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2010年1月

2010年1月31日 (日)

『おとうと』

先週の予習で観た『母べえ』がちょっぴり微妙なデキで、何となく不安な気持ちで臨んだこの作品、その感想は....?!

ちなみに、これって1960年に市川 崑 監督が作った作品を、少し設定を変えてリメイクしたもんやねんてね。オリジナルでは、あの“川口 浩探検隊”の隊長、川口 浩(と言っても、若い人は知らんとは思うけど....)が出てたって聞いて、なんや興味が湧いてもうた(笑)

おとうと   ★★★☆☆

監督:山田洋次

出演:吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井 優、加瀬 亮、小林稔侍、笹野高史、森本レオ、小日向文世、石田ゆり子、加藤治子、ラサール石井

音信不通だった“弟”が、突然、姪の結婚式に姿を現し、散々酔っ払ってベロベロになり、せっかくの式を台無しにするのだが....ってな、女手一つで娘を育てるしっかり者の姉と、酒とバクチに溺れるダメな弟、そんな姉弟の関係を描いた家族のお話?!

気まぐれで無責任な弟が問題を起こすたびに頭を下げる姉、腹を立てながらも、見捨てることができない、そんな家族の絆を描いてるんかな。

上品で美しい姉に粗野でみすぼらしい弟、吉永さんと鶴瓶の作り出すギャップを生かしつつ、うまく話を作ってたね。まぁ、冷静に考えると、この全く似てないふたりが姉弟ってのも、ちょっと...なわけやけど?(笑)

ただ、この作品は、やっぱり鶴瓶の存在がすべてやろなぁ。どーしょうもない男なんやけど、どこか憎めない、そんな“弟キャラ”を見事に演じきってる。

まぁ、演技の上手い下手というよりは、この役は他にはおらんやろって思わせるくらい、インパクトを残してた!?自分に合った役を呼び込むってのも、元々キャラが立ってるからなんやろし、監督が思い描くイメージに合ったんやろね。

一方の吉永さんはと言うと、相変わらずお美しいんやけど、なんや片言の関西弁がねぇ....(苦笑)関西人やなかったら、ひょっとして許容範囲なんかもしれんけど、関西人からすると....どうにもなぁ....。なんぼ故郷を離れて月日が経っても、ここまで片言にはならんもんね!?

てなことで、途中までは2.5くらいのデキやったんやけど、さすがにこの監督さん話のまとめ方がうまいよなぁ。優しさや愛情が伝わる、いい塩梅に仕上がってた。終わりよければ何とやら、での数を増やそうかとも思ったんやけど、とりあえず間をとってね!

そうは言いながら、個人的な思い出なんかが思わず頭をよぎってもうて、実は最後は涙が止まらんかった(苦笑)きっと、人それぞれ、育った環境や境遇で、この作品は感じ方は変わってくるんやろね。

やっぱり家族ってエエもんやよなぁ....!ひとりで暮らしてると、なお更そう思ってまうんよね....忘れられないように、今日は実家に電話しとくかなぁ...なんて?!(笑)

2010年1月30日 (土)

『サロゲート』

髪の毛フサフサのウィリスくん、やっぱり気になってもうたよ....(笑)

ずっと最後まで金髪をなびかせるんかと思ったら、やっぱり見事に輝いてたね....頭頂部が!?まったく、大したハゲやでぇ...などと、まったく内容に関係ない話をグタグタするのも程ほどにして、その作品の感想は....♪

サロゲート / Sirrogates   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ジョナサン・モストウ

出演:ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク、ボリス・コジョー、ジェームズ・クロムウェル、ジャック・ノーズワージー、ジェームズ・フランシス・ギンティ、ヴィング・レイムス

自分の代わりに、代用ロボットが仕事も遊びもすべてやってくれる世の中で、人間は自ら危険を冒すことなく、自宅でロボットを操り、快適な暮らしをしていたのだが、ある時、ロボットの死により、安全なはずの操る側の人間まで死ぬという事件が起こり...ってな、SFサスペンス?!

容姿や年齢、性別まで、ロボットを通じて、なりたい理想の自分が、代わりに社会に出て生活する、ありえへんやろう、なんて思って観てたんやけど、便利さを追求し、それに依存する人々と、それと引き換えに希薄化する人間関係ってのは、今の社会を突き詰めると、ひょっとして近い将来、実現するかも...なんて思ってもうたよ。

ロボットを演じるときに、何となく無表情なメークで演出するあたりは、なかなか雰囲気も出てたしね!妙なリアリティを感じてもうた。

そんな設定の妙のなかで、何者かによる陰謀と、それを暴くFBI捜査官の攻防を...ってとこなんやけど、肝心の盛り上がるべきところの話のスケール感が、意外とないんよなぁ(苦笑)

もう少しドラマに深みがあるとエエんやけど、テンポよく、あっさりと進んでまうもんやから、タメがないんかねぇ?!

それでも、あまり期待せずに観たこともあってか、思った以上に楽しめたかな。バーチャルな世界に依存せず、触れ合い、気持ちを確かめる、そんなことの大切さも感じたしね!?

ただ、金髪フサフサのウィリスくんを見てて、ちょっぴり自分も髪が恋しくなって、センチメンタルな気分になってもうたんやけど....なんて(苦笑)

2010年1月29日 (金)

『世界で一番美しい夜』

今日は、ちょっと“大人”な(?)邦画をご紹介。なんや、淫靡な雰囲気が漂ってきまんなぁ...って、なんのこっちゃ?!(笑)

世界で一番美しい夜   ★★★☆☆

監督:天願大介

出演:田口トモロヲ、月船さらら、市川春樹、松岡俊介、美知枝、佐野史郎、江口のりこ、大河内浩、柄本 明、三上 寛、石橋 凌

出生率日本一で国から表彰される村で14年前に起こった、ある事件についてのお話?!

不祥事を起こし、片田舎の漁村に左遷された記者は、謎めいた飲み屋の美人ママの過去を探るのだが...ってね!

決して争いの絶えない、そんな世のなかに、静かで平和な夜を...話としてはオリジナリティがあって、テーマとしても悪くないよね。

それなりに個性のある登場人物で繰り広げられるドラマも、そこそこ楽しませてくれるし、まぁ、ボチボチやったかなぁ。ただ....いかんせん160分は長い!(苦笑)さすがにダレてもうたね。

18禁だけあって、気合の入った露出には、鼻息も荒くならんでもないけど...それが“ウリ”になってまうようでは、どないやねんて?!

どうでもいいようなセクシー加減よりも、もっと印象的やったんは、三上 寛の歌声やね。程よい枯れ具合に、哀愁が漂ってて、なかなかのもんやったなぁ...!?

2010年1月28日 (木)

『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』

そんなマリオン嬢は、2007年にアカデミー賞の主演女優賞を受賞してるんよね!彼女の演技が絶賛された作品を、本日のオマケとしてご紹介♪

エディット・ピアフ ~愛の讃歌~ / La Vie En Rose   ★★★★   (2007年)

監督:オリヴィエ・ダアン

出演:マリオン・コティアール、シルヴィ・テステュー、ジェラール・ドパルデュー、パスカル・グレゴリー、ジャン・ピエール・マルタンス、マノン・シュバリエ

伝説となったシャンソン歌手、エディット・ピアフの生涯を描いた伝記ドラマ。天性の歌声で多くの人を魅了した天才歌手の生き様は、あまりにも壮絶なものやったってね!?

親元を離れ祖母の営む売春宿で暮らし、その後父親に連れられてサーカスの一員として旅した幼少期。街角で歌い、やがてキャバレーで人気となるが、相次ぐ事件と酒びたりの生活のなか、彼女は幸せと縁遠い日々を送る。

破滅的な生活、満たされることのない愛情、すべての哀しみが彼女の歌声には込められてたんやろねぇ。

そんな悲しいピアフを演じた主演のマリオン嬢の渾身の演技は、絶賛されるだけのクオリティがあり、見応え十分やった。苦しみながらも、ステージで声を張る姿は、切なくて、そして感動的なんよなぁ。

素晴らしい物語ではあるんやけど、作品の構成としては、時間が絶えず前後するために、ちょっと観てて落ち着かんかった。どういった効果を狙ったのか、多少の疑問が残ってもうて、残念やったかなぁ?!

『世界でいちばん不運で幸せな私』

パブリック・エネミーズ』ではジョニー・デップの相手役まで務め、ハリウッドでも大人気のフランス人女優のマリオン・コティヤール。そんな彼女の存在を知ることとなった、ちょっと変わりダネの恋愛映画を、今日はご紹介♪

世界でいちばん不運で幸せな私 / Jeux D'enfants   ★★★☆☆   (2003年)

監督:ヤン・サミュエル

出演:ギョーム・カネ、マリオン・コティヤール、チボー・ヴェルアーゲ、ジョセフィーヌ・ルバ=ジョリー、ジェラール・ワトキンス、ジル・ルルーシュ、レティシア・ヴェネチア

幼なじみの男と女、子供の頃から悪ふざけをして一緒に成長してきたふたり。大人になってお互いを意識しだすものの、素直に気持ちを伝えられずに、ふざけ合って傷つけあう...ってな一風変わったフレンチ恋愛映画。

いやぁ、おもしろい…映像が!ちょっとエキセントリックで、それでいてポップ。ファンタジーを意識させながら、テンポよく流れる、そんな不思議なシーンが、とっても風変わりな男と女の関係をカラフルに彩るんやね。

子供の頃の初めて出会った時の一言で始まる、二人だけの“ゲーム”が、数十年の時を経て迎える結末は…?!言葉にしなくても伝わるお互いの気持ち、そこには強い愛の絆があるんやねぇ、それもとびっきり変わったね!?(笑)

小悪魔的な魅力を振りまくマリオン嬢のキュートな存在と、そんな彼女に思いっきり振り回される、ちょっと頼りないギョームくんの姿が、なんや不思議と和むんよなぁ(苦笑)

かなり意表を突く内容やけど、マニアックに楽しめるかも...?!

