演技されたら、そりゃ涙も出るって!?(笑)

クビを傾げるあたりが...たまらんなぁ。この演技力は、演技のできない誰かさんにつめの垢でも煎じて飲ませたりたいもんやわ(苦笑)

まぁ、この独特の雰囲気は、心優しい作品を作り続ける、ラッセ監督のなせる技なんやろうけどね。さすがやなぁって思う。

観終わって、リチャードくんの、犬を呼ぶ“Hachi”って声が、どうにも耳に残ってもうたよ。日本名であっても、決して漢字や平仮名やなくて、アルファベットな響きなんよね(笑)

2009年8月18日 (火)

『Disco ディスコ』 『ラフマニノフ ある愛の調べ』

今日は、時代も舞台も違うものの、音楽にまつわる話をふたつほど...♪

Disco ディスコ / Disco   ★★★☆☆

監督:ファビアン・オンテニアンテ

出演:フランク・デュボスク、エマニュエル・ベアール、ジェラール・ドパルデュー、サミュエル・ル・ビアン、ジェロム・レ・バンナ、アベス・ザーマニ

外国で暮らす息子と旅行するため、優勝賞金のオーストラリア旅行を目指し、ディスコ大会に出場することになったオヤジたちの奮闘を描くフレンチ・コメディ。

かつてはディスコでブイブイいわせてた男たちも40歳、それぞれに家庭や仕事の悩みを抱えているが、かつての栄光を思い出すべく、ノリノリで踊るのだが...ってね!?

ちょっと40歳には見えないオヤジたちの微妙な踊りは、なんや、ある意味インパクトあったなぁ(笑)

子供のように踊りに夢中の主人公は...ちょっと見てて“イタイ”かな。かなりグタグタな話ながら、それでもいい年したオヤジたちの無邪気さが案外悪くなかったりして?!(苦笑)

あとは、ベアールが相変わらず妖艶なところが、なんとも印象的やったね!

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ラフマニノフ ある愛の調べ / Lilacs   ★★★☆☆

監督:パーヴェル・ルンギン

出演:エフゲニー・ツィガノフ、ビクトリア・トルガノヴァ、ヴィクトリヤ・イサコヴァ、ミリアム・セホン、アレクセイ・ペトレンコ

ロシア革命に反対し、アメリカに亡命した作曲家兼ピアニストのラフマニノフの半生を描くロシア映画。

コンサートは成功するも、曲が書けなくなり、苦悩する男と、彼を支える妻、そんな夫婦の愛を描くってか?!

名前は知ってるんやけど、あまり曲を聴いたことがないせいか、イマイチついて行けんかったなぁ(苦笑)

ロシア映画やからしょうがないとはいえ、20世紀初頭のアメリカで、みんなロシア語を話してるってのにムリがある(苦笑)

それに、随所に回想を挟むものの、かえってそのおかげで展開がぎこちなくなり、話に入っていけんかった。

まぁ、商業主義に飲み込まれ、戸惑う繊細な芸術家の姿は伝わったんやけど...だから何...ってね?!

2009年8月17日 (月)

『トランスポーター3 アンリミテッド』

お待たせ(?)しました?!“ハゲのカリスマ”ジェイソンくんの活躍への期待で胸を膨らませ、ハゲ頭で風を切って、小走りに観に行った最新作の感想をご紹介♪(笑)

トランスポーター3 アンリミテッド / Transporter 3   ★★★☆☆

監督:オリヴィエ・メガトン

出演:ジェイソン・ステイサム、ナタリア・ルダコーワ、フランソワ・ベルレアン、ロバート・ネッパー、ジェローン・クラッベ、アレックス・コボルド、ヤン・サンベール

凄腕のプロの“運び屋”が活躍するシリーズ第3弾!今回の依頼は...??

手首に、車から離れると爆発する特殊なブレスレットを装着され、無理やり仕事を引き受けさせられた主人公は、フランスから東欧に向けて、愛車のアウディをかっ飛ばす...ってね!?

ド派手なカーチェイスに“ハゲ”しいアクション、それを今回も“ハゲのカリスマ”ジェイソンくんが、クールに決める...う~ん、ナイス“ハゲ”!?(笑)

見事なまでに鍛え上げた肉体と眩い頭を武器(?)に、やってくれるよなぁ。

てな感じで、まずはハゲを存分に持ち上げといて、肝心の内容はというと...、まぁ、環境問題を取り上げ、そこにお得意のカーアクションを絡め、ベッソンくんも工夫してるんやろうけど....こんな程度かなぁ(苦笑)

アウディでベンツをやっつけて、スポンサーも大喜び...なんて小ネタを作ってないで、もう少し盛り上げてくれればねぇ!?

