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2010年2月 8日 (月)

『Dr.パルナサスの鏡』

テリー・ギリアムって監督を形容するときに、かならず“奇才”って言葉がつくんよね。そんな彼の他とは違う才能は、かの伝説的なイギリスのコメディ集団“モンティ・パイソン”に、唯一のアメリカ人として参加してたことでも分かるかな。

その作品を理解するのは、常人にはなかなか難しいんやけど、彼の持つ想像力、発想ってのは、やっぱり賞賛に値するんやろうと思う。

そんな彼独特の世界観が炸裂した新作を、ご紹介♪

Dr.パルナサスの鏡 / The Imaginarium Of Doctor Parnassus   ★★★☆☆

監督:テリー・ギリアム

出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、ヴァーン・トロイヤー、トム・ウェイツ

人々の頭のなかのイマジネーションの世界を体験させる、そんな不思議な装置を出し物とする見世物小屋のパルナサス博士とその一行。かつて永遠の命を手に入れるために悪魔と契約を交わした博士は、大事なひとり娘を守ろうと、頭を悩ませるのだが...ってな、ファンタジー?!

いやぁ~ギリアム・ワールド全開やねぇ!(笑)なんとも分かりづらい話の設定で、現実と空想の世界が交錯し、観客をどこかに置き去りにしながら、まったく気にせず突き進む....これって....絶対に一般受けせんよなぁ(苦笑)なんてことを思いつつ、そんな変わり者のギリアムくんを受け入れてしまうと、これが案外楽しめたりしてね?!

ヒースくんの遺作ということで、彼が途中で亡くなって、おそらく相当困ってもうたんやろうと思うんやけど、それでもメゲることなく、それを逆手に取って、不思議ワールドを更に進化させてしまうあたりが、いかにもギリアムくんやよなぁ。

そんな心意気を感じて集まった、ジョニーくん、ジュードくん、コリンくんの3人の友情にも、なんや熱いものを感じてまうかな。

というわけで、あまり作品の本筋とは関係のない、このよう分からん評価=マニアックな作品ということで、察したってください(笑)

ただ言えることは、想像力で無限に広がる世界、それを失ったら、人生おもんないよねぇ!?きっとギリアムくんも、そう言いたいんやと思います....多分やけど(笑)

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