2010年1月27日 (水)

『アライブ -生還者-』

飛行機の墜落事故で生き残った人たちが、死んだ人の肉を食べて飢えをしのいだっていう、ちょっとショッキングな事件があったんやね。そんな話は、90年代初めに『生きてこそ』っていうハリウッド映画になったんやけど、結局はそのショッキングなエピソードばかりが話題になって、作品としてはイマイチやったような気がする。

そんな事実を生存者の声でつづったのが、今日紹介するドキュメンタリーなんよね。そこで何が起こり、彼らは何を感じたのか....胸に響くドラマが、そこにはあったんやねぇ?!

アライブ -生還者- / Stranded: I Have Come From A Plane That Crashed On The Mountains   ★★★★

監督:ゴンサロ・アリホン

出演:16人の生還者たち

1972年10月、ウルグアイの大学のラグビー・チームとその関係者等を乗せた軍用機が、チリに向かう途中、アンデス山脈に墜落した。雪で覆われた山腹で、生き残った者たちは生死の境をさ迷いながら、72日間にもおよぶサバイバルを生き残った....そんな出来事を生存者のインタビューで記録したドキュメンタリー!?

完全に孤立した状況の下、厳しい寒さと飢え、そして救援を信じるかすかな希望と、死の恐怖、極限を体験した彼らの言葉や想いは、ずっしりと胸に響くんよね。

事故から30年以上経って、初めて生存者全員が語る、その時の出来事、そして失った仲間への気持ち、たまらんです。

奇跡の感動物語と安っぽく表現するのが憚られるくらい、それは尊く、美しい話なんよなぁ....!?

2010年1月26日 (火)

『幼獣マメシバ』

この作品って、どうもテレビ版が先行してたらしいね。そんなことも知らず、レンタル屋でつぶらな目をした子犬と視線が合ってしまい、ついつい手にとって、観てまいました(笑)

幼獣マメシバ   ★★★☆☆   (2009年)

監督:亀井 亨

出演:佐藤二朗、安達祐実、高橋 洋、藤田弓子、笹野高史、石野真子、渡辺 哲、志賀廣太郎、角替和枝、渋谷琴乃、西田幸治

35歳無職で実家に引きこもる男は、父親が他界し、母親も家出して行方知れず。そんな彼の元に、意味不明なメッセージと一匹の柴犬の子供が母親から送られてきたのだが....?!

極度の対人恐怖症で、嫌なことから逃げてきた主人公が、ひょんなことから子犬と一緒に母親探しの旅に...ってな、人生探しの物語?!

いやぁ、キャラが強烈やねぇ?!世の中を徹底的に斜めから見て、屁理屈をこね回す、こういうの....好きやわぁ(笑)

何と言っても“うまい棒の大人買い”でハートを鷲づかみにされてもうたよ(苦笑)子供の頃に、遠足のおやつ200円をすべて“うまい棒”にしてやろうかと思いつつ、結局はそんな根性もなく、できなかったことが思い出されてもうた(笑)

そんな、どうでもエエような、くだらない笑いで押しながら、後ろ向きだった主人公の人生が徐々に変化していくなんてところが、なかなか心憎いもんやね。

安達くんが、思った以上にナチュラルな演技をしてて、ちょっと驚いてもうた。まぁ、キャリアは長いわけやから、演技ができて当然と言ってしまえば、それまでなんやけどね?!

動物で好感度を上げるのは、映画としてはちょっと反則やろうと思ってみても、やっぱり癒されまんなぁ....なんてね!?

2010年1月25日 (月)

『シン・シティ』

監督としての才能に疑問符がついてもうたフランク・ミラーくんやけど、彼の前作はなかなかやったんよね。でも、よく考えてみると、こちらはタランティーノの親友のロバート・ロドリゲスくんと一緒に監督してるわけやから....結局ミラーくんの実力やないんかもなぁ....(苦笑)

ちなみに、この作品にはミッキー・ロークが出てるんやけど、巷では『レスラー』で復活、なんて言われてたけど、この作品での存在感は素晴らしいんよね。個人的には、これを観たときに、すでに復活を予感してた。ただ....観てるときは、あまりにも昔の面影がなくて、「この役者、誰やろう...?」って思ってたんやけど(笑)

シン・シティ / Sin City   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー

出演:ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ジェシカ・アルバ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ジョシュ・ハートネット、ブリタニー・マーフィー、ロザリオ・ドーソン、マイケル・マドセン

犯罪で溢れた街、“シン・シティ”を舞台に、3人のワケありな男たちの愛と復讐が暴走する、ってなバイオレンス・アクション映画!?

いやぁ、かなり衝撃的やったね。映像は基本的に白黒をベースにしながら、時折カラーを使い、犯罪が溢れ、無法地帯となった“街”のイメージを、ダークに描いてるんやね。ちょっと重々しさを出しながら、それでいて野暮ったくなるどころか、スタイリッシュに見せるあたりが、なかなかやった。

血が飛び散ったり、エグイ殺され方したりで、かなり描写も相当際どいんやけど、アクションのベースには男から女への“愛”が描かれてて、それを貫くためにバイオレンスが炸裂するって流れは、そのどこか“やるせない”ストーリーが活きてるだけに、グイグイと引き付けられてまうんよなぁ。

豪華な役者陣は、十分にキャラが立ったところで、それぞれが存分に個性を発揮して、なかなか渋かったねぇ。男優陣のキレも捨てがたいんやけど、個人的にはアルバ嬢の魅力に....メロメロやったね(笑)

『ザ・スピリット』

今日は、アメコミのヒーロー物をひとつ!

ザ・スピリット / The Spirit   ★★☆☆☆

監督:フランク・ミラー

出演:ガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン、ジェイミー・キング、パス・ベガ、サラ・ポールソン

愛する我が街を守るため、悪と戦うヒーローは、宿敵オクトパスの陰謀を暴くため、事件の謎を追うのだが...ってな、アメリカン・コミックを実写化したアクション映画?!

愛用の帽子に赤いネクタイ、ちょっとダンディに決めた無敵の男の活躍を描くってね。

劇画調の独特の凝った映像は、印象的な色使いで、なかなか雰囲気はあるんやけどねぇ....。終始少し暗めの色調なもんやから、1時間もするとその単調さにまぶたの重みが....(苦笑)

おまけに話の展開が実に安っぽく、仰々しい割りに、まったく深みがないんよなぁ。

せっかくのサミュエルくんも、その存在自体が実に微妙で、何と言っていいやら...?!実際の尺以上に長さを感じる、強烈に退屈なデキやったね。

あぁ、疲れてもうたよ...(苦笑)

2010年1月24日 (日)

『母べえ』

週末は、基本的には公開中の作品の感想をって思ってるんやけど、今週末はどういうわけか仕事やら何やらで、まったく映画を観れんかった。こんな状況になると、どないなるかっていうと....無性に映画が観たくなるっていう、まさに禁断症状に陥ってまうんよねぇ(苦笑)

そんな気持ちを抑えるために、来週末は何を観ようって考えながら、心を慰めるんよなぁ...ってことで、来週と言えば、いよいよ『おとうと』やねぇ!?

ディア・ドクター』以来、役者“鶴瓶”も悪くないって思い出したんで、密かに期待してたりするんよね。そんでもって、監督山田洋次 × 吉永小百合 × 鶴瓶 の組み合わせと言えば、ちょうど2年ほど前に公開された、この作品!ちょっと予習しとかんとってね!?(笑)

母べえ   ★★★☆☆   (2007年)

監督:山田洋次

出演:吉永小百合、坂東三津五郎、浅野忠信、檀 れい、志田未来、佐藤未来、笹野高史、笑福亭鶴瓶、吹越 満、大滝秀治

太平洋戦争が始まる直前、貧しいながらも家族4人、仲良く暮らしていたが、ドイツ文学者の父が思想犯として捕まり、一家の暮らしは一変し...ってな、混迷の時代を生きた家族の話!?

夫を信じる妻の愛、そしてふたりの娘を育てる母親の愛情、苦労を重ねながらも、前を向いて生きる女性を描くってかな。

吉永小百合は演技は上手いし、子役も頑張って、静かなドラマのなかで、家族の絆や困難に負けない力強さを感じさせる内容やった。

ただ...役者と役の設定が合わないところにムリを感じてまうよなぁ...?!吉永さんは、確かに年齢の割りには若々しいんやけど、でも、60歳すぎて小学生の子供を持つ母親ってのはねぇ...。檀くんも、童顔とはいえ女学生にはなぁ....(苦笑)他には、片方の耳が不自由なはずが、都合よく聞こえてしまう“怪”とか....?!

それでも、大滝くんの味わい深い演技や、鶴瓶のコテコテ加減とか、なかなかおもろいんやけどね。

イマイチ反戦映画というにはメッセージが弱く、タイトルから母親讃歌かというと、そこまで盛り上げ切れてないようで、物足りんかったなぁ。まぁ、悪くはないんやけどね?!

