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2010年3月

2010年3月31日 (水)

『ギャザリング』

もう一本は、クリスティーナ・リッチが主演した作品。

ところで、彼女の子役時代を知ってる人ってのは、どれくらいいてるんやろね?!アダムズ・ファミリーは、確か車のCMにも出てて、なかなかのインパクトやったんやけど。更にさかのぼって、デビュー作はウィノナ・ライダーの妹役やったってのは、あまり気づかれてないんやろね。

すっかり成長して、ラブ・コメからシリアスものまで、いろんなジャンルの作品で、なかなか芸達者なところを見せてくれてるんよなぁ。でもって、この作品でも、結構エエ味出してまっせぇ~!(笑)

ギャザリング / The Gathering   ★★★☆☆   (2002年)

監督:ブライアン・ギルバート

出演:クリスティーナ・リッチ、ヨアン・グリフィズ、スティーブン・ディレイン、ケリー・ラッセル、ブリジット・ターナー、ロバート・ハーディ、ハリー・フォレスター

旅先のイギリスで車に轢かれ、軽い記憶喪失になってしまったアメリカ人の旅行者、加害者の女性の厚意で彼女の家族としばらく暮らすこととなり、徐々に回復していくのだが...ってなサスペンス。

発見された2000年前の寺院の謎、どこかで見たことのある奇妙な人々、不可思議な幻覚、絡み合うエピソードは、やがて驚きの結末へ...というほどの衝撃はなかったんやけど、それでもいい具合に楽しめる作品やったね!?

凶悪な事件にキリストの死にまつわる宗教的うんちくをスパイスとして合わせつつ、呪われた宿命を描き出す...まぁ、この手のサスペンスものとしては、ありがちなコンビネーションではあるんやけど、イギリス映画のせいか、嫌味がなく、案外悪くないんよなぁ。

そんでもって、主役のクリスティーナ嬢のエキセントリックな存在感が、作品全体の雰囲気によく合ってたね!なんや、すっかりダイナマイトなボディになってたし...(笑)

『ビューティフル』

今日は、ちょっぴり小粒なサスペンスものをふたつ、ご紹介♪

いずれも“B級”と言われてまえば、それまでなんやけど、でも、見過ごすにはちょっともったいないような、なかなかのデキ映えなんよね。

てなわけで、まずはオーストラリアの作品をね!

ビューティフル / Beautiful   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ディーン・オフラハーティ

出演:デボラ・リー・ファーネス、リアム・グッディス、セバスティアン・グレゴリー、アーロン・ジェフリー、アッシャー・ケディ

のどかで平和な住宅街で連続する失踪事件、少年は近所に住む年上の美しい女の命令で、事件の真相を探るべく、怪しい住人が住んでいる、ある家を調べるのだが...ってな、サスペンス映画。

淡々とした流れで進みながら、後半に一気に畳み掛ける、なかなかの緊迫感やったね。疑念が徐々に膨らみ、それが思い込みと相まって増大し、やがて狂気となる....恐ろしい話やよなぁ(苦笑)

他愛もない噂が、いつのまにか一人歩きして、暴走する、案外身近でもありそうなところが、なんやドキッとさせられるんよね。

タイトルからイメージする華やいだ感じは全くなく、むしろ冷酷な雰囲気が漂い、そんなギャップがいい味を出してるんかもなぁ?!

まぁ、美しいものにはトゲがある...要するにそういうことなんかな??(笑)

2010年3月30日 (火)

『闇の子供たち』

監督 阪本順治と言えば、元ボクサーで、その当時“浪速のロッキー”と呼ばれてた赤井英和くんを主演にした初監督作品の『とついたるねん』(1989年)が印象に残ってるかなぁ?!

