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2010年2月 5日 (金)

『すべては海になる』

是枝監督の『誰も知らない』での衝撃的な演技から、実は柳楽くんの演技に注目してきたんよね。ちょっと前に、薬で病院に担ぎ込まれたりで、少し心配してたんやけど、10代で結婚までして、結婚できずにフラフラしてるオイラが言うのも何やけど、身を固めて、これから益々いい役者に成長してくれたらエエんやけどなぁって思う。

そんな彼の主演作ってことで、期待して観に行ったんやけど....?!

すべては海になる   ★★☆☆☆

監督:山田あかね

出演:佐藤江梨子、柳楽優弥、要 潤、松重 豊、白井 晃、村上 淳、吉高由里子、渡辺真起子、安藤サクラ、藤井美菜

10代で人生に迷った時に本に救われて以来、本が好きになり、書店員になった女性は、“愛”が何かが分からず、出版者の営業マンと体の付き合いをしながら、満たされない日々を送っている。

そんなある日、ひとりの主婦を万引きと間違えたことがきっかけで、その家の高校生になる息子と知り合い、親しくなるのだが...ってな、人生ドラマ??

恋愛に悩むOLと家庭や学校生活に悩む高校生の....コラボレーション?!(苦笑)商業主義に走る出版界を嘆いているんだか、現代社会の人間関係を憂いてるんだか、まぁ、なんとも“流れない”話やったなぁ。

時折、細かいところでナイスな笑いを取るものの、なんや、キャラの描き方が浅すぎて、話しの深みや説得力がまったく出てこんのよね(苦笑)出てくる登場人物の誰にも共感できなくて、何やろなぁ....って思ってるうちに終わってもうた?!

俗に言うところの“体を張った”サトエリくんの演技って言っても、彼女自身に役者としてのオーラを感じられへんもんやから、だからどないやねんてね。

一方の柳楽くんは、何気ない表情のなかに、相変わらずの“目ぢから”で存在感はあるんやけど、どうにも今回はセリフまわしが下手すぎて....(苦笑)セリフを言わされてる感がアリアリで、ちょっとアカンかったなぁ。

監督の演出が悪すぎるのか、全体的に安っぽさしか感じられへんし、“感動の...”なんて煽られても、どこで感動していいのやら...。自分で書いた小説を自分で映画化して、あわよくば印税が....なんて思ってるんやろかねぇ?!それこそ商業主義やわなぁ....!(笑)

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