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2010年1月18日 (月)

監督スパイク・ジョーンズを考える ① 『マルコヴィッチの穴』

週末に公開された話題作といえば、『かいじゅうたちのいるところ』かな?!監督をしてるスパイク・ジョーンズくんは、これが監督としては3作目なんよね。10年間で3作やから、それほど多くないし、案外知られてなかったりするんかなぁ??

しかし、どの作品も相当ひねくれてて、一筋縄ではいかんってね!まさに奇想天外な作品を送り出す彼のオリジナリティは、すばらしいの一言やと個人的には思う。

そんでもって、気になる最新作の感想は.....明日まで取っておくとして、まずは過去の作品をご紹介♪

マルコヴィッチの穴 / Being John Malkovich   ★★★★   (1999年)

出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャスリーン・キーナー、ジョン・マルコヴィッチ、チャーリー・シーン、オーソン・ビーン

売れない人形師は、生活のためにとある会社に勤めることに。しかし、その会社は、ビルの7階と8階の間、7と1/2階に存在する不思議な会社だった。そんなオフィスの片隅に、偶然見つけた小さなドアの向こうは....俳優のジョン・マルコヴィッチの頭の中とつながっていて、15分間ジョン・マルコヴィッチになれる....ってな、とってもシュールでナンセンスなドラマ?!

何で7と1/2か、何でマルコヴィッチなのか、まったく意味不明な設定から突き進む話には、ただただ呆気にとられてまうんよね。そんな得体の知れない妙な雰囲気が、力強さをともなって、いつのまにか観る側を夢中にさせるんかな。

まぁ、何たって登場人物のインパクトが凄まじい!(笑)意味不明な受付嬢(?)や謎の女、変な社長、そんでもって、この当時はカワイイだけの元モデルの女優ってなイメージしかなかったキャメロン嬢が、まったくイケてない格好で出てくるあたりも実にシュールやね!(笑)

それと、何よりもマルコヴィッチくんが、実に楽しそうに自分を演じてるのがエエよなぁ。飛び跳ね、躍動するハゲ....あぁ、とっても素敵♪(笑)

単なるおバカなコメディに陥ることなく、誰もが持つ変身願望、有名人への憧れ、本当の自分探し、ちょっと切ない恋心、そんなテーマにどことなく哲学的なダイアローグを重ねて、摩訶不思議な話を作り上げてしまった脚本家のチャーリー・カウフマンとそれを映像化するジョーンズ監督のコラボレーションは、他の誰も真似することのできない、別世界に誘ってくれるんよなぁ。

この作品を観て、ハゲの気持ちを体験してみる??しかし....この衝撃は、クセになるかも?!(笑)

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