2010年1月23日 (土)

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』

原作者がシリーズ3作を書き上げたところで亡くなったこともあってか、本国スウェーデンはもとより、世界中でベストセラーになってる傑作ミステリーを映画化した作品をご紹介♪

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 / Man Som Hatar Kvinnor   ★★★☆☆

監督:ニールス・アルデン・オプレヴ

出演:ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、スヴェン=ベルティル・タウベ、イングヴァル・ヒルドヴァル、レナ・エンドレ、エヴァ・フレーリング

40年前にひとりの少女が失踪した事件の真相解明を依頼された記者、そんな彼の身辺調査をする過程で事件のことを知った天才ハッカー、ふたりは残された記録を頼りに、事件の真相に迫っていく...ってなサスペンスドラマ!?

巨万の富を築いた一族のなかの、血塗られた闇を暴くってか!遺された謎の暗号、つながる過去....150分の長丁場ながら、なかなか楽しませてもらったよ。

かなりエゲツない描写もあったりで、そんなシーンの必要性について物議を醸してるらしんやけど、3部作の1作目で、主要なキャラの過去を語り、人物像を肉付けするという意味では、まぁ、“アリ”なんやろね。

その甲斐あってか、真実を追究する孤高のジャーナリストと社会に適応できない複雑な女という意外な組み合わせも、それぞれのキャラが十分に立ってるだけに、なかなか様になってて、魅力を感じられるし、謎解きのプロセスもスリリングに展開しとったね。

傑作かと言われると、そこまで完成されてはいないように感じるんやけど、ただ、続編があると聞けば、ちょっと観てみようかなぁ、なんて思わせるものは十分にあったかな。

2010年1月22日 (金)

『夜のピクニック』

役者としては未熟な者を上手に使い、作品を作り上げる長澤監督は、前作でも、若手の俳優と仕事してはったんやねぇ。

というわけで、本日のオマケ!

夜のピクニック   ★★★☆☆   (2006年)

監督:長澤雅彦

出演:多部未華子、石田卓也、郭 智博、西原亜希、加藤ローサ、嶋田久作、南 果歩、貫地谷しほり、高部あい

1日かけて80キロの行程を歩く、毎年恒例の校内行事を通して成長する高校生の姿を描いた青春ドラマ。

親友にも言えない秘密を胸に秘めて歩き出した女子高生、高校生活の想いとともに、歩き続けるその先に待っているものは...ってね!?

話のベースにあるものは、なかなかホロリとさせられるものがある。仲間と過ごす特別な一日、自分をみつめる大切な時間、恋に友情、ほんまに青春やなぁってね(笑)

主演の多部ちゃんは“かわいい”というのとはちょっと違うんやけど、ひとつひとつの表情が印象的で、存在感という意味では、なかなか悪くなかったね。ただ...欲を言えば、棒読みなセリフ回しが...シラけてもうたかなぁ(苦笑)

作品全体としては悪くはないんやけど、ちょっと消化不良ぎみ?!

『天国はまだ遠く』

吉本のチュートリアル徳井くんの主演した映画をご紹介♪

基本的には、芸人が中途半端な気持ちで映画に出演するのは好きやないし、この作品もアカンやろんぁ...と思いながら観てみると....!?

天国はまだ遠く   ★★★☆☆

監督:長澤雅彦

出演:加藤ローサ、徳井義実、河原さぶ、絵沢萠子、宮川大助、南方英二、藤澤恵麻、坂東英二、郭 智博

自殺を決意してさ迷う女性がたどり着いたのは、山奥にある、他に客のいない寂れた民宿。その宿を営むのは、自給自足をしながら、片手間に親のやっていた宿を継いだ、ひとりの青年だった....ってな、癒しと再生の物語?!

しょせん吉本映画やろうって、正直バカにしながら観てたんやけど、思った以上にいい仕上がりの作品やったね!?

何が良かったって、主演のふたりが実に自然な感じの演技で、エエ雰囲気を作ってる。ぶっきらぼうで、デリカシーに欠けるが、優しさのある男を肩の力を抜いて演じきった徳井くんは、ボケることなく、むしろ的確なツッコミを入れる辺りがなかなか役者やったねぇ!?

そんでもって、その相手役のローサ嬢のキュートなこと♪(笑)魅力的なその表情を捉える監督さんのカメラワークも、なかなかやった。

何もないんやけど、そこには都会にない全てがある、そんな言葉が素直に納得できる、美しい自然をバックに繰り広げられるドラマは、しっとりと心に沁みてくるんよなぁ。

これは意外な拾い物やったかも...!?強いてケチをつけるなら....徳井くんの相方とチャンバラトリオはいらんかったかもなぁ...(苦笑)

2010年1月21日 (木)

『絶対の愛』

先日紹介した『悲夢』では、オダギリくんを起用して意表を突いたものの、ちょっと残念なデキやったギドク監督やけど、このひとの作りだす独特の世界、その感性は並外れたものがあると思うんよね。

そんな監督さんが描いた愛についての映画....といいつつ、例によってかなり“ヒネリ”が効いてるんやけど、とにかくそんな作品を今日はおススメ♪

絶対の愛 /(ハングル) Time   ★★★★   (2006年)

監督:キム・ギドク

出演:ソン・ヒョナ、ハ・ジョンウ、パク・チヨン、キム・ソンミン

大好きな彼に飽きられないよう、美容整形で別人になることを決意した女。彼女に突然去られ、呆然とする男は、やがてその真実を知り...ってな、奇才ギドク監督の描く愛の物語。

相変わらずこの監督さんの描き出す世界は、凄まじい迫力やった!

いくら外見を変えても、その人の中身は変わらず、愛すればこそと思ったことも、望みどおりにはいかない。

そんな決して満たされることのない悲しみ、歯車の狂った愛の物語の行き着くクライマックスは...?!切ないでんなぁ....。

プチ美容整形が流行する韓国社会では、このテーマの持つ意味は大きいんやろなぁ。“見せかけの社会”への強烈なアンチテーゼってね!?

2010年1月20日 (水)

『私がクマにキレた理由』

今や、すっかりハリウッドの売れっ子女優になったスカーレット・ヨハンソン主演のコメディを、今日はご紹介♪

私がクマにキレた理由 / The Nanny Diaries   ★★★☆☆   (2007年)

監督:シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ

出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス、ニコラス・リース・アート、ポール・ジアマッティ、ドナ・マーフィ

大学を卒業したものの、将来の夢が分からず、途方に暮れていた主人公は、成り行きでニューヨークのセレブの家の子供の子守をやることに、ってな自分探しのコメディ・ドラマ?!

なかなか懐かない子供と、強烈なその母親に四苦八苦しながらも成長する女性を、スカーレット嬢が熱演ってかな?!

ほとんど育児放棄状態の金持ちのマダムの生活や、その破綻寸前の結婚生活、そしてその間で愛情を求める子供の姿を、普通の人の目線で眺めてみると...ってなところに作品としての“おもしろ味”があるんやろねぇ。

まぁ、そんな狙いはよく分かるんやけど、作品としてのデキは...可もなく不可もなくってとこかなぁ。思いっきり笑えるような話でもなく、かといって退屈なわけでもなく...う~ん、やっぱり普通(苦笑)

まぁ、スカーレット嬢はそれなりに愛嬌を振りまいてるんで、そんな彼女のファンなら楽しめるんかもね。個人的には、ちょっとその体型が心配になったりして...おっと、他人さまのことを言ってる場合やなかったね?!(笑)

2010年1月19日 (火)

監督スパイク・ジョーンズを考える ③ 『かいじゅうたちのいるところ』

ジョーンズ監督の最新作は、どっぷりファンタジー!原作は世界的に有名な、モーリス・センダックってひとが書いた絵本らしい。そのセンダックさんが、自分の作品の世界を映像化した監督の手腕を褒めてるらしい。

で、そんな作品のデキ映えは....いかに?!

かいじゅうたちのいるところ / Where The Wild Things Are   ★★★☆☆

出演:マックス・レコーズ、キャサリン・キーナー、マーク・ラファロ、(声の出演)クリス・クーパー、ローレン・アンブローズ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、キャサリン・オハラ、フォレスト・ウィティカー、ポール・ダノ

母と姉の三人で暮らす少年は、ある日、母親と喧嘩をして家を飛び出してしまう。冒険の旅に出た彼は、やがて不思議な“かいじゅうたち”の住む島にたどり着き、彼らの王様になるのだが...ってな、有名な絵本の世界を映像化した、ファンタジー映画!?

仲間同士で争い、バラバラになりそうな“かいじゅうたち”が、みんな幸せになるように、必死になる少年の無邪気な姿は、なんとも微笑ましいもんやね。

監督さんのコダワリで、CGではなく着ぐるみで演じられる“かいじゅうたち”は、見た目が不気味で、それでいて愛嬌もあったりで...“キモかわいい”ってやつかな?!(笑)

ちょっと凶暴で、とても繊細、そんな彼らは、家族の中で母親や姉に構ってもらえない少年の心を映す鏡なんやろね。切なそうな表情に、少し胸が締めつけられてもうたなぁ。

子供が観ることを意識してるせいか、パッと見は不思議な世界の“おとぎ話”程度の軽い感じで、少し退屈に思えるかもしれんけど、“かいじゅうたち”と一緒に過ごすことで、ちょっぴり大人になる少年の姿を見ながら、家族や仲間の大切さ、母親の愛情を感じてもうたね。

作品で描かれる世界が独特すぎて、きっと評価は分かれるんやろなぁ....悪くはないと思うんやけどね?!

2010年1月18日 (月)

監督スパイク・ジョーンズを考える ② 『アダプテーション』

ジョーンズ監督の2作目は、なんと『マルコヴィッチの穴』のヒットの後、次回作のプレッシャーに押し潰されそうな脚本家チャーリー・カウフマン(脚本家本人)を主人公にした、これまたとっても奇抜なお話!?