以来、監督としての知名度は確実に上がってるものの、作品としては、あまりピンとくるものがないんよね(苦笑)

挙句の果てに、今年は失笑もののキャスティングで“座頭市”とは.....まだ予告編をチラリと観ただけで、あまりとやかく言いたくはないんやけど、ナンボ撮りたい作品やったとしても、そこまで“ナリフリ構わず”でエエんかいな、って余計な心配を思わずしてもうたりして....(苦笑)

ただ、そんな監督さんが2年前に撮った作品は、そのテーマもあってか、かなり話題になってたんよね。てなわけで、今日はその作品をご紹介♪

闇の子供たち   ★★★☆☆   (2008年)

監督:阪本順治

出演:江口洋介、宮﨑あおい、妻夫木聡、塩見三省、佐藤浩市、豊原功補、鈴木砂羽

日本人の子供の心臓移植手術のために、タイの子供が命を奪われる、そんな情報を追うジャーナリストは、次第に真相に近づく。一方で、タイの社会福祉施設でボランティアをする若い女性は、子供たちのために奔走するのだが...ってな、社会派ドラマ。

生活のために売られていく農村の子供たち、そんな彼らの行き着く先は、外国人相手の児童買春で、エイズになって捨てられるか、臓器売買のドナーとして、生きたまま臓器をえぐりとられるという、悲惨な結末やった...なんて、内容はごっついヘヴィーなんよね。

どこまでが真実の話なんかは分からんけど、これがもしホンマやったら、余りにも悲しすぎる現実やよなぁ。

一面的に、臓器売買は悪とするのは簡単なことやけど、日本で移植手術を受けられない状況のなかで、我が子を生かすために、事情を承知で手術費用を払う親の心情ってのも、なんや分からんでもないところが、ちょっと考えさせられてまうんよね。

佐藤浩市くんの演技が渋すぎるとか、一生懸命なあおいちゃんが素敵とか、そんなミーハーな気持ちが吹き飛ぶくらい、作品としては、すごく真面目に作られてて、なかなか深かったかな。

テーマがテーマだけに、観終わった後は気分的にかなり複雑やけどね!?(苦笑)

ただひとつ言えることは、子供の心が曇るような世の中には、絶対にしたらアカンってことやんね!?命の尊さ、生きるってことを考えてみようかな。

2010年3月29日 (月)

『幸せのきずな』

1本目がコメディ・タッチの作品やったのに対し、こちらはシリアスなお話。まぁ、家族の絆“も”描かれてるだけに、邦題がはずれてるとは言えんのやけどねぇ....でも、ちょっと微妙?!(笑)

幸せのきずな / Flash Of Genius   ★★★☆☆   (2008年)

監督:マーク・エイブラハム

出演:グレッグ・キニア、ローレン・グレアム、ダーモット・マロニー、アラン・アルダ、ミッチ・ビレッジ、ダニエル・ローバック、チャク・シャマタ

今では当たり前に車についている可変速の“間欠ワイパー”を発明したにもかかわらず、フォードにその発明を盗まれた大学教授の闘いを描く、実話を基にしたお話!?

優秀な弁護士と潤沢な資金を持つ大企業を相手に、正義のためにただ一人立ち向かう男、カッコええよなぁ。

弁護士ですら諦めて投げてしまうような、そんな無謀な挑戦にも、己を信じて突き進む姿は、まるでドンキホーテみたいやね。

正当な権利の主張のためとはいえ、心を病んで仕事を失い、家族にも見放され、孤立無援の孤独に耐えた彼の生き様は、なかなか真似のできるもんやないよなぁと思う。

未公開作品だけに、確かに派手さはないものの、これが真実のドラマかと思うと、結構入り込んでもうたね。主演のグレッグくんは、静かに熱く燃える演技で、なかなか味わい深かったかな。

権力に物を言わせて、弱い者をいじめる大企業をやっつける、これほど胸のすく話はないってか!?(笑)

『幸せのセラピー』

レンタル屋に行ってタイトルを眺めてると、「幸せの~」とか「恋の~」ってのがやたらと目につくんよね。きっと借りる側の潜在的な意識のなかに、そういったものを強く求める欲求があって、それを根拠にした、発売元の戦略なんやろなぁと思う。

そんな作品をよく手に取ってまうオイラと言えば、見事にその“戦略”にはまってる、典型的な“カモ”なんかもしれんね?!(苦笑)

というわけで、今日は“幸せ”つながりで、作品をふたつ、ご紹介♪

賢明な方はお気づきのとおり、原題にはこれっぽちも“幸せ”などという言葉は入っていないのであ~る(笑)

幸せのセラピー / Meet Bill   ★★★☆☆

監督:メリッサ・ウォーラック&バーニー・ゴールドマン

出演:アーロン・エッカート、エリザベス・バンクス、ティモシー・オリファント、ジェシカ・アルバ、リード・ダイアモンド、ローガン・ラーマン、ホームズ・オズボーン

銀行を経営する地元の名門一家の娘を嫁にし、義父の下で働く主人公は、妻の家族に馴染めず、おまけにそんな妻の浮気を知ってしまい...ってな、ダメ男の人生見つめ直しドラマ?!