ていうか、このシリーズに中途半端な、“安”っぽいロマンスはいらんと思うんやけどなぁ!しかも、相手役のヒロインに魅力がないだけに、余計に盛り上がらんかったりして(苦笑)

まぁ、そうは言っても、しょせんはリュック・ベッソンの作るアクション映画、こんなもんかな!?素敵な“ハゲ”を堪能できただけで、個人的には満足かも(笑)

てなことで、主役のジェイソンくんが気になったあなた、5月14日に紹介した、彼が主演した他の作品なんかも、是非お試しあれ♪渋い“ハゲ”が待っている....ってか?!

2009年8月16日 (日)

『トランスポーター』 前夜祭!?

いよいよ公開の“ハゲのカリスマ”ジェイソンくんの最新作!そんな気になる作品の感想は明日17日に紹介するとして、まずは、ハゲ頭に脂汗をにじませながらも、これまでの2作品の感想をご紹介♪(笑)

トランスポーター / The Transporter   ★★☆☆☆   (2002年)

監督:ルイ・レテリエ、コリー・ユン

出演:ジェイソン・ステイサム、スー・チー、マット・シュルツ、フランソワ・ベルレアン、リック・ヤング、ダグ・ランド

どんな依頼品も、必ず目的地に届ける、そんな腕利きの運び屋が依頼された“品物”のバッグの中には、ひとりの女性が....ってな、リュック・ベッソン脚本のアクションもの。

キャラの立った主役が、様々な困難を乗り越え、大活躍....って、出だしはなかなかおもろかったんやけど....途中からどうもねぇ(苦笑)

主役のジェイソンくんは、低音バリバリの渋い声で、なかなか気合いが入っとったね。このハゲ、格好よすぎやろ!(ハゲ談)

女優さんがでしゃばってくるあたりから、ごっついB級やったね。もう、演技が下手すぎ!そのパパ役も中途半端なズラ(?)で、げんなり。隠れハゲはあきません!?潔さがないってか!(笑)

後半の話の展開が、あまりにも都合よく、おいおいってね。まぁ、すっかりカリスマが消えてもうたベッソンくんの脚本なら、この程度かなぁ...なんて!?

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トランスポーター2 / The Transporter 2   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ルイ・レテリエ

出演:ジェイソン・ステイサム、アンバー・ヴァレッタ、マシュー・モディーン、アレッサンドロ・ガスマン、ケイト・ノタ、ジェイソン・フレミング

プロの“運び屋”が今回請け負った仕事は...子供の送り迎えだった!?しかし、その子供はある陰謀により誘拐され...ってな、アクション映画の続編。

それにしても...相変わらずカッコいい“ハゲ”(笑)独特の低い声で、体を張って任務を遂行する、今回も渋すぎやんか!?

この作品はジェイソン君の存在感がすべて。確かにカーチェイスも売りなんやろうけど、強面のハゲがかっ飛ばすことに意義ある...なんて思うのはハゲの贔屓目やろか...?(苦笑)

今回もアクション満載で、娯楽としてはなかなか楽しめる。ただ、ちょっとやり過ぎなところが、現実味をなくし、安っぽい映像にクビをかしげる結果になるんよなぁ。

話の展開もちょっと強引さが目立ち、ツッコミを入れたくなるもんね。

そうは言っても、ヒーローの負けないアクションという意味では王道のストーリやし、スピード感もあり、頭をカラにして楽しむという感じなら....悪くないんとちがうかなぁ?!

2009年8月15日 (土)

『Winds Of God ウィンズ・オブ・ゴッド』

今日は8月15日、そう、この国にとって戦争の終わった日。そんな特別な日に、戦争について考えさせられる邦画をひとつ、おススメ!

Winds Of God ウィンズ・オブ・ゴッド   ★★★★   (1995年)

監督:奈良橋陽子

出演:今井雅之、山口粧太、菊池孝典、小川範子、六平直政、新井つねひろ、大森嘉之、志村東吾、別所哲也

売れない若手漫才師コンビが、ある日交通事故にあい、そのショックで現代から戦時中の特攻隊基地にタイムスリップするという、海外でも話題となった舞台劇を映像化した作品。

適当に生きてきた若者が、お国のため、天皇のためという大義名分を背負い、命をかけて敵艦に突っ込もうという同世代の若者と出会い、時代の不条理さに苦しむってなお話!?