この“ネジレ具合”がたまらんのですよ♪

アダプテーション / Adaptation   ★★★★   (2002年)

出演:ニコラス・ケイジ、クリス・クーパー、メリル・ストリープ、ティルダ・スウィントン、カーラ・シーモア、ブライアン・コックス、マギー・ギレンホール

ランの花に魅せられた栽培家を取材した記者が書いた本を、次回作にしようと考えた脚本家だったが、ただならぬプレッシャーに筆は進まず、時間ばかりが過ぎてしまい、焦りばかりが募る日々だった。同居する能天気で前向きな双子の弟は、兄にならい脚本家を夢見るが、そんな様子が彼の神経を逆なでし、ますます煮詰まってしまい....ってな異色コメディ?!

何と言っても、カウフマンの脚本がすごい!脚本作りの難しさを逆手にとって、それをネタに自虐的に話を展開されるとは、その発想が見事やね。そんでもって、現在と過去、空想の世界を巧みに織り交ぜながら、独特の世界を作り上げるんよなぁ。

そこで一人二役のケイジくんが、超マイナス思考の兄とお気楽な弟を演じ分け、そんな主役に本能的に生きる人間と理性で自己防衛する対称な人物として、ベテランの俳優が絡んでくる....贅沢でんなぁ!?(笑)

話のいたるところに印象的で力強い言葉が散りばめられ、それが捻くれた話のなかでぶつかり合いながら融合するんやねぇ。

個人的には、オープニングのケイジくんの“グタグタ”なつぶやきで、完全に心を鷲づかみにされてもうた。そんでもって、そんな彼のハゲ頭に癒されてたりしてね...(笑)

あまりにも個性が強すぎて、好き嫌いの分かれる作品なんやろうけど、一度“はまる”と、これまたクセになるかも?!

監督スパイク・ジョーンズを考える ① 『マルコヴィッチの穴』

週末に公開された話題作といえば、『かいじゅうたちのいるところ』かな?!監督をしてるスパイク・ジョーンズくんは、これが監督としては3作目なんよね。10年間で3作やから、それほど多くないし、案外知られてなかったりするんかなぁ??

しかし、どの作品も相当ひねくれてて、一筋縄ではいかんってね!まさに奇想天外な作品を送り出す彼のオリジナリティは、すばらしいの一言やと個人的には思う。

そんでもって、気になる最新作の感想は.....明日まで取っておくとして、まずは過去の作品をご紹介♪

マルコヴィッチの穴 / Being John Malkovich   ★★★★   (1999年)

出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャスリーン・キーナー、ジョン・マルコヴィッチ、チャーリー・シーン、オーソン・ビーン

売れない人形師は、生活のためにとある会社に勤めることに。しかし、その会社は、ビルの7階と8階の間、7と1/2階に存在する不思議な会社だった。そんなオフィスの片隅に、偶然見つけた小さなドアの向こうは....俳優のジョン・マルコヴィッチの頭の中とつながっていて、15分間ジョン・マルコヴィッチになれる....ってな、とってもシュールでナンセンスなドラマ?!

何で7と1/2か、何でマルコヴィッチなのか、まったく意味不明な設定から突き進む話には、ただただ呆気にとられてまうんよね。そんな得体の知れない妙な雰囲気が、力強さをともなって、いつのまにか観る側を夢中にさせるんかな。

まぁ、何たって登場人物のインパクトが凄まじい!(笑)意味不明な受付嬢(?)や謎の女、変な社長、そんでもって、この当時はカワイイだけの元モデルの女優ってなイメージしかなかったキャメロン嬢が、まったくイケてない格好で出てくるあたりも実にシュールやね!(笑)

それと、何よりもマルコヴィッチくんが、実に楽しそうに自分を演じてるのがエエよなぁ。飛び跳ね、躍動するハゲ....あぁ、とっても素敵♪(笑)

単なるおバカなコメディに陥ることなく、誰もが持つ変身願望、有名人への憧れ、本当の自分探し、ちょっと切ない恋心、そんなテーマにどことなく哲学的なダイアローグを重ねて、摩訶不思議な話を作り上げてしまった脚本家のチャーリー・カウフマンとそれを映像化するジョーンズ監督のコラボレーションは、他の誰も真似することのできない、別世界に誘ってくれるんよなぁ。

この作品を観て、ハゲの気持ちを体験してみる??しかし....この衝撃は、クセになるかも?!(笑)

2010年1月17日 (日)

『マッハ!弐』

ノー・スタント、ノー・ワイヤー・アクションでちょっと話題になった(とオレ的には思ってるんやけど....?!)タイ発のアクション映画 『マッハ!』 の第2弾が公開になったので、シネコンのサービスデーを狙って、観てまいりました。

とはいえ、一部のマニアックな人々を除いて、世間的には全く感心をもたれてないんやろうけど....っていうか、感心もたなくてもエエかも、これ?!(苦笑)

主演のトニー・ジャー自らが監督に乗り出した、そんな気合いは分かるものの、どうも結果は凶と出たようで....。

マッハ!弐 / Ong Bak 2   ★★☆☆☆   (2008年)

監督:トニー・ジャー&パンナー・リットグライ

出演:トニー・ジャー、ソーラポン・チャートリー、サルンヨー・ウォングックラチャン、ニルット・シリジャンヤー、ダン・チューポン、サンスティク・プロムシリ、ペットターイ・ウォンカムラオ

国王だった父や母を殺された少年は、山賊に助けられ、そこで剣術やカンフーといったあらゆる格闘技を身につけ、成長した彼は、親の仇を討つため、単身敵地に乗り込むのだが...ってな、タイのアクション映画?!

今回も見せ場のアクションは、なかなか気合いが入っとったねぇ。“肉”のぶつかり合う音が、小気味よく響き渡っとったよ(笑)

ただ....ムエタイだけやなくて、カンフーやら日本刀振り回したり、あらゆるジャンルの格闘技がてんこ盛りの何でもありなところが、逆に前作の良さを消してもうた感じやなぁ。

そもそも刀を構えたりカンフーしてる時のトニーくんの腰の入りが甘くて、いかにも不慣れな感じなんよねぇ...(苦笑)

アクションを前面にすればいいものを、監督トニーくんは、欲張り(?)なもんやから、中途半端に踊りやら無駄なシーンをはさんでもうて、途中が退屈でなぁ....?!残念ながらトータルでのワクワク感、娯楽性がないんよね。

まぁ、なぜかゾウさんが大活躍したり、悪党が忍者“風”やったりで、ある意味笑いを誘うんやけど(苦笑)

そもそも、前作と主人公の名前が同じだけで、時代設定も違えば、内容もまったく関連がないのに“パート2”を名乗るところに、邦題の“2”がなぜ漢字かってこと以上に疑問を感じてもうたよ....(笑)

2010年1月16日 (土)

『海角七号/君想う、国境の南』

台湾で大ヒットしたという作品を今日はご紹介!

何となく感動しそうな予告編を観て、ちょっと期待したんやけどなぁ....?!

海角七号/君想う、国境の南 / 海角七號   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ウェイ・ダーション

出演:ファン・イーチェン、田中千絵、リン・ゾンレン、マー・ニエンシエン、ミンション、イン・ウェイミン、マイズ、シノ・リン、レイチェル・リャン、中 孝介

ミュージシャンになる夢を諦め、故郷に戻ってきた青年は、義父のコネで郵便の配達をする。ある日、宛先不明の小包を開けると、そこには戦後間もない頃に、ひとりの男が台湾にいる恋人に宛てたラブレターが...。

そんな彼は、町おこしコンサートに出演する地元バンドの一員に選ばれるのだが....ってな、ラブ・ストーリー??

う~ん、このまとまらん“あらまし”通り、イマイチ“しっくりと”こんかった(苦笑)

愛していたのに結ばれなかった、そんな昔の恋の話と、現代の男女の恋の話を結び付けたかったんやろうけど、どうにもなぁ....?!

ユーモアを交えることは、作品を盛り上げるには大切なんやけど、どうにもそれが軽すぎて、学芸会レベルで展開されると、残念ながら心に響いてこんのよね(苦笑)

悲恋の話でストレートに盛り上げてくるんやろうって期待してると、見事に裏切られてまうような展開やった。

主人公を演じてるのが、台湾で人気の歌手らしく、確かに歌は上手いし、音楽的には盛り上がってたんやけど....ラブ・ストーリーとしては平凡で、ちょっと期待しすぎてもうたかなぁ....?!

2010年1月15日 (金)

『The Harimaya Bridge はりまや橋』

アメリカと日本の過去と現在をテーマにした家族のお話をひとつ!

悪くない話やったんやけど、キャスティングがなぁ....なんでそこに行くかねぇ?!

The Harimaya Bridge はりまや橋 / The Harimaya Bridge   ★★★☆☆

監督:アーロン・ウールフォーク

出演:ベン・ギロリ、清水美沙、高岡早紀、misono、ダニー・グローヴァー、ヴィクター・グラント、白石美帆、穂のか、北見敏之、柏木由紀子

日本で事故により死んでしまった息子、父親は生前彼が描いた絵を取り戻すため、高知へ向かうのだが...ってな、国境を越えた家族の物語?!

