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2010年2月 7日 (日)

『ゴールデンスランバー』

人気作家 伊坂幸太郎の原作を、またまた監督 中村義洋が映画化ってことで、『アヒルと鴨のコインロッカー』もなかなか個性的な作品やったし、前作の『フィッシュストーリー』のデキも良かったもんやから、期待して観てきたよ。

原作は読んだことないんで、どこまで表現できてるんかは知らんけど、映画としては今回もなかなかのクオリティやったかなぁ?!

ってなことで、そんな作品の感想を♪

ゴールデンスランバー   ★★★☆☆

監督:中村義洋

出演:堺 雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、柄本 明、濱田 岳、ベンガル、貫地谷しほり、永島敏之、香川照之、ソニン、伊東四朗、石丸謙二郎、波岡一喜

ごく普通の、どこにでもいるような男が、ある日、突然首相暗殺事件の犯人にされてしまう、ってなサスペンス?!

まったく身に覚えのない容疑で、いつのまにか“犯人”に仕立てられてしまった男は、訳もわからないまま、必死に逃げる、そんな逃亡劇がテンポ良く、スリリングに展開するんやね。

誰も信じることができず、国家権力という強大な相手を敵に、もがき苦しみながら奮闘する、そんな主人公を演じる堺くんは、なかなかの“はまり役”やった。みるからに“いい人”が逃げ惑う姿に、観る側はついつい感情移入してまうんかもね?!

でもって主役を支える脇役陣も、それぞれに個性を発揮して、時に笑いを取りながら、話を盛り上げるんよなぁ。すっかり常連となってる“中村組”の面々も、今回も監督さんがうまくキャラを立たせてた。

程よく軽いサスペンスに、友情やら青春のノスタルジーやら、愛情やらを話しに散りばめるあたりも、なかなか心憎いやんね。

「どないなるねん?!」って結論を気にしながら観てると、140分という長さは感じないだけの娯楽には仕上がってたかな。ただ、個人的には、結末に物足りなさを感じてもうたんやけどね?!まぁ、完全なハッピーエンドにならないところが、味わい深いんかもしれんけど...。

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