やりたいこともできずに、漫然と過ごす日々、そんな歯車の狂った人生を、やり直す、う~ん、なんや共感できるテーマやねぇ(笑)

自分に素直に生きるってことの大切さ、分かっていても、それを実践する勇気って、なかなかないもんね。

メタボリックな肉体をさらしながら、徐々に変わっていくアーロンくんの姿を、同じくふくらんだお腹をさすりながら、応援してもうたよ(苦笑)

すっかりパッケージでは主役級のジェシカ嬢は、実は脇役で、セラピーなるものに、彼女はあまり関係がなかったりして...。そもそも、“セラピー”なんて、内容に出てこんしね!?

そんな騙された感が、ちょっぴりやるせないんよね(笑)

2010年3月28日 (日)

『時をかける少女』 (アニメ)

ついでなんで、4年前のアニメ版をオマケとしてご紹介♪

タイトルは同じでも、話の内容はまったく違うんやけどね!?こちらの主演も、声だけやけど、仲くんが務めてる。

時をかける少女   ★★★★☆   (2006年)

監督:細田 守

出演:(声)仲 里依沙、石田卓也、板倉光隆、原 沙知絵、谷村美月

普通の女子高生が、ある日、ふとしたキッカケで時間を遡る“タイム・リープ”という能力を身につけ、時間を自由に巻き戻すのだが...ってな、青春ものの古典(?)の初アニメ化作品。

勉強に友情、そして恋愛、みんながうまくいくように、時間を戻して、解決しようと奔走するが...ってね?!

「もしもあの時、こうしていれば...」、そんな誰もが思う願望を見事に話しに活かしつつ、青春の少し甘酸っぱい雰囲気が描かれた物語は、なんとも、よくできた話なんよねぇ。

何と言っても、キャラクターの設定がツボやった。男ともだちと一緒に野球をするような活発な子で、ちょっと“そそっかしく”て放っておけない、それでいて一生懸命で応援したくなり....なぜか妙に気になる女の子、そんな主人公の姿が、男心をくすぐるんよなぁ(笑)

青春の日々を思い起こさせられて、懐かしくなってもうた....と言いつつも、もっぱら田舎でくすぶってたわけで、そんな大した青春でもないんやけどね!?(苦笑)

あぁ、それでも“あの頃”に戻りたい...てか?!ノスタルジーでんなぁ♪

『時をかける少女』

大林宣彦監督が原田知世を主演に、尾道三部作の二作目として初めて映画化してからもう27年、何度となく取り上げられるこの話には、人々を虜にするような、不思議な魅力があるんやろね?!

久々の実写版となった今回も、なかなか話題になっとったわけやけど、そんな作品の感想を、今日はご紹介♪

時をかける少女   ★★★☆☆   (2010年)

監督:谷口正晃

出演:仲 里依紗、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石橋杏奈、石丸幹二、青木崇高、キタキマユ、松下優也、千代将太、柄本時生

交通事故で意識を失った母親が、一瞬だけ目を覚まし、娘に託した“ある約束”。そんな願いを叶えるため、高校3年生の娘は、母親の作った薬を使って、70年代にタイム・リープするものの、行く年を間違えてしまい、探している相手は見つからず、困り果てるが、たまたま知り合った映画監督を夢みる青年に協力してもらい、人探しを始めるのだが.......ってなSFファンタジー?!

40年近く前の時代の人々と現代のギャップ、自分の知らない母親の姿、そして時間を越えた恋物語、この話のエッセンスを十分に表現した内容にはなってたかな。

主演の仲くんも、元気のいい、今時の女子高生な感じが出てて、悪くなかったね。まぁ、演技力という点では、正直ちょっと物足りなさはあるかなぁ....とりあえず、愛嬌で勝負ってことでね!?(苦笑)

この監督さん、この作品で長編デビューらしいんやけど、盛り上げるところは、しっかりと感情に訴えかける作りをしてて、なかなかやったかな。

ただ、作品全体で見ると、この手の作品にありがちな、都合のよさや突っ込みどころが目に付いてもうて、ちょっと脚本に荒さが残るような感じやったのが、少し残念やったね。

あっ、あと毎度毎度のことなんやけど、柄本くん....ウザすぎ!なんでキャスティングされてるのかが疑問?!ほんのわずかな出演時間で、これほどまでにイライラさせられるとは、ある意味、すごい存在感やね。それが作品にプラスになれば大したもんなんやけど....(苦笑)