現代の尺度からすれば、あまりにも無謀で、無意味な戦争と、それになかば強制的に巻き込まれる若者たちの揺れる心を描くドラマに、胸がしめつけられてまうよなぁ。

儚く大空に散っていく彼らの姿に、命の重さ、生きることの意味を考えさせられるんやね。何のために戦い、何のために死んでいったのか、何のために...。

家族や恋人、仲間を残し、無念さを奥歯に噛みしめて、飛び立った彼らの人生をムダにしないために、人間同士が殺しあう戦争の愚かさを、忘れずにいかなアカンのと違うかな。

そんなメッセージが伝わる、エエ作品やと思う!?

2009年8月14日 (金)

『青い鳥』

レンタルが開始されたばかりの邦画で、ちょっといいのがあったので、ご紹介!

青い鳥   ★★★★

監督:中西健二

出演:阿部 寛、本郷奏多、伊藤 歩、井上 肇、重松 収、大谷尚輝、三浦 萌、宮崎悠里

いじめ問題があった中学校、事件のあったクラスに臨時教師としてやってきた男は、不器用ながらも生徒達と正面から向き合い、何かを伝えようとするのだが...ってな、教育問題を考えるドラマ。

事件を忘れ、平静さを取り戻しつつある学校で、自殺未遂となり転校した生徒の机を戻し、毎日声をかける教師、それに戸惑う生徒たち、果たして彼の行動の真意とは...?!

ブラボーでんなぁ!(笑)

吃音(どもり)でうまくしゃべれない先生は、決して熱血ではないんやけど、優しさと厳しさを併せ持つ、魅力的なキャラやったね。それを、今回は笑いなしで控え目に演じる阿部ちゃんの存在感はなかなか。

クラスメイト役の少年を演じる本郷くんが、これまたいい演技してたなぁ。拭い去れない気持ち、苦しみ、悩み、それを繊細に表現するんやね。

上辺だけの“反省”に意味はなく、忘れたらアカン過去もある。他人の痛みを知ることの大切さと、それを伝える難しさを感じさせられてもうたね。

「強くならなくていい。弱いから一生懸命頑張るんだ」、たどたどしい口調のそんな言葉が、じんわりと心に響くんやなぁ。

とっても地味な展開のなかに、問題の本質を突く力強いメッセージがこめられた作品は、お見事なデキばえやったね!?(拍手)

2009年8月13日 (木)

『スキと言って!』

真夏の恋は、やっぱり....ラテン系?!ってことで、今週のおススメ恋愛映画は情熱の国スペインからお届け~ってな♪(笑)

スキと言って! / Di Que Si   ★★★★

監督:ジャン・カルボ

出演:パズ・ヴェガ、シャンティ・ミラン、サンティアゴ・セグーラ、チュス・ランブレアヴェ、ペペ・ビジュエラ

映画館に勤めるモテナイ男、女優を目指すグラマラスな美女、そんな二人が手違いからデート番組で出会うことに!?1週間をバカンス先で一緒に過ごし、結婚を決意すれば大金が入ることに...ってなスペインのラブ・コメディ。

いやぁ...こういう“ふざけた”ラブ・コメって...とことん突き抜けた潔さがエエよね!(笑)

どこをとっても全く正反対の男と女、ドタバタと事件に巻き込まれるうちに、相手の良さに気づき...波乱ばかりのハッピー・エンド!?

いい年した冴えない男が美女と恋に落ちるってとこだけで、なんや願望を重ねて強く共感してまうよなぁ...なんて(苦笑)

笑いがあって、また笑い、そんでもってロマンスが...。こんなコテコテな恋愛コメディに、どっぷりハマってみるのも、たまには悪くないってか。

それにしても、ラテン系のダイナマイトな容姿にキュートな笑顔、たまらんです....パズ・ヴェガ最高!?(笑)

ということで....今回は少々(?)“男目線”やけど....お試しあれ?!

2009年8月12日 (水)

『スノー・エンジェル』

ちょっぴり小粒ながら、ずしりと重い、そんなドラマをひとつ!

スノー・エンジェル / Snow Angels   ★★★★

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン

出演:ケイト・ベッキンセール、サム・ロックウェル、マイケル・アンガラノ、ジャネッタ・アーネット、グリフィン・ダン、ニッキー・カット、デボラ・アレン、トム・ヌーナン、オリヴィア・サールビー

離婚寸前の両親をもつ高校生、夫と別れて娘を育てることを決意した母親、そんなふたりの“家族”を描く人間ドラマ。

とある街に住む住むふたつの家庭、ある事件をきっかけに運命の歯車が回り始める...ってね!?

