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2009年12月27日 (日)

『牛の鈴音』

今日は韓国のドキュメンタリー映画をご紹介♪

海の向こうでは、なんや社会現象になったってふれこみで、雑誌かなんかに泣けるって書いてあったのを見かけた記憶があって、タオルを握りしめて観に行ったんやけど....想像してたのとは、ちょっと違う雰囲気の作品やったかな.....?!

牛の鈴音 / Old Partner   ★★★☆☆

監督:イ・チュンニョル

出演:チェ・ウォンギュン、イ・サムソン、年老いた牛

韓国の片田舎で農業を営む一組の老夫婦とその飼ってる年老いた牛の日常を追ったドキュメンタリー?!

80歳近い“おじいちゃん”と“おばぁちゃん”は、牛に荷車を付けて、毎日畑に出かける。40年も一緒にいる牛に、おじいちゃんはありったけの愛情を注ぎ、おばぁちゃんは、自分以上に大事にされている牛に腹を立て、ひたすら愚痴を言う....そんなたわいもない夫婦の暮らしをカメラが捕らえてるんよね。

特に何かが起きるわけでもなく、長い年月をかけて築き上げられた、変わらない夫婦の関係が、のどかな風景のなかで、淡々と綴られてた。

頑固で口下手なおじいちゃんと、悪口をいいながらも、体の悪い夫を気遣うおばぁちゃん、昔かたぎの夫婦の形が、ふたりの掛け合い(...というかおばぁちゃんの一方的な自虐ねたトーク...?!)のおもしろさで、微笑ましさを感じさせてくれるんよなぁ。

そして、40年間、苦しさに歯を食いしばり、一緒に必死に地面をはいつくばって生きてきた牛への深い愛情が、便利さを追求する現代人が「忘れてしまった、ゆるやかな時間の流れの中で、強い絆となって表れてるんかな。

まぁ、映画...という感じでは、ちょっとない気がするんやけど、これはこれで....ありなんかなぁ。

タイトルは、夫と妻、人間と牛の関係を描くという意味では、この英語のタイトルの方が合ってるね。オリジナルのハングルの意味は、残念ながら分からんのやけど...?!

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