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2009年9月15日 (火)

『誰も守ってくれない』

レンタル開始になったばかりの邦画をひとつ。「踊る~」シリーズの脚本で有名な君塚くんが監督で亀山千広が制作とくれば、フジテレビの荒い鼻息が聞こえてきそうやけど、そのデキは...?!

誰も守ってくれない   ★★★☆☆

監督:君塚良一

出演:佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、柳葉敏郎、佐々木蔵之介、佐野史朗、津田寛治

未成年者の兄が起こした殺人事件により、マスコミや興味本位の人々の誹謗中傷に晒される妹と、そんな彼女を守ることになった刑事を描いた物語。

犯罪の加害者の家族を守る、そんな一見矛盾した任務に戸惑いながらも、15歳の中学生を連れて、逃げるのだが...ってね!

殺人犯の身内でありながら、何ら罪を犯したわけでもない、しかし世間の批判は、容赦なく彼らにも降りかかる。ちょっと考えさせられるテーマやね。

被害者の側の心情としたら、その身内も同じようなものやけど、別個の人格であって、共犯ではないもんね。でも、事件によって、残された家族が背負わされる十字架というのは、理不尽でも、避けられないものなんかな。

ネット社会にあって、名前も名乗らずに無責任に他人の人権を無視して攻撃する輩が、一番たちが悪いって。

演技力のある役者をそろえ、丁寧に作られてるんやけど、感情移入する余地がないもんやから、ただ観てて辛いだけでね。ちょっと重たすぎる話やったなぁ...。

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