父親が日本で無残に殺され、頑なに日本人に対し心を閉ざす男が、息子を知る人たちと触れ合いながら、少しずつ考えを変えていく、異文化コミュニケーションってやつやねぇ♪(笑)人種や過去の歴史を越えた、家族の愛情を描いてる。

清水くんや高岡くんも、なかなか頑張ってたし、話としても派手さはないんやけど、悪くはなかったかなぁ。そうは言いつつも、全体的には少し垢抜けない感じやったんやけど(苦笑)

製作総指揮をするダニーくんが、中途半端に顔出すあたりが、ちょっとスッキリせんのよね。どうせなら、彼に主役のパパをやって欲しかったもんよなぁ!?

あと、どうでもエエ話やけど...misono...ウザっ!歌まで歌いやがって....えっ、歌手やったん??(苦笑)石橋(貴明)くんの娘も....オーラないねぇ?!まぁ、頑張ってくなはれ?!もちろん....応援はしませんけど!

2010年1月14日 (木)

『恋におちたシェイクスピア』

シェイクスピアっていうと誰もが知ってる偉大な作家なわけやけど、“古典”なだけに、その名前を聞くと少し堅苦しく感じてまうやんね?!

しかしながら、そんな若き大先生を主役にした、この恋の物語は、ワクワク、ドキドキのラブ・ストーリーに仕上がってるんよなぁ。

1998年のアカデミー賞を独占した傑作をご堪能あれ♪

恋におちたシェイクスピア / Shakespeare In Love   ★★★★   (1998.年)

監督:ジョン・マッデン

出演:グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ベン・アフレック、トム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチ、イメルダ・スタウントン、ルパート・エヴェレット

才能はありながらも、極度のスランプに陥り、何も書けなくなった劇作家のシェイクスピアは、とある貴族の娘に恋をしたことがきっかけとなり、夢中になって作品を書くことに。

一方、そんな彼が恋した娘は、演劇が大好きで、役者になることを夢み、そしてシェイクスピアの作る詩に憧れていた。

そんな二人が巡り会い、恋の炎が燃えあがるのだが....ってね!?

名作『ロミオとジュリエット』が出来る過程をドラマにした話は、貧しい作家と金持ちの娘の身分を越えた恋愛話を軸にしながら、それをユーモアと熱い愛で料理してるんよなぁ。

何が素晴らしいって、やっぱりキャスティングやろね。ヒロインのグウィネス嬢の、聡明さを漂わせながらも、可憐で愛らしい演技と、対するジョセフくんの、少し荒々しいながらも、繊細で情熱的なところが、見事に話にフィットしてる。

加えて、脇にいるデンチおばちゃんや、恋敵のコリンくん、それにジェフリーくんやイメルダおばちゃんまで、それぞれに個性を発揮して、作品が絶妙なバランスで成り立ってるんよね。

決して結ばれることのない、愛し合う若いふたりの熱い想い、それが言葉となってあふれ出すあたりが、やっぱり胸を熱くするやんね!?(笑)

当時の世相を反映させながら、古典に縛られることなく、活き活きと描かれた話は、観てて愉快に、そしてとびっきりロマンチックな気分にさせてくれる、まさに....名作やなぁ....!?

2010年1月13日 (水)

『マン・オン・ワイヤー』

今日はフランスの冒険野郎のドキュメンタリー♪

この作品、去年のアカデミー賞のドキュメンタリー部門の受賞作品なんよね。納得のデキやった。

舞台となったツインタワーが9/11のテロでなくなってもうたってのが、ちょっとノスタルジックやよなぁ...?!

マン・オン・ワイヤー / Man On Wire   ★★★★

監督:ジェームズ・マーシュ

出演:フィリップ・プティ、ジャンルイ・ブロンデュー

1974年8月7日、その当時世界一高いビルだった世界貿易センターのてっぺんで、一本のワイヤーの上を歩く男がいた....ってな、フランス人の綱渡り師の伝説のパフォーマンスについてのドキュメンタリー!?

地上411メートルの空中散歩、世界中を驚かせた衝撃の出来事、彼はなぜ、そしてどうやって成し遂げたのかを描くってね。

いやぁ....スゴイ!(笑)目もくらむような場所で、微笑みながら歩く姿に、感動してまうよなぁ。

ネジが数本飛んでないと、そんなこと思いつかんやろなぁって思ったら、当時を思い出しながら夢中で話すフィリップくんは、少年がそのまま歳を取らずに大人になったような人やった。

そんな彼を支えた親友や、手助けした仲間、そして恋人がいて、そして周到な計画を立てて成功したって話が、関係者の証言で語られるんやね。

夢をあきらめずに突き進む、そんなことの大切さが伝わる、なかなか素敵な話やったなぁ!?それにしてもスゴイ!

2010年1月12日 (火)

『雨鱒の川』

巷では『のだめ~』が流行ってるらしいね。個人的には原作も知らんし、ドラマも観てないんで、まったく興味が湧かないんよなぁ。ってことで、この作品も玉木くんは眼中になく、綾瀬くんと中谷くんが出てるってんで、ちょっと試してみたんやけど....ね?!

『三丁目の夕日』でお馴染みの子役が出てるんやけど....この子、ダコタ級に苦手やわぁ...(苦笑)

雨鱒の川   ★★☆☆☆

監督:磯村一路

出演:玉木 宏、綾瀬はるか、松岡俊介、阿部 寛、中谷美紀、柄本 明、伊藤 歩、星由里子、須賀健太、志田未来

父を亡くし、母親と暮らす少年は、魚を獲ることと絵を描くのが大好きだった。そんな少年の親友は、耳が聞こえず、しゃべれない女の子。言葉がなくても気持ちが通じる、そんなふたりもやがて大人になり...ってな、とりあえず純愛ドラマ?!

少年時代と大人になってからの二部構成で作られる話には、母親の愛情やかつての悲恋、父親の苦悩、切ない恋心やら、いろんな要素が入ってるんやけど、どうにも中途半端な感じやね。

何がイライラするかって、この子役の須田くんの演技がアキません(苦笑)余りにも不自然すぎてねぇ....?!

まぁ、その他の役者さんは頑張ってるんやけど、話が散漫になってもうてるだけに、どうにも活きてこんのよなぁ。

ファンタジー要素のアピールも、エライ白けてもうたしね。まぁ、雨鱒とのからみで、しゃぁないんやろうけど、あまりにもユルすぎるラストに、感動する気持ちはサッパリ湧き上がってこんかった。

なんやろなぁ....疲れてもうたよ?!

2010年1月11日 (月)

『ずっとあなたを愛してる』

今日は、公開中の作品のなかから、ちょっとシリアスなおフランスのドラマをおススメ♪

ずっとあなたを愛してる / Il Y A Longtemps Que Je T'aime   ★★★★   (2008年)

監督:フィリップ・クローデル

出演:クリスティン・スコット・トーマス、エルザ・ジルベルスタイン、セルジュ・アザナヴィシウス、ロラン・グレヴィル、ジャン=クロード・アルノー

息子を殺し、15年もの間、刑務所にいた姉が刑期を終えて出所し、フランスで暮らす妹夫婦の家に滞在することに。姉の存在を隠して生きてきた妹は、失われた時間を取り戻そうと、気丈に姉と接するものの、姉は心を開こうとはしないのだが....ってな人間ドラマ?!

捨てることのできない深い悲しみを背負った女性、“息子殺し”という消せない烙印と、周囲の冷たい反応、そんな主人公を演じるクリスティン嬢の演技が抜群に良かったね。

憂いのある表情や仕草、静かに展開する話の中で、グイグイと観る側を引きつける存在感は、見事やった。

何か派手なことが起きるわけでもなく、じっくりと彼女とその周りの人々の関係を描きながら、悲しみに浸る彼女の心の中を画面で語りかける辺りは、ちょっと地味に思われるかもしれんけど、とっても味わい深いんよね。

彼女の様子をスクリーンで追いながら、ずっと“なぜ?”って疑問を抱き、それに対する答えを探しながら、夢中にさせられてもうたよ。

切なさのなかに、愛情や優しさを感じさせる、素敵な作品やったなぁ!?

2010年1月10日 (日)

『(500)日のサマー』

この冬の“オレ的”注目作品の一発目、観てきましたでぇ!?

調べてみたら、この作品の主役をやってるジョセフくんは、レッドフォードが監督した『リバー・ランズ・スルー・イット』に子役で出演してたんやねぇ。ちょっと驚き!

(500)日のサマー / (500) Days Of Summer   ★★★★   (2009年)

監督:マーク・ウェブ

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゾーイ・デシャネル、ジェフリー・エアンド、マシュー・グレイ・ガブラー、クロエ・グレース・モレッツ、レイチェル・ボストン、クラーク・グレッグ

運命的な出会い、真実の愛を信じる青年が恋した相手は、愛なんて幻想だと言い切るドライな女の子、そんな彼女との500日間の思い出を綴った恋愛(?)コメディ?!

彼女にメロメロの彼、しかし、彼女にとってはそれは単なる友情、そんな関係でボロボロになっていく男の悲劇ってかぁ?!(笑)

いやぁ....おもろい!思いっきり主人公の彼に共感してもうたよ(苦笑)

好きになった相手のことを考え、一喜一憂し、幸せを感じつつも、どこか不安に襲われる。挙句の果てに....ってなことで、男目線での恋愛のいろいろなステージが、ユーモラスに描かれてるんよなぁ。

また、天にも昇るような幸せや、どん底の気持ちを、見事なまでに映像で表現してみせるあたりのセンスが、なかなか見事やった。

いかにも好青年のジョセフくんや、妙に気になる魅力を振りまくゾーイ嬢の主演二人のキャスティングも見事なら、脇役の絡み方もいい感じで、ナイスな選曲の音楽をバックに、作品全体が軽快にハーモニーを奏でるってね♪

いやぁ、満足、満足!