2010年3月27日 (土)

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』

ジム・キャリーって役者は、個人的には結構好きなんやけど、その暑苦しさがルー大柴を思い起こさせる(?)のか、日本ではあまり最近パッとせんよね。

確かに、どんな役をやっても、気がつくと“ジム・キャリー”になってるってくらい、キャラが立ちすぎて、なかなか万人受けせんのかもね?!

そんなジムくんの頑張りを応援する意味で、今日は“おまけ”として、最近の彼の作品をもうひとつご紹介♪

ちなみに、この作品でジムくんの相手役を務めるのは、『(500)日のサマー』でもキュートな魅力を放ってたゾーイ・デシャネルなんよね!

イエスマン “YES”は人生のパスワード / Yes Man   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ペイトン・リード

出演:ジム・キャリー、ゾーイ・デシャネル、ブラッドリー・クーパー、テレンス・スタンプ、ジョン・マイケル・ヒギンズ、リス・ダービー、ダニー・マスターソン

離婚して、なかば引きこもりの生活をしている男が、ある日、知人の誘いで自己啓発セミナーに参加し、そこで全てに“Yes”と返事するという誓いを立てさせられることに...ってな、人生やり直しコメディ?!

戸惑いながらも、いざ実践すると、新たな出会いがあったり、それまでの生活がウソのように日々が楽しくなるのだが...ってな感じで、なかなか楽しめる内容やった。

ジムくんらしい、オーバー・リアクションの細かい笑いをこれでもかってくらいに散りばめ、テンポよく展開する話は、飽きさせない内容やったね。

相手役も含め、美人ぞろいなキャストも目を楽しませてくれて、よかったりして!(笑)

しかしながら、まずは否定から入ることで、日々をつまらなくし、やがて引きこもる...なんて指摘は、ちょっと耳に痛い話やよなぁ(苦笑)少しは反省せんとアカンかぁ?!

まぁ、要するに、何か新しいことに挑戦することで、日常に刺激が生まれる、そんでもって、それが人生を楽しむってことなんかもね!?

作品としては、少しやりすぎな演出が気になるものの、込められた前向きなメッセージは、なかなかエエんやないでしょうか!?

『フィリップ、きみを愛してる!』

今日は、実際にあった話を基にした、あるゲイのカップルの“愛”を描いた作品....って書き出しで、なんとなくマニアックな雰囲気が漂ってきた?!(笑)

この作品、ハリウッド映画かと思ったら、プロダクションがヨーロッパ・コープっていう、あのリュック・ベッソンが作った会社なんよね。そんでもってベッソンくんが製作総指揮ってことで、少し構えてもうたんやけど、これが意外とね....♪

フィリップ、きみを愛してる! / I Love You Phillip Morris   ★★★☆☆   (2009年)

監督:グレン・フィカーラ&ジョン・レクア

出演:ジム・キャリー、ユアン・マクレガー、レスリー・マン、ロドリゴ・サントロ

妻子と供に幸せに暮らしていた警官が、交通事故をきっかけにゲイであることをカミングアウトを決意する。IQの異常に高い彼はゲイ・ライフを楽しむために詐欺で金を稼ぐが、捕まって刑務所へ。そこでひとりの男と出会い、恋に落ち、彼と一緒にいるために、詐欺や脱獄を繰り返す....ってな、ありえへんようなホントの話...らしい!?

運命の出会い、そして愛する彼のためなら、弁護士にもなれば、企業の役員にもなりすまし.....って、凄すぎ!(笑)そこまでやるかってなお話は、かなり意外性があって、作り話としか思われへんから驚きやよなぁ。

そんな“愛し合うふたり”を演じるジムくんとユアンくんは、これがなかなかの演技やったんよねぇ。

ジムくんは、いつもながらの“少しやり過ぎ”なところを、必死に抑えつつ、頑張ってたね。彼の芸達者ぶりが、詐欺で人を騙すプロの男に通じるものがあって、見事に役にはまってたのかもね。

一方のユアンくんは、少し繊細なゲイ役で、その絶妙な“弱々しさ”が実にリアルで、エエ雰囲気を出してるんよなぁ。新境地の開拓かってね!?案外、素やったりして.....(笑)

まぁ、愛の物語とはいえ、扱ってる題材が題材だけに、とても万人受けするような作品ではないんやけど、これが真実の話やと思って観ると、なかなか興味深いんよね!?クセがありまくりの映画ながら、作品としては悪くないんかもね!

