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2009年11月24日 (火)

『キル・ビル』

昨日の『イングロリアス・バスターズ』に絡めて、タランティーノが1997年の『ジャッキー・ブラン』以降、監督としての長い充電期間を経て、久々のカムバックとして話題になった『キル・ビル』を、今日はご紹介♪

キル・ビル / Kill Bill Vol.1   ★★★☆☆   (2003年)

出演:ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、サニー・千葉、栗山千明、マイケル・マドセン

結婚式の日に、元ボスの襲撃により、愛する人と身ごもっていた子供を殺された無敵の女暗殺者が、自分を不幸のどん底に陥れた元ボスとその仲間たちを殺す復讐の旅に出る....ってな、“B級”アクション映画!(笑)

久々の作品で、随所に彼の特徴である“スタイリッシュなバイオレンス”とセンスのいい音楽が使われてるんやけど、“休みボケ”は完全には抜けきってないようで...!「タランティーノ・イズ・バック!」…とまでは言い切れんデキやったかな。

小気味いい展開と遊び心満載な内容は、かなり楽しめるんやけど、ちょっと血を流すシーンなんかで悪ふざけが過ぎたかな?!

あと、妙な日本語と、意地でも刀を使って戦うやくざの皆さんとか、突然に降りだす雪とか....B級なノリだけに、ツッコミ所多し(笑)だいたい、刀を手に持って飛行機は乗れへんもんなぁ...。

その他の見所といえば、千葉ちゃんかなぁ?!セリフ噛みまくってるやんか!(笑)そんなところも憎めないキャラなんやけどね。

まぁ、そんなご無体な所をあれやこれやと差し引いても、続編への期待や、垣間見る才能に拍手を送りたくなるような楽しさやったね!

ただ、エンドロールで横文字眺めながらバックで演歌聴くってのは…日本人としては、ちょっと変(苦笑)

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キル・ビル Vol.2 / Kill Bill Vol.2   ★★★☆☆   (2004年)

出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、マイケル・マドセン、ダリル・ハンナ、マイケル・パークス、サミュエル・L・ジャクソン

主人公“ブライド”の復讐劇の続きを描いた続編。残る二人の仲間と元ボスのビルを殺す旅は続くってね!?

前作のような怒涛の展開が影を潜め、ゆっくりと話のディーテールを語りながら、人物を描いてく点で、まったく雰囲気の違う作品になってたね。

まぁ、そうは言いながらも、コテコテのチャンバラ・カンフーがあったりで、相変わらずの展開に笑えるんやけどね(笑)

そんな“おバカ要素”でシリアスさを和めてるんやろうけど、このVol2では少し空回りしてる感は否めんよなぁ。そんな格好悪さもタランティーノらしさなんかもしれんけど...。

東洋的なものと、西洋的な部分、そしてそこにラテンのスパイスが加わり、良くも悪くもタランティーノならではの、彼しか作れない作品ということにはなってるんかな?!

まぁ、個人的にはVol.1の疾走感にワクワクさせられただけに、この続編の感想は、イマイチ“弾け”きらない中途半端な作品ってな感じやったかな。

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