いやぁ、重い!(苦笑)夫の浮気、それに耐えられなくなった妻がいて、一方は復縁を迫る夫に、不倫相手に心寄せる妻がいる、崩壊した家庭の行き着く先は...あまりにも切なすぎる結末やった。

ケイト・ベッキンセールの美しさが雪に映えてたのと、サム・ロックウェルの熱演振りが印象的な作品やったね。

止めることのできない不幸の連鎖、救いがたい悲しみの話は、真っ白な雪にそっと包まれる...なんてね?!

2009年8月11日 (火)

『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』 『俺たちに明日はないッス』

今日は、日本の映画界の将来を憂いつつ、まったく“イケテない”邦画の感想をふたつほど!?(苦笑)

旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ   ★★☆☆☆

監督:マキノ雅彦

出演:西田敏之、中村靖日、前田 愛、岸部一徳、長門裕之、笹野高史、柄本 明、塩見三省、平泉 成

日本の最北にある旭山動物園、赤字続きの経営などがあり、閉園の危機に直面するが...ってな、今や日本で一番有名な動物園の再生秘話!?

冬場は雪に覆われ、夏の客足も延びず、それでも何とかしようと、園長と飼育員は奮闘するのだが...ってね!

ペンギンが空を飛ぶってのは、確かに夢のある話やね(笑)どん底までいった中で、ここまでの成功を手にしたのは、まさに情熱と工夫のたまもの!そんな感動を期待したんやけど...この演出は頂けんよなぁ(苦笑)

まぁ、動物が相手やから難しいのは分かるんやけど、無理に当て込もうとするもんやから、動物の良さも、役者の良さも消えてもうて...ごっつい中途半端になってもうた感じやね。

これみよがしのエピソードも、ちょと痛かったなぁ...(苦笑)とびっきりのネタを使いながら、まったく素材のうまさを出せない、そんなマズイすし屋でメシを食うような、そんな気分??

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俺たちに明日はないッス   ★★☆☆☆

監督:タナダユキ

出演:柄本時生、遠藤雄弥、草野イニ、安藤サクラ、水崎綾女、三輪子、ダンカン、田口トモロヲ

冴えない高校生活を送る3人の男の恋の話??欲望が突っ走る思春期の男心を描くってか?!(苦笑)

教師との恋をネタに揺する男、性への興味に目覚めた女に戸惑う男、なぜか巨乳のクラスメイトに惚れられたデブな男、三者三様の恋の行方は...ってね。

まぁ、高校生の男の子の悶々とした気持ちは分からんでもないんやけど、話としておもろなかったなぁ。

なんと言うとか...柄本くんが好きやないんよね!もともと役者としてもあまり好きやないうえに、今回のこすい役柄もイラつきまくりやった。お父さんの七光りで演技してるようでは、先が思いやられてまうよね。

あと、これが高校生の青春というには、話の内容的に安易に性欲だけに偏りすぎ。一見ほろ苦い感じの終わり方も、なんや無責任に思えるしね。

この監督さんは、最近注目されてる女性監督ではあるんやけど、個人的に受けつけない作品やった...(苦笑)

2009年8月10日 (月)

『そんな彼なら捨てちゃえば?』

今日は、先週末から公開のラブ・コメディの感想をひとつ!

そんな彼なら捨てちゃえば? / He's Just Not That Into You   ★★★☆☆

監督:ケン・クワピス

出演:ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケヴィン・コナリー、ブラッドレイ・クーパー、スカーレット・ヨハンソン、ジニファー・グッドウィン、クリス・クリストファーソン、ジャスティン・ロング

幸せへの道を模索する男女9人の恋愛ストーリー。男心が読めずに失敗ばかりの女、結婚したがらない男と7年も同棲する女、倦怠期の夫婦...幸せになれない彼女たちの恋愛の行方は...ってね?!