しかしなぁ....運命の出会いかぁ....“愛”ってなんなんやろねぇ??(苦笑)

2010年1月 9日 (土)

オダギリくんとアジア映画 ② 『悲夢』

もう一本は韓国のキム・ギドク監督の作品。韓国映画って、病気や事故で大切な人が死んで、メロドラマが展開するってな、ちょっとワンパターンな作品が多い中、この監督さんは、いつも独特の世界観を表現してる、なかなかの才人なんよね。

それだけに、ちょっと期待してたんやけど.....ね?!(苦笑)

悲夢 / Sad Dream   ★★★☆☆   (2008年)

監督:キム・ギドク

出演:オダギリ・ジョー、イ・ナヨン、パク・チア、キム・テヒョン、チャン・ミヒ

あるひとりの男の夢は、別の女の現実とつながる、そんな奇妙な関係を描いた物語?!別れた女を忘れられず、そんな彼女と過ごす時間を男が夢見ると、その夢により女は嫌いな男と会うことに...それを知った男は苦しむのだが....ってね。

いやぁ....難解やねぇ。そもそも、なんでオダギリくんやったのかが分からんよなぁ(苦笑)ひとりだけ日本語でしゃべり、なぜか話が通じてまう時点で、理解に苦しんでもうた。

まぁ、気合いの入った演技ではあるんやけど、そもそもの部分が“しっくり”とこないもんやから、最後まで違和感が拭えんかったなぁ。

特異な設定で、男と女の愛憎を描くってとこなんやけど、この作品の内容を理解するには、どうにも凡人には少し難しかったようで...(苦笑)夢が題材だけに、観てて睡魔が....?!

それでも、音楽の使い方や、映像表現はさすがで、監督さんの芸術性は、十分に感じられるんやけどねぇ。

オダギリくんとアジア映画 ① 『プラスティック・シティ』

オダギリジョーって、ファンのひとには申し訳ないんやけど、個人的には役者としてイマイチ評価してないんよね。確かに二枚目でありながら、少しアウトローな風貌は、スクリーン映えするんやけど、その演技に感動したことがない。

そうは言いつつ、次から次へと主演するところを見ると、業界での評価は高いようで、アジアの監督さんにも呼ばれるってことは、一応、国際派....ってこと?!

そんな彼の海外進出作品を取り上げてみようかなぁ。まずは、香港の監督さんとのコラボレーションから...。

プラスティック・シティ / Plastic City   ★★☆☆☆   (2008年)

監督:ユー・リクウァイ

出演:オダギリジョー、アンソニー・ウォン、チェン・チャオロン、ホァン・イー、タイナ・ミューレル

ブラジルのジャングルで、幼い頃に拾われ、以来、血のつながらない親子としてブラジルの裏社会を仕切ってきた男たちの生き様を描く、ちょっとハードボイルド(?)なドラマ?!

権力闘争に陰謀、組織は弱体化し、苦境に陥れられる中、父を慕う息子は、彼のために立ち上がるのだが....ってね。

ひゃぁー、とことんグタグタやわさ(苦笑)まったく流れていかない話は、どうにも“ぶつ切り”状態で、崩壊してるやないですか!?

時折はさまれる、実にチープなイメージ映像の意味が、だいたいよう分からんしなぁ...。ちょっとしたファンタジー風味??

そもそも、ポルトガル語も中国語もロクに話せないオダギリくんの、まったく感情の入ってないセリフを聞かされる時点で、このキャスティングの意味がよう分からんです(苦笑)この役の設定のとおり何十年も生活してりゃ、普通こうはならんでよってね!?

たかだか90分少々の作品が、永遠に思えるくらい....辛かったなぁ(笑)

2010年1月 8日 (金)

『ちゃんと伝える』

今日は、昨年、『愛のむきだし』や『自殺サークル』といった作品を取り上げた、園 子温監督の最新作をご紹介♪

今回は、家族ドラマなんやねぇ?!

ちゃんと伝える   ★★★☆☆

監督:園 子温

出演:AKIRA、伊藤 歩、高橋惠子、奥田瑛二、高岡蒼甫、吹越 満、佐藤二朗、でんでん、綾田俊樹、諏訪太朗

高校のサッカー部の顧問として、父親として、とても厳しかった父がガンで入院し、息子は毎日、仕事の合間を見て、その病室を訪れるのだが...ってな、父と息子の関係を描いたお話。

回復したら一緒に釣りに行こうと約束し、励ます息子、そんな息子の姿を見守る父親、そんな話に主人公自身の病気という要素を絡めて、話は展開していくんやねぇ。

途中までは、至極まっとうな家族ドラマで、正直、園監督らしくないなぁって思ってたら、盛り上がるところで、「そこまでやるかぁ...」って、しっかりと楽しませてもらったね(笑)

全体的には、やっぱり中心となる若いふたりの役者の力量がなぁ....。まぁ、主役の彼の素人っぽさがエエんかもしれんけど、ちょっとどないでしょ...。伊藤くんは、どうにもその奇妙な化粧が気になってもうて...(苦笑)

父親と息子という男同士の関係って、どこかぎこちなく、言いたいこと、言うべきことを口にしないもんなんよね。そんな父と息子の微妙な距離感が出てる、いい話だっただけに、別のキャストで観たかったなぁ....?!ちょっと残念なデキやったね。

2010年1月 7日 (木)

『天使の宿り木』

今日は、『橋の上の娘』のヒロインを演じるヴァネッサ・パラディの主演作をオマケでご紹介♪

ヴァネッサ嬢といえば、あのジョニー・デップのパートナーであり、おしどりカップルで有名やんね!ジャック・スパロウの役を引き受けたのも、彼女との間に生まれた子供のためやったってな噂やし。

そんなジョニー君を夢中にさせる彼女の作品を....劇場未公開ながら、なかなか悪くなかったんやけどね!?

天使の宿り木 / Mon Ange   ★★★☆☆   (2004年)

監督:セルジュ・フリードマン

出演:ヴァネッサ・パラディ、ヴァンサン・ロティエ、エドゥアルド・ノリエガ、クロード・ペロン

彼氏の心をつなぎとめるため、必死に子供を作ろうとする娼婦は、見ず知らずの別の娼婦から、彼女の息子を連れて駅に来るよう頼まれるのだが...ってな、ちょっと変わったお話。

ひたすらに“父親役”を探す寂しい女と、身よりもない孤独な青年の旅は、傷ついた者同士が寄り添うように、不器用ながらも離れることなく続く....?!

意表をつく、意外な展開と、フランス映画のよさが存分に出た、味わい深く、ちょっと詩的なセリフが、妙に心くすぐるんよなぁ。まぁ、そうは言っても話の内容はエロなんやけどね(笑)

ヴァネッサ嬢の“汚れ”具合が、程よい魅力を振りまいて、なかなかよろしいようで...!?

『橋の上の娘』

フランスの恋愛マエストロ(?)、ルコント監督の作品を今年最初の“おススメ恋愛映画”としてご紹介♪

以前、取り上げた『髪結いの亭主』もそうなんやけど、おもしろい人物設定で、キャラクターを活かし、深~い愛の物語を語るあたりが、たまらんのよねぇ!?

橋の上の娘 / La Fille Sur Le Pont   ★★★★   (1999年)

監督:パトリス・ルコント

出演:ダニエル・オーティユ、ヴァネッサ・パラディ、ニコラ・ドナト、ナターシャ・ソリニャック、イザベル・スパッド

パリの橋の上から身投げしようとしていた女、そんな彼女を仕事のパートナーとすることにしたナイフ投げの男、そんなふたりの運命的な出会いから始まる愛の物語!?

人生に打ちひしがれて、そして出会った男と女。惹かれ合いながらも、素直に気持ちを伝えることができず、すれ違いながらも、いつしか互いに相手を必要としていることに気づくってね!

彼女に向かってナイフ投げる男と、彼の投げるナイフを受ける彼女、そこには誰も割って入ることのできない、彼らだけの空間があり、強い絆で結ばれてるんよなぁ。

全編モノクロでシックな映像のなかで繰り広げられる小気味いい会話、そんな雰囲気を彩るセンスのいい音楽。

フレンチな恋愛映画は、これでしょう!って思わせてくれる、何とも贅沢なひと時をご堪能あれ!?

2010年1月 6日 (水)

『ボンボン』

もうひとつは、冴えない中年オヤジと1匹の犬の、ちょっと素敵なお話。

ボンボン / Bombon (El Perro)   ★★★★   (2004年)

監督:カルロス・ソリン

出演:ファン・ビジェガス、ワルテル・ドナード

突然解雇されてしまい、仕事もなく、娘夫婦の家に居候する中年オヤジは、ある日、人助けのお礼に一匹の犬を譲ってもらったのだが...。

もらった犬には血統書が付いていて、そんな犬との出会いから、それまでうまく行かなかった人生が、変わり始める...なんて、ちょっと夢のあるお話?!

人を喰ったような顔をした大型犬が助手席にドカッと座る...そんな光景を見るだけで、クスって笑ってまうんよなぁ。

また、見るからに人のいい、田舎オヤジの振る舞いが微笑ましくてねぇ!(笑)

ひとつの出会い、ちょっとの変化が平凡な日常を変える、そんな“友達”と過ごす幸せが伝わってきて、なんや癒されてもうたよ。

こういう素朴な話って、一気に盛り上がることはないんやけど、ジワジワと味が出るんよなぁ!?