2010年3月26日 (金)

『引き出しの中のラブレター』

主演が常盤くんで、萩原くんが出てて、感動のお話って.....ありえへんやろう、なんて、最初からナメテしまいました。案の定です....(苦笑)

それでも、なんとなく応援してる若手の林くんが出てるってこともあって、少し成長ぐあいを確認しとくかってな感じでレンタル屋で借りてみたんやけどねぇ....。

演技が上手い人たちのなかに、芸人やら、いつまでも成長しない役者が混ざると、なんや気の毒に思えてまうよなぁ....って、実感できる作品やったね。

片岡鶴太郎ってのも、昔から役者に挑戦してるけど、どないやろねぇ。本人は鶴瓶に負けてへんでって思ってるんかもしれんけど、痛いよなぁ....(苦笑)

引き出しの中のラブレター   ★★☆☆☆   (2009年)

監督:三城真一

出演:常盤貴子、林 遣都、本上まなみ、萩原聖人、中島知子、岩尾 望、吹越 満、六平直政、豊原功補、八千草薫、仲代達矢、西郷輝彦、水沢奈子、片岡鶴太郎、伊東四朗

自分の仕事を理解してもらえず、喧嘩していた父が他界し、後悔していたFMラジオのパーソナリティの女性は、ある日、父親が生前に出せずにいた自分宛の手紙を受取る。同じ頃、父と祖父の関係に悩む高校生リスナーからもらったハガキがきっかけで、ある企画を思いつくのだが....ってなドラマ。

伝えたいのに言えずに心の中にしまってある言葉、思いを伝えることの大切さをテーマにして、いくつかの人間ドラマで感動を....煽る、煽る(苦笑)

こねくり回したお話に、途中からツッコミが止まらんようになってもうたよ(笑)

大げさな演出の中で、相変わらずの常盤くんの演技を眺めつつ、なんや、別の意味で、悲しくなってもうた。

そんでもって、次から次へと芸人が勘違いして出てくるわ、出てくるわ!?なるほど、この作品って“吉本プレゼンツ”やったんやねぇ(苦笑)

まぁ、とりあえず最後はきれいにまとまってるから、素直に入り込めれば少しは感動するんかもしれんけど、“臭い立つ”演出や“ど素人”や“玄人もどき”の演技を気にしだすと、多分、どうにも我慢ならんのやろね。ってことで、もちろんオイラの感想は、後者の方やったんやけどね!?(苦笑)

2010年3月25日 (木)

『シングルス』

今日は、ちょっと古めのラブ・コメディをご紹介♪

若々しいビル・プルマンだ出てたり、個性派俳優としてよく見かけるポール・ジアマッティが、どうでもいいような役で顔を出してたりして、そういうマニアックな楽しみ方もあるかもね!(笑)

ちなみに、キーラ・セジウィックって女優さんは、ケヴィン・ベーコンの奥さんなんよねぇ....まぁ、どうでもエエ話やけど?!

シングルス / Singles   ★★★★   (1992年)

監督:キャメロン・クロウ

出演:キャンベル・スコット、キーラ・セジウィック、ブリジット・フォンダ、マット・ディロン、ビル・プルマン、エリック・ストルツ

失恋の痛手で恋愛に臆病になっている女と、恋をあきらめ、仕事に打ち込むことを決意した男が、ライブハウスで出会い、恋に落ちる。男が住むのは独身者専用のアパートで、そこの住人には、繊細なパンクロッカーや、そんな彼に恋するウェイター、テレビのデート番組に出ることにした女性など、個性的な面々が....ってな、ラブ・コメディ!?

結婚相手を探しているものの、恋愛に不器用で、まわり道ばかりの男女の恋愛模様を、コミカルに描いてるんよね。

ロン毛でロックに振舞うマット・ディロンを見ただけで、やられてもうたなぁ...って思うんやけど、そんなロック野郎のために豊胸手術を試みようと悩むブリジット嬢の健気さと愛らしさと言ったら....ステキやよなぁ(笑)

お互いに好きなのに、素直に気持ちを伝えられず、入れ違い....そんな“もどかしい”恋の行方も、最後には.....ね!?

