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2010年2月28日 (日)

『パレード』

行定くんの作品がベルリンで賞とったってね!びっくりやわぁ....もちろん“賞賛”やなくて、“疑問”なんやけどね(笑)まぁ、恐らくこの賞は、若手俳優の頑張りに与えられたんでしょう?!そうに違いない!

だいたい、行定くんの作品が公開されるたびに、雑誌や宣伝文句で、彼の名前の前に“俊英”だの“ヒットメーカー”だのってつくけど、書いてるひとは、ホンマにそう思ってるんやろかねぇ??

吉永小百合や妻夫木くん、竹内結子といった(沢尻くんの「別に...」発言も含めて)人気俳優の固定ファンを集め、配給会社が大量にチケットをばら撒いて(これは個人的な推測)、興行収入うんぬんって言われても、作ってる作品の質から見れば、お世辞にもそれ程“大した”監督やないと思うんやけどねぇ(苦笑)

てなわけで、たまたま映画の鑑賞ポイントがたまったので、そんな彼の最新作を無料で拝見してまいったわけであります、です。

パレード   ★★☆☆☆   (2010年)

監督:行定 勲

出演:藤原竜也、香理奈、貫地谷しほり、小出恵介、林 遣都、野波麻帆、中村ゆり、正名僕蔵、キムラ緑子、石橋蓮司

都内のマンションの一室で共同生活をする4人の男女。健康志向の強い真面目な会社員、自称イラストレーターのショップ店員、先輩の彼女に恋する大学生と若手俳優と交際中の無職の女、適当な距離感を保ちながら一緒に暮らす彼らのもとに、ある日、男娼をする、風変わりな青年が加わった頃、近所では女性を狙った通り魔事件が多発し....ってなお話?!

身近にいながら、知っているようで知らない相手、そんな、ちょっと曖昧な関係のもとに築かれた都会の若者の人間関係を描くってかな?!

いつもながら安定した演技を見せてくれた小出くんや、最近気になりだした(?)“おばちゃん体型”を全編ジャージで覆う貫地谷くん、そして今回も個性的な役柄で、またひとつ演技が成長した感のある林くんといった若手の競演は、なかなかやったね。

ただ....作る人がこれではねぇ...(苦笑)

雑誌の記事によれば、監督さん曰く、「青春映画の形を借りた恐怖映画」ってことらしいんやけど、青春映画としても中途半端なら、早々と“オチ”が読めてしまうような、思わず苦笑いしてまうほどの恐怖映画っぷりで、相変わらず何が描きたいんか、意味不明な仕上がりやった。

まぁ、そんなデキ具合が、いかにも行定くんらしいなぁって思うんやけどね。言いようによっては、“期待どおり”ってとこかな(苦笑)

あまりのグタグタ加減に、途中からため息が出てもうて、最後のシーンを見た瞬間に、思わず「しょうもな」って呟いてもうたよ。ホンマは映画館の中心で叫びたかったんやけどねぇ....なんて!?(笑)

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