『オリンダのリストランテ』

今日は南米アルゼンチンで作られた作品をふたつ、ご紹介♪いずれも素朴で、ちょっとエエ感じの話やったね。

まずは、ブエノスアイレスの下町人情ドラマ?!(笑)

オリンダのリストランテ / Herencia   ★★★☆☆   (2001年)

監督:パウラ・エルナンデス

出演:リタ・コルテセ、アドリアン・ウィツケ、マルティン・アジェミアン、エクトール・アングラーダ、フリエタ・ディアス

ブエノスアイレスで小さなレストランを経営する女主人は、ひょんなことから、元恋人を探しに街にやって来た、宿なしのドイツ人青年を泊めることになり....ってな人間ドラマ?!

店を手放すかどうか悩んでるところに、新たな悩みの種が来て、イライラは絶頂に....しかし、異国からやって来た彼と過ごしながら、彼女にも変化が...。

小さな店を舞台に繰り広げられるドラマは、派手さはないんやけど、程よい味わいやったね(笑)

オリンダおばちゃんのなかなか強烈な個性に引っ張られつつも、うまい具合に話を展開させてたかな。

感動や涙がでるような要素があるわけやないんやけど、何となく微笑ましくて、ホットするような、そんな小品やった!?

2010年1月 5日 (火)

『築地魚河岸三代目』

テレビドラマの「JIN -仁-」ですっかり名を挙げた仁先生こと大沢くんの主演映画を、今日はご紹介♪こちらも、ちょっとばかし熱い??(笑)

築地魚河岸三代目   ★★★☆☆   (2008年)

監督:松原信吾

出演:大沢たかお、田中麗奈、伊原剛志、森口瑤子、伊東四朗、柄本 明、大杉 蓮、温水 洋、江口のりこ、佐野史郎、田口浩正、甲本雅裕

恋人を手伝うために、彼女の実家の魚の仲卸しを手伝おうとするが、まったくのど素人で相手にされないサラリーマン。めげずに頑張るのだが...ってな、人気漫画を映画化したものやそうで...!?

築地の人情に、恋愛ドラマ、そして親子の葛藤まで、てんこ盛りな人間ドラマってね!(笑)

主演の大沢くんも頑張ってたし、ベテラン俳優をうまく配置しながら、全体としては、なかなかいい感じにはなってたかなぁ。原作はまったく知らないんやけど、それなりに盛り上がりもあり、十分楽しめる内容にはなってたんと違うかなぁ。

ただ、ちょっと演出的に“やりすぎ”なところがあって、ドタバタになってもうてるのが残念やったね。あと...麗奈ちゃん、化粧濃いよなぁ...(苦笑)もう少し“素”な方が魅力的でエエのにね?!

2010年1月 4日 (月)

マイケル・ムーアを考える ⑤ 『キャピタリズム マネーは踊る』

というわけで、3日ぶち抜きのマイケル・ムーア特集の最後は、新作の感想で!?新作も“ムーア節”ゴリゴリで楽しませてくれてるんで、是非、試してみたってね。

キャピタリズム マネーは踊る / Capitalism: A Love Story   ★★★★

出演:マイケル・ムーア

サブプライムローンの問題をきっかけに、金融破たんに突き進み、世界経済を混乱に陥れたアメリカの姿を追いながら、資本主義の功罪を考えるドキュメンタリー?!

いやぁ、今回も切れ味鋭く、問題に切り込んできるところは見事やったね。だいたい、副題に“ラブ・ストーリー”と入れるところが、実にシニカルで機知に富んでて、この監督さんらしいよなぁ(笑)

暴走を始めた資本主義、その真実と幻想、そしてますます潤う一部の富欲層がいる一方で、大部分の中間層が家を追われ、仕事を失い、途方に暮れる、そんな病んだ社会の現実を見せられると、能天気なブッシュくんの笑顔がより一層腹立たしく思えるってね!?(苦笑)

金融という得体のしれないものを背景に、権力をもった人々の都合で、いいように操られる政治、なんや身近にも似たような図式が.....ね!

ぶれない問題意識をもって、時折ユーモアを交え、そしてお得意のアポなし突撃取材で楽しませる、いつもながらのムーア節で楽しませてもらったかな!?

誰もが幸せを感じ、豊かに暮らせる社会、その実現のためには、ひとりひとりの意識が大事なんかもね。楽しく勉強させてもろたよ!?(笑)

2010年1月 3日 (日)

マイケル・ムーアを考える ④ 『シッコ』

本日の2本目は医療問題を取り上げた作品。アメリカで最も恵まれた医療環境にあるのは....テロリストとして捕まってる人たちやった...なんて、そのツッコミのポイントが素敵やねぇ♪(笑)

シッコ / Sicko   ★★★★   (2007年)

出演:マイケル・ムーア

この作品でのムーア監督のターゲットは....アメリカの保険制度!?表向きは“社会主義的”という理由で採用されていない国民皆保険制度、その裏で私腹を肥やす保険会社や薬業界、その実態を目の当たりにすると、なんや悲惨な気分になる。

入院費が払えず、病院から追い出され、路上に捨てられたり、切断した指を治療費に応じてどの指を接合するか決断するとか、ホンマにありえへんて!?(苦笑)コメディとしか思えないような話が、アメリカの医療制度の現実やってところが驚きやね。

いつもながら巧みに対比を使い、それを独特のユーモアや問題意識で鋭く突っ込むやり方は、映像として見事な効果を発揮してた。

この国の保険制度については、普段それほど疑問に思わなかったけど、イギリスやフランスのように、国民の負担が限りなくゼロに近い国もあるということを知らされると、確実にアメリカよりはマシやと思いながらも、なんや安心できなくなってきた(苦笑)

年々、医療費の負担が増加してるのは事実やし、根本的な医師不足、医療現場の過酷な労働環境とか、問題は山積みみたいやから、真剣に考えんと、この国もアメリカみたいになってまうかもね?!

豊かな社会の実現には、“安心”して暮らせることが何よりなわけで、いろいろと考えさせられてもうたよ。ひょっとして、真剣に住む国を選ばないとアカンのかもねぇ....。この作品を観ると、間違ってもアメリカには住めんよなぁ!?(苦笑)

マイケル・ムーアを考える ③ 『華氏911』

本日の最初の作品は、9.11同時多発テロを題材に、その背景を探る作品!

この作品でカンヌ映画祭のパルム・ドールを受賞したムーア監督が、スピーチの時にブッシュ大統領に向かって“Shame on you !”って連呼したのが最高やったねぇ(笑)

ちなみに、この年のゴールデン・ラズベリー賞(通称ラジー賞:アカデミー賞の前日に行われる、最低の作品、俳優を選ぶ賞)でブッシュ大統領がワースト主演男優賞に選ばれたってのも、ちょっとしたニュースやったかな!?

華氏911 / Fahrenheit 9/11   ★★★★   (2004年)

出演:マイケル・ムーア、ジョージ・W・ブッシュ

なぜ9.11の同時多発テロは防げなかったのか、事件の背景にあった事実とは、そしてなぜイラクだったのか....アメリカで起こったテロ事件から、その後の展開について考証する作品。まぁ、要するに...マイケル・ムーアによる反ブッシュ政治ドキュメンタリーってか?!

いやぁ、アンチ・ブッシュにはたまらん内容やね!あのアホ面が画面にでる度に、笑いと怒りが込み上げてきてもうたよ(苦笑)

ムーア特有のユーモアとアイロニーをもって、様々な角度から政治的事象を分析していく、今回もその手腕は見事やったね。

果たして何のための“戦争”なのか、“誰”のための犠牲なのか、そんな問いかけを進めていくのを観ながら、現実に起こってしまった悲劇、そして現在も進行している悲しみの連鎖に憤りを感じてまうよね?!

確かにこの作品に描かれる事柄が、どこまで真実を語ってるのかは、当事者でない限り、はっきりとは分からんのやけど、ただ、疑問をもつことは必要なことであり、政府の発表していることやからって、それを盲目的に信じることの危うさというのは、考えなアカンなぁって思うよね。

一握りの人たちの利益のために、無意味な侵略により命を落としている兵士たち、そして残された家族の悲しみ、何の罪もないのに殺されていくイラクの人々の苦しみや、我が子を失った人々の声を、ちゃんと聞かんとね。

アメリカ政府に従い、こんな戦争に加担したこの国の政府、それを無関心に許した自分たち国民の責任を考える上でも、この作品が問う問題は、直視せんとアカンよなぁ!?

結局、コイズミくんは、何の非を認めることもなく、反省もないまま、すべてはうやむやになってもうた。せめて、沖縄の基地問題だけは、この国の国民として、真剣に考えんとね!

2010年1月 2日 (土)

マイケル・ムーアを考える ② 『ボウリング・フォー・コロンバイン』

ムーア監督の評価を決定づけた作品というと、次に紹介する、これなんと違うかなぁ。この作品でアカデミー賞を受賞したわけやけど、文句なしの傑作!?

前作では、まだ少々荒削りな感があったんやけど、この作品の完成度の高さは、すばらしいの一言!

マイケル・ムーア“ビギナー”のひとは、是非この作品から試して欲しいなぁ♪

ボウリング・フォー・コロンバイン / Bowling For Columbine   ★★★★   (2002年)

出演:マイケル・ムーア、チャールストン・ヘストン、マリリン・マンソン、マット・ストーン

全世界に衝撃を与えた、コロラド州にあるコロンバイン高校で起こった、若者による銃乱射事件。

ボーリングに興じていた高校生が、同じ日になぜ同じ高校に通う生徒や先生を射殺することになったのか、なぜ銃を使った犯罪がなくならないのか、事件を題材にしながら、アメリカ社会の抱える問題を追いかけるってね!?