まったく大作感のない小粒な恋愛コメディながら、気の利いたセンスのいい会話にうなづきつつ、おもしろおかしく、観ててホンワカさせてくれるところが、とっても“ツボ”なんよね。

それにしても、結婚してからまったく映画に出てないブリジット嬢は、どないしてるんやろなぁ....?!華麗なるフォンダ一族(祖父ヘンリー、父ピーター、叔母ジェーン)の末裔は、今どこに....なんて(笑)

2010年3月24日 (水)

『アフター・ザ・レイン』

もう一本も実際にあった話が基になってるらしい。最近、絶好調のメリル・ストリープが出てる....って言っても、彼女は主役ではないんやけどね。

アフター・ザ・レイン / Dark Matter   ★★★☆☆   (2007年)

監督:チェン・シーチョン

出演:リウ・イエ、エイダン・クイン、メリル・ストリープ

アメリカの有名な教授に師事するために、故郷の中国を離れ、留学してきたひとりの学生。宇宙の謎を解明すべく、勉強に明け暮れ、教授にもその才能を認められるのだが...ってな、実際にあった出来事をモチーフにしたお話らしい。

天才的な頭脳、研究に打ち込む情熱、そんな彼の能力に、徐々に嫉妬する教授、アカデミックな世界の裏側を描くってね?!

はるばる海を渡ってやって来た青年の気持ち、背負い込んだ期待、そんなことを考えると、なんや切ない気分にさせられる話やったなぁ。

他人の才能を素直に認める寛容さがあれば、なんて言ったところで、所詮、人とは強欲な生き物やからねぇ。出る杭は打たれるってか!?

何とも皮肉な結末に、ちょっと悲しい気持ちになってもうたよ。下手に才能に恵まれても、それはそれで大変なんかねぇ??凡人に生まれてよかった....なんて(笑)

『バーナード・アンド・ドリス』

今日は、劇場未公開の小品をふたつほどご紹介♪

まずは、スーザン・サランドンとレイフ・ファインズという、ふたりの実力派俳優による、実在した人のお話からね!?

バーナード・アンド・ドリス / Bernard and Doris   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ボブ・バラバン

出演:スーザン・サランドン、レイフ・ファインズ

タバコ会社の創始者の父親が死に、莫大な遺産を相続し、“世界一金持ちの女”と言われた実在の女性と、彼女の執事の関係を描いた作品。

気難しい女主人と、たまたま雇われた元アルコール依存症の男、奇妙な絆で結ばれた男と女を、ベテランのサランドンとレイフくんが渋く演じる人間ドラマ?!

引き継いだ富のために、常に世間の注目を集め、他人をあまり信用しない彼女が、唯一心を許す相手、そんな彼女を慕い、必死に世話をする男の姿、淡々とした流れのなかにも、それぞれの心の内がさりげなく映されるあたりは、なかなか味わいのある演技やったかな。

ただ、役柄とは言え、レイフくんの奇抜な衣装とメイクは....ちょっと引いてもうたね!(苦笑)なりきる辺りが役者魂なんやとは思うんやけど...。

テレビ映画ってことで、もう一息盛り上がりに欠けるようで、良くも悪くも“ほどほど”やったかな?!

2010年3月23日 (火)

『ザ・ヒットマン』

『ロフト.』の監督さんが以前に撮った作品を、ついでにご紹介♪

劇場未公開作品なんやけど、ちょうどレンタル屋に並んだ頃に、ハリウッド映画で『ヒットマン』ってのがやってて、殺し屋が主人公ってだけで、タイトルも真似て、あろうことかパッケージまでそっくりにして売り出してたんよねぇ。

てっきり“バッタもん”のB級作品やとばっかり思ったら.....これがどうして!?

ザ・ヒットマン / De Zaak Alzheimer   ★★★☆☆   (2003年)

監督:エリック・ヴァン・ローイ

出演:ヤン・デクレイル、ケーン・デ・ボーウ、ウェルナー・デスメット、ヒルドゥ・デ・バールデマーケル

子供殺しを依頼された殺し屋が、逆にその依頼者を殺すことに...。その事件を追う刑事は、犯人を逮捕しようと奔走するのだが、ってなベルギーのクライム・サスペンス。

タイトルとパッケージでハリウッド映画をパクッたB級っぷりとは裏腹に、作品事態のデキは、かなり良くできとったね!?