いやぁ~、エラい豪華な顔ぶれやったね!さぞかしこ洒落たラブ・ストーリーが展開するのかと思いきや....もうグタグタ?!(苦笑)『旅するジーンズ』の監督さんやっただけに、期待したんやけどね。

運命の相手を望む気持ちや、恋のかけひき、夫婦の見えない気持ちの隙間、まぁ、それなりに興味深いテーマを話に取り込んでるんやけど、どのキャラにも感情移入できないところがなぁ...。

特に胸に響くようなセリフもなく、観てても、まぁ好きにすれば...なんて思ってまうと、この手の作品はまったく楽しめんよね。

スカーレット・ヨハンソンが、いつものようにムダに色気を振りまいてたり、ジェニファー・コネリーの眉間に今回も見事なシワが寄ってたり、“見所”はあるんやけどねぇ(笑)それ以上の楽しみは、見つからんかったね?!

2009年8月 9日 (日)

『G.I.ジョー』

子供の頃にG.I.ジョーの人形があったのは知ってたけど、別にミリタリー物に夢中になったこともなく、人形と言えばウルトラマン人形やったオイラとしては、この映画に何の思い入れも感慨もなかったんやけど、アクションが派手やと聞いて、とりあえず試しに観てみたよ。でもって、その感想は...

G.I.ジョー / G.I.Joe: The Rise Of Cobra   ★★★☆☆

監督:スティーヴン・ソマーズ

出演:チャニング・テイタム、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、シエナ・ミラー、レイ・パーク、イ・ビョンホン、クリストファー・エクルストン、デニス・クエイド

新しく開発された化学兵器をめぐる悪の組織とアメリカの精鋭部隊の戦いを描くアクション映画!

初めからドッカン、ドッカンと派手に爆発するは、走り回るわで...ご苦労さんです(苦笑)まぁ、この手の作品にストーリーを求めてもしゃぁないんやろうけど、なんかなぁ...?!

世界征服を目論む悪がいて、それに正義の味方が敢然と立ち向かい、地球を救う........ホンマにベタやねぇ(笑)

こじつけのように因縁を設けて、盛り上げようという気持ちもわからんでもないんやけど、イマイチかなぁ。女同士のキャット・ファイトに忍者同士の手裏剣(?)ファイト、痴話げんかまでくりひろげられ..........なんやろなぁ??

話がダメなら映像くらいは........と思って期待するんやけど、これがまたインパクトないんよねぇ(苦笑)作り物すぎて、リアル感がなく、CGのレベルとしては、かなり安っぽく感じてもうた。

まぁ、大スクリーンでの迫力(だけ)で勝負ってことなら、それなりには楽しめるんかなぁ?!ただ、続編の制作が前提らしいんやけど、次に期待.........ってな気分とはならんかったね(苦笑)

2009年8月 8日 (土)

『ラースと、その彼女』

さりげないんやけど、なんかジ~ンと胸にくる、そんな作品に出会うことってあるやんね。そういう時は、嬉しくて、他の人にもススメてみたくなるんよなぁ!ってなわけで、そんな感じの、ちょっと素敵な作品がレンタル開始になったようなんで、おススメしまんにゃわ♪

ラースと、その彼女 / Lars And The Real Girl   ★★★★

監督:クレイグ・ギレスピー

出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー、ケリ・ガーナー、パトリシア・クラークソン

心優しいながらも人付き合いが苦手な青年が、ある日、等身大の女性の人形(リアルドール)を自分の彼女として紹介したことで巻き起こる、ちょっと笑えて、心温まるファンタジーな(?)ドラマ。

いやぁ、すっかりやられてもうたね!人形を生きた女性と思い込む滑稽さと、医者の助言により、そんな彼をありのまま受け入れようと努力する兄夫婦、そしてそんな彼らに協力する田舎町の住人たち。

心に傷を抱えた繊細な男とその周囲の人々の関係は、おかしくも愛おしいんやなぁ。

少し間の抜けた展開と、それでいて丁寧に描く主人公と人々の感情が、ゆっくりと伝わってくるところが見事やね。

奇抜な設定を“とことん”活かし、自分と違うものを弾き出すのではなく、異質であることを認め、優しく包み込む、そんな素敵な人々の様子を描いたお話に、自然と涙があふれてもうたよ!(笑)

ライアンくんの朴訥とした演技は、さりげなくも存在感があって、よかったなぁ。なんや心が温まる、いい作品やったね!?

2009年8月 7日 (金)

『once ダブリンの街角で』

今週は金曜に恋愛映画をおススメ♪

運命の出会い、そんなドラマチックなことは現実的やないんかもしれんけど、そんな出会いから始まる、ちょっと切ない恋の話をひとつ!

once ダブリンの街角で / Once   ★★★★   (2006年)

監督:ジョン・カーニー

出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ、ヒュー・ウォルシュ、ゲリー・ヘンドリック、ゲオフ・ミノゲ、ビル・ホドネット

父親の営む掃除機修理を手伝いながら、路上でギター片手に歌を歌う男は、ある日路上でひとりの女性と出会う。ピアノを弾くという彼女と意気投合し、プロ・デビューするためのデモ・テープを一緒にレコーディングすることに...ってな、ラブ・ストーリー?!