身近に銃がある社会、そのことに疑問をもたずに暮らすアメリカ人の感覚ってのは、日本人からすると何とも不可思議なもんやよなぁ。

そんな疑問を、データの検証や建国の歴史、様々な人にインタビューをしながら、いろんな角度から考え、そしてその異常性を問うってね!

相変わらずの行動力と問題の核心を突く洞察力は見事やね。大企業だろうと、ライフル協会の会長だろうと、どんな相手にもひるまず、正しいと思うことを主張する、そんなちょっと破天荒で、男気溢れる姿に、思わずエールを送りたくなるんよなぁ。

それにしても、銃を持つことの正当性を訴える人々の眼を見てると、何かに取りつかれている様に思えるのは気のせいなんかな。その過激な歌のせいでスケープゴートにされた感のあるマリリン・マンソンの方が、よっぽどまともな意見を言ってるところが、なんとも皮肉が効いてるやんね!?

人の心の中を恐怖が襲ったとき、正しいことが見えなくなってまうんかなぁ。日本にいると、銃犯罪はどこか遠くの出来事のように感じてまうけど、身近に銃はなくても、社会が病んでるって点では、案外、大して変わらんのかもねぇ...なんて。

何かを変えるために行動せんと、そんな気持ちにさせてくれる作品やったね!

マイケル・ムーアを考える ① 『ロジャー&ミー』

ドキュメンタリー映画っていうと、何となく教育的な、真面目で、お堅いイメージってあるやんね。そんなドキュメンタリーの概念をブチ破り、エンターテイメント作品として作り上げたのが、このマイケル・ムーア監督かもね!?

巨体を揺らしながら、鋭い問題意識と行動力を武器に、相手の嫌がるところを突く、その手腕は実に見事!

ちょうど新作の『キャピタリズム』の全国公開を前に、東京で先行上映されてるのを観たので、その感想を紹介するついでに、まずは過去作品をね。

というわけで、新年の幕開けを祝う、今年の特集第1弾は....3日連続マイケル・ムーア祭りってことで、始まりまっせ~♪(笑)

ロジャー&ミー / Roger & Me   ★★★☆☆   (1989年)

出演:マイケル・ムーア、ロジャー・スミス

マイケル・ムーア監督の最初のドキュメンタリー作品。

GMの工場で有名だった故郷ミシガン州フリントの町で起こった、吹き荒れる自動車不況の様子を、GMの工場廃止、失業による町の崩壊といった現実を追いかけながら描いたドキュメンタリー作品。

ちなみにタイトルの“ロジャー”ってのは、GMの会長をしてたロジャー・スミスのこと。

そんなGMの会長を取材のために追いかけまわしながら、苦しむ街の人々から、ゴルフに興じる裕福なマダムまで、様々な人々に取材をし、沈みゆく故郷の“現実”を浮き彫りにしていくんよね。

会社としては利益を上げながらも、高い労働コストを嫌って、次々とクビを切られる労働者たち、そんな企業の傲慢さと矛盾を追求するってな!?

その取材のし方もさることながら、この監督さん独特のユーモアが最初から最後のエンド・ロールまでよくでてるところが、実に痛快でおもろいんよなぁ。

よくできたエンターテイメントでありながら、その内容は一級のドキュメンタリーってね!?

2010年1月 1日 (金)

『いまを生きる』

2010年最初に紹介する作品は、お気に入りの作品をひとつ♪

好きな映画を10本挙げろと言われて、実際に10本選ぶのは難しいんやけど、必ずその候補として頭に浮かぶのが、この作品かなぁ。クライマックスのシーンは、何度観てもゾクゾクしてまうんよねぇ!?(笑)

いまを生きる / Dead Poets Society   ★★★★★   (1989年)

監督:ピーター・ウィアー

出演:ロビン・ウィリアムス、イーサン・ホーク、ロバート・ショーン・レナード、ゲイル・ハンセン、ジョシュ・チャールズ、アレキサンドラ・パワーズ、ディラン・カスマン、ノーマン・ロイド

名門の私立高校に赴任してきた教師は、学校の規律に縛られて、“優等生”な生活を強いられている生徒に、自分で考え、自分らしさを大切にすることを教えようとする。型破りな授業に戸惑う生徒たちも、次第に心の中の自分の声に気づき始めるのだが....ってな、青春ドラマ?!

恋や夢、野望、本来であれば希望にあふれ、豊かであるはずの思春期の若者のあるべき姿と、管理社会の弊害を問うってとこなんかな。

大人たちの決めた型にはまるのではなく、やりたいことを見つけ、自分の歩幅で人生を歩む、そんなことの大切さを語る教師を観ながら、自分もこんな先生に出会いたかったなぁ...なんて思うやんね(笑)

それほど、この作品でのロビン・ウィリアムスの存在は、魅力的なんよなぁ。子供の心に届くメッセージを伝え、優しさと寛容さをもって、彼らを見守る。教育ってのはこうあって欲しいって思ってまう。

本当に子供の成長を心から願い、その気持ちを尊重すれば、答えは自ずから見えてくるってね。そんなドラマのクライマックスには、半端やないくらいの“熱い気持ち”が表現されてるんよなぁ。もう....涙、涙....やねぇ(笑)

    ~ ~ ~ ~ ~ ~

新しい1年の始まり、しっかりと自分らしく生きたいなぁと心に誓うのだった...ってね!?(笑)

新年のごあいさつ♪

みなさん、ハゲまして...やなくて、明けましておめでとうございます!(笑)

2010年の幕開けでんなぁ♪「1年の計は元旦にあり」ってぇことで、他のことは置いといて、今年もトコトン映画観るでぇ~、などと鼻息を荒くするハゲ、ここにありってね!?

そんなこんなで、年が明けると、映画界ではアカデミー賞の前哨戦となるゴールデングローブ賞やら、放送映画批評家協会賞やらの発表があり、また一気に盛り上がるんやろねぇ。

てなことで、これから公開される作品のなかで、個人的にちょっと注目してる作品はこちら♪

まずは、奇才スパイク・ジョーンズ監督の『かいじゅうたちのいるところ』(1/15公開予定)。『マルコヴィッチの穴』でおなじみの監督さんの久々の作品にして、原作は有名な絵本なんやってね。宣伝のチラシなんかを見ると、何となくファンタジックな様子。ワクワクさせてくれるかなぁ?!

お次は『Dr.パルナサスの鏡』(1/23公開予定)。あのヒース・レジャーの遺作であり、彼の死後、親交の深かったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が引き継いだってな心温まるエピソードもエエんやけど、何より監督がテリーギリアムってところが、楽しみなんよねぇ。

後は、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督の『ラブリー・ボーンズ』(1/29公開予定)。原作は、なかなか個性的な設定で、よくできた話だっただけに、監督がどう話を料理するのかが興味深いかなぁ。

変わったところでは、低予算ホラーながら、ごっつい怖いってアメリカで評判になった『パラノーマル・アクティビティ』(1/30公開予定)。原作の完成度の高さを、あのスピルバーグが認めたってな触れ込みは、果たしてホンマかねぇ?!

すっかり監督としてアカデミー賞の常連となってしまったクリント・イーストウッドが、今年も賞を狙う、スポーツ感動もの『インビクタス/負けざる者たち』(2/5公開予定)。盟友モーガン・フリーマンを擁して、今年も楽しませてくれそうでんなぁ!?

ちょっと当たりハズレが大きいペドロ・アルモドバル監督は、『抱擁のかけら』(2/6公開予定)で今回もペネロペ・クルスを主演に、恋愛ドラマを作ったってね。

キャスティングに不安を感じさせるマドンナの元ダンナ、ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』(3/12公開予定)。どう考えてもロバート・ダウニーJrのシャーロック・ホームズってのは....(苦笑)

『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が、再びブロードウェーのミュージカルに挑戦した『NINE』(3/19公開予定)。マリオン・コティヤールやペネロペ・クルス、ニコール・キッドマンに重鎮ジュディ・デンチまで登場する豪華な出演陣には、ちょっと興味をひかれるやんね♪あのデンチが歌うのかってのが、どうにも気になってもうて....(笑)

そして、賞レースの前哨戦を快調に飛ばしてるのが、ジョージ・クルーニー主演の『マイレージ・マイライフ』(3/20公開予定)。監督が『JUNO/ジュノ』で話題になったジェイソン・ライトマンとくれば、おもろそうな作品が出来上がってそうで、楽しみやね!?

邦画では、まずは山田洋次監督の『おとうと』(1/30公開予定)かな。出演は吉永小百合に鶴瓶、そして蒼井優。別に“サユリスト”ではないんやけど、『ディア・ドクター』での鶴瓶の演技に感心して、役者もありかも...って思ってもうたもんやから、ちょっと気になるね。何より、ハゲ代表として応援したらんとなぁ...(笑)

後は伊坂幸太郎×中村義洋監督で贈る『ゴールデンスランバー』(1/30公開予定)。いいキャストも集まってるようやし、期待したくなるやんね!?

青い鳥』の監督 中西健二の時代劇『のあと』なんてのも、ちょっと気になるところやね。ただ、主演が....あまり演技のお上手でない...女優(?)の北川景子ってところが....不安なんやけどねぇ(苦笑)

いやぁ~、早く観たくなるやんねぇ。公開が待ち遠しい!(笑)
「今年もいい作品に巡り合えますように♪」なんてお祈りしながら、本年もよろしくお願いしま~す!?

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