病気に犯されながらも、狙った標的を追いかける殺し屋と、事件の本質を暴こうと奔走する刑事、複雑に絡み合う人間関係のなかで、何が悪なのかってことを問いかけるんよなぁ。

よく練られてた話の展開に、気づいたらのめり込んで、夢中になってもうた。公開されたハリウッド映画よりも、こっちの方がデキがいいかもね!

そうは言いながら、如何せん、配給会社の気合のなさが、こういう作品をレンタル屋の棚の隅に追いやって、ダメにするんよなぁ...もったいない、もったいない!?(苦笑)

『ロフト.』

ベルギーと言えば....ワッフルにチョコレートに....ビール?って、全部口にするもんやないかぁ~(苦笑)まぁ、映画の世界で言えば、ヨーロッパでもマイナーな国で、その作品って言われても、あまり思い浮かぶものなんて、ないやんね?!

しかぁ~し!きらりと光るダイヤの原石を、見つけてまいました....ってなことで、そんな注目のベルギー人監督の作品を、今日はご紹介♪

ロフト. / Loft   ★★★★☆   (2008年)

監督:エリック・ヴァン・ローイ

出演:ケーン・デ・ボーウ、フィリップ・ペータース、ブルーノ・ヴァンデン・ブルーク、マティアス・スーナールツ、ヴェルル・バーテンス、ケーン・デ・グラーヴェ、ティン・レイマー、アン・ミレル、マリエ・ヴィンク

友人である建築家が設計したマンションの最上階のロフトスペースを、仲間5人で共有している男たち。それぞれ妻に内緒で、情事を楽しんでいたが、ある日、ベッドの上に女性の死体が....ってなサスペンス?!

部屋の鍵を持つのは5人だけ、誰が一体犯人なのか。それぞれに友人の知らない秘密を胸に、疑心暗鬼になるってね!?

いやぁ、これはオモロイ!出だしは、“ありがち”やなぁ...なんて軽い気持ちで観はじめたんやけど、次第にグイグイと引き込まれてもうて!

途中からはオチを想像しながら観てたんやけど、ことごとく犯人の予想はハズレ、不覚にも意表を突かれてもうたよ。二転三転する展開は、実によく練られてて、最後まで見事な流れやったよ。

話の内容の方は、きっちりと謎が解けるんやけど、唯一、このタイトルになぜ「.」が付いてるのかが、よう分からんのよねぇ....?!配給会社さん、どないやねんて!(苦笑)

2010年3月22日 (月)

『花のあと』

“別に....”突然解雇されたエリカ様の後継者として事務所の鼻息が荒い北川景子に興味があったなんてことは、1ミクロンもなくて、単に監督の中西くんの前作『青い鳥』が素晴らしかったんで、新作はどないやろう....ってことで、気になって観に行ったんよね。

作品とは直接関係ないんやけど、出演の甲本くんって、お兄さんが The Blue Heearts のボーカルしてた甲本ヒロトなんやってね!『踊る大捜査線』シリーズの少しマヌケな緒方くんのイメージが強いもんやから、ちょっとビックリしてもうた(笑)なんて言いながら、この役者さん、結構いつも脇で効いた演技してるんよね。

そんな実力は、今回も.....!?

花のあと   ★★★☆☆   (2009年)

監督:中西健二

出演:北川景子、甲本雅裕、宮尾俊太郎、相築あきこ、佐藤めぐみ、國村 隼、市川亀治郎、柄本 明、伊藤 歩

父親の影響で剣術を学ぶ男まさりな主人公は、藩のなかで一番の剣士と言われる男と剣を交え、彼に心惹かれるのだが....ってな、江戸時代を舞台にした武家の娘の恋のお話?!

藤沢周平の原作ってのは読んだことがないんで、作品としてどこまで原作の話を表現できてるのかは、よう分からんのやけど、話云々の前にキャスティングがねぇ....(苦笑)

普段から感情のこもらない演技をしてる女優が、初めての時代劇で、着物は着崩れ、動きもぎこちなく、まるでハリボテ人形みたいではなぁ...