まずは音楽がいい♪出だしの主役のハンサードくんの“骨太”な歌声に、胸元鷲掴みにされてもうた(笑)

とってもシンプルな話のなかにも、昔の恋愛を引きずる男の惨めさ、チェコから母と娘と出てきた彼女の苦労、そして新たな出会いの輝きが出てて、それが歌声と交じり合って、素敵なハーモニーを奏でるんやね。

とりわけ楽器店での初めての“共演”や、レコーディングのシーンでの、“素敵な音楽が生まれる瞬間”は、なんともリアルで感動的やった。ともにミュージシャンだけに、映画のなかでもふたりの間に化学反応が起こったようやったね。

胸の内を曝け出す歌詞と心を揺さぶるメロディー、ふたりの感情が歌となって流れ出す。

派手さはないものの、不思議なほど無駄がなく、完成された、素晴らしい作品やった!?

2009年8月 6日 (木)

『ヒロシマナガサキ』

今日は広島に原爆が落とされた日。原爆によって戦争が終結したっていう人がいるんやけど、でも、広島と長崎に落とされた爆弾によって、何の罪もない人々が一瞬にして命を奪われ、また、傷つき、大切なひとを失ったってことは事実なわけで、これを正当化するような理由は、絶対にないんやと思うんよね。

同じ悲劇が繰り返されないよう、心から切に願いながら、今日はこの作品を紹介したいと思う。

ヒロシマナガサキ / White Light/Black Rain : The Destruction Of Hiroshima And Nagasaki   ★★★★

監督:スティーヴン・オカザキ

1945年8月6日と9日、広島と長崎に落とされたそれぞれの爆弾がもたらしたもの...被爆者が語る真実の話をつづるドキュメンタリー。

その時一体何が起こったのか、彼らの語る言葉は、ずっしりと胸に届くんやなぁ。得たいの知れないものに家族を奪われた悲しみ、生き残った苦しみ、終わることのない体に深く刻まれた傷と心の傷、爆弾のもらたした“意味”を考えてまうね。

原爆を知らないと言う原宿の若者と、知っているようで、実は何も分かっていない自分に、それほど違いはないのかもしれんなぁ。

絶対に繰り返してはいけない出来事がある、この国に生まれた人間として、そのことはけっして忘れたらあかんよね!原爆の犠牲になった人たち、戦争で亡くなった人たちのためにも...。

そう強く感じさせてくれる、いい作品やった。願わくば、こういった作品が、もっと日本人の手で作られると、エエんやけどなぁ...?!

2009年8月 5日 (水)

『マルセイユの決着(おとしまえ)』

アカン...またマフィアもんのフランス映画に夢中になってもうた!?(苦笑)しかし、この男臭さ...たまらんのです!ってことで、おススメ♪

マルセイユの決着(おとしまえ) / Le Deuxieme Souffle   ★★★★

監督:アラン・コルノー

出演:ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチ、ミシェル・ブラン、ジャック・デュトロン、エリック・カントナ、ニコラ・デュヴォシェル、ダニエル・デュヴァル、ジルベール・メルキ

1960年代のフランス、かつての大物ギャングは刑務所を脱獄し、相棒の女のもとへ。すっかり変わってしまったパリの裏社会に失望し、国外への脱出を計画するのだが...ってな、フレンチ・ハードボイルド。

60年代に作られた作品のリメイクやそうで!約150分間の男臭いドラマは、重く、こってりで腹にきたねぇ(笑)

孤高のギャング役のダニエルくんの渋いこと!男前やわぁ(笑)

細部まで時代を再現した雰囲気のなかで、男の名誉と誇りがビシビシと描かれるんやね。ドンパチだけのハリウッドにはない味わいが、この作品にはあるんよなぁ。

まぁ、多少のワイヤー・アクションの大袈裟さには目をつむって、フィルム・ノワールの香りを堪能したいもんやね!?

ちなみに原題の意味は、息を吹き返すということらしい...ちょっと違うけど...内容がエエからよしとするか?!(苦笑)

2009年8月 4日 (火)

『ホルテンさんのはじめての冒険』 『最高のともだち』

最近レンタルした作品で、ちょと“ほのぼの”で、優しい感じのをふたつほど!

