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2009年12月28日 (月)

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

1971年に起こった“あさま山荘事件”、よくテレビの映像特集のような番組で、犯人の立てこもる山荘に、警官隊が突入する映像を見たことがあるんやけど、その事件の背景や、実際に何が起こったのかは、よう知らんかったんよね。

そんな疑問に答えてくれるのが、今日紹介する作品。190分の長尺ながら、見事な社会派ドラマに仕上がってるんで、是非お試しあれ♪

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程   ★★★★

監督:若松孝二

出演:坂井真紀、ARATA、地曳 豪、並木愛枝、伴 愛里、大西信満、中泉英雄、伊達建士、佐野史朗、奥貫 薫

60年代の安保闘争に始まり、徹底的に国家権力と対峙し、革命を志した学生を中心とした若者たち、彼らがあさま山荘で立てこもるまでの様子を描いたドラマ。

ニュース映像では見たことがあったものの、そこに至る経緯を知らなかっただけに、かなり衝撃的な内容やった。

共産主義革命の実現のために、武力闘争を選んだ彼らが、やがてイデオロギーに縛られ、内なる権力闘争により破滅する様は、なんとも皮肉な結末やったね。真の勇気を見失った結末は、あまりにも無残なものやったんよなぁ。

作品の長さを意識する余裕すら与えないような、見事な展開。過酷な心理状況を描いた難しいドラマながら、その中で若い役者が熱い演技を見せてくれてた。坂井真紀があんなことに....(苦笑)

かなり重たい内容ではあるんやけど、その重さがズシリと胸に迫る、なかなかの作品やったね!?くれぐれも、中途半端な気持ちでは、観ない方がエエんと違うかなぁ....。

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