ホルテンさんのはじめての冒険 / O' Horten   ★★★☆☆

監督:ベント・ハーメル

出演:ボード・オーヴェ、ギタ・ナービュ、ビョルン・フローバルグ、エスペン・ションバルグ

まじめに40年間勤務してきた鉄道の運転士、定年を迎える最後の日に遅刻してしまい、その日から奇妙な出来事に遭遇する...ってな、ちょっと変わったノルウェー映画。

一応コメディとなってるらしいんやけど、特に腹を抱えて笑うような内容やなく、むしろ淡々と流れる話の中で、主人公のおじさんが様々な人と出会い、過ごす日々を描く、そんな地味な作品やったね。

それまで規則正しく、生真面目に生きてきた男が、仕事をやめてぽっかりと心にできた穴を埋め、新たな人生を歩む、そんな第1歩は...ってね?!

言葉よりも映像で語るタイプの作品だけに、少し退屈なんやけど、観終わると、優しい気持ちになれるから不思議やね。

こういう“さりげなさ”が、このハーメル監督の作風であり、味わい深さなんかもなぁ。

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最高のともだち / House Of D   ★★★☆☆

監督:デヴィッド・ドゥカプニー

出演:アントン・イェルチン、ロビン・ウィリアムズ、デヴィッド・ドゥカプニー、エリカ・バドゥー、フランク・ランジェラ、ティア・レオーニ

13歳の時から心を閉ざして生きてきた男、そんな彼が語るあの頃の思い出とは...?!

父が病死し、少し心を病んだ母と暮らす少年の親友は、隣に住む知恵遅れの男だった。バイトしたり、恋をしたり、個性的な人々に囲まれながら楽しい日々を送る少年に起こった出来事とは...ってね。

確かに友情を描いてる部分もあり、邦題は間違ってはないんやけど、原題の意味するところの方が味わい深いだけに、ちょっと安易なタイトルやよなぁ。

まぁ、それだけ友だち役のロビンくんの存在感が大きいのは事実やねんけどね。居ると場面が落ち着くから、やっぱり役者としての技量が違うんやろなぁ!

意外にも、歌姫エリカ・バドゥの役柄がおいしかった。彼女のナマ歌が最高~♪(笑)って、そこが原題のツボやったんやけどね?!

小品ではあるんやけど、優しい気分にさせられる作品やった。

ちなみに監督のドゥカプニーくんは、奥さんと夫婦役で共演。ラブラブでんなぁ...(笑)

2009年8月 3日 (月)

『セックス・トラフィック』

昨日紹介したハリー・ポッター作品の監督をしてるデビッド・イェーツくん、ハリポタ第5弾から監督を引き受け、ラストまですることになってるらしんやけど、この人、これまでは主にテレビ映画の監督さんをしてたみたいやね。

ハリポタも彼の手にかかれば、すっかりダークな雰囲気なわけやけど、どうやら彼はシリアスなドラマが得意らしい?!

でもって、そんな彼が過去に撮った作品で、ひとついいのがあるので、おススメ♪

セックス・トラフィック / Sex Traffic   ★★★★

監督:デビッド・イェーツ

出演:アナマリア・マリンカ、ジョン・シム、マリア・ポピスタス、ウェンディ・クルーソン、クリス・ポッター

モルドバの田舎町に暮らす姉妹は、ロンドンで働けば、金が稼げて楽な生活ができると聞き、知り合いを信じて旅立ったのだが、その行く先はセックス産業への人身売買だった...ってな、世の中の裏側を暴く社会派ドラマ。

商品として売買される彼女たちの話を軸に、暗躍する組織、ボスニアで平和維持活動を請け負うアメリカの軍事産業の関係者、女性たちを救おうとするNPO団体の職員など、様々な立場の登場人物が絡み合い、巧みに話が展開するんやなぁ。

現実の話をベースにしているだけに説得力があり、3時間という長さも気にならないくらい釘付けになってもうた。痛いくらいに伝わる彼女たちの苦しみを映す映像に、胸をしめつけられてもうたよ。

騙され、脅されながら、身も心もボロボロになる姿を見せられ、夢の行き着く先としては、あまりにも辛く、悲しすぎる話やなぁってね。

こんな風に、人権を踏みにじられ、なかば強制的に巻き込まれる女性が大勢いるとしたら、ほんまにやりきれんよなぁ。

淡々と事実を積み重ねながら、人物の心の中を深く描写し、そして出来上がったドラマ、見応え十分のいいデキやったね!?

リアリティを見事に表現する、そんな手腕が....魔法の世界にも活かされるんかなぁ...?!(笑)

2009年8月 2日 (日)

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

何だかんだと言われても、公開されればヒットする(?)...そんなハリーと仲間の大冒険、最新作の感想は....こんなんでましたけど♪(笑)

ハリー・ポッターと謎のプリンス / Harry Potter And The Half-blood Prince   ★★★☆☆

監督:デヴィッド・イェーツ

出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、マイケル・ガンボン、ジム・ブロードベント、アラン・リックマン、マギー・スミス、ティモシー・スポール、デヴィッド・シューリス、ジュリー・ウォルターズ、ヘレナ・ボナム・カーター

ハリー・ポッターのシリーズ第6弾!闇の帝王ヴォルデモートとその手下が勢力を増大させるなかで、ハリーは校長と一緒に彼の過去を探るのだが...?!

原作のファンとしては、毎回ちょっと複雑な気持ちになるんやけど、公開されると観ずにはおれんてね(苦笑)

2時間半かけても、やっぱり全てを原作どおりに、忠実に話を盛り込むのはムリなんやなぁ...と、ちょっとがっかり。それでも、さすがに時間を感じさせない、テンポのいい作りにはなってる。

このシリーズが見放されずにいるのは、主役の3人が、いい具合に役者としても成長してるからなんやろうなぁと思う。

責任感はあるが少し頼りないハリーに、お調子者のロン、そしてしっかり者のハーマイオニー、彼らが原作のイメージどおりで、今回もそれぞれに個性を出してるところがナイスやったね!

魔法学校も6年生になって、異性に興味がいくあたりのエピソードが、ダークな流れのなかで、いいアクセントになってたかな。

後は、脇にいいイギリス人の実力派の役者を使ってるところが、“イギリスびいき”なオイラにはたまらんのです!(笑)

まぁ、どうしても最終章への序章的な位置づけだけに、作品としては中途半端な感は否めんけど、その分は最後に期待するとして...ね(笑)

それにしても、毎回思うんやけど、子供向けのファンタジーの要素があるとはいえ、この字幕はヘタくそやよなぁ....?!字幕での余計な小細工が、一部のキャラのイメージを壊してる気がするんやけど...(苦笑)

2009年8月 1日 (土)

『エル・カンタンテ』

暑いでんなぁ~(苦笑)こんな暑いときは、ラテンの乗りでさらに熱く....なんて!?

かつてはお色気優先で、ゴールデン・ラズベリー賞の常連やったジェニ・ロペも、最近は社会派ドラマに出るなどして、“女優として頑張るのよ”ってな鼻息の荒さを感じさせるんやけど、はてさて、そんな彼女の新作のデキは...??

エル・カンタンテ / El Cantante   ★★★☆☆

監督:レオン・イチャソ

出演:マーク・アンソニー、ジェニファー・ロペス、ジョン・オーティス、マニー・ペレス、ヴィンセント・ラレスカ、ネルソン・バスケス

プエルトリコ出身の有名なサルサ歌手の波乱の半生を描く伝記映画。

エル・カンタンテ(=歌手)と呼ばれた天才歌手、70年代から80年代にかけて、ラテン・ミュージック界を引っ張るスターだったが、人気とは裏腹に酒とドラッグに溺れ、破滅的な人生送る、そんな彼のことを妻が語る...ってね。

ジェニファー・ロペスがダンナ(マーク・アンソニー)と一緒に、故国の英雄にまつわる話を熱く演じる...気持ちは分かるんやけどなぁ...イマイチ!(苦笑)

主役のマークくんは、元々が歌手ということもあって歌は上手かったね。流れる曲もノリノリで、ラテンの気分にはなる。けど、映画というよりは、まるでプロモーション・ビデオのようやった。

常にドラッグでグタグタな主人公に魅力は感じんし、そのそばで騒いでる奥さん役のジェニ・ロペがやかましくて、作品として主役よりもそっちの印象しか残らんのよね(苦笑)

あまりにも音楽が心地よかったからなのか、話がどうでもよかったからなのか、途中、何度も心地よく記憶が飛んでもうたよ!(笑)

ひとりの偉大な歌手の人生を語るというわりに、音楽以外に何も訴えるものがなく、伝わってこないだけに、なんや拍子抜けやったなぁ?!

エクトル・ラボーと彼が所属したファニア・オールスターズの曲だけは、ちょっと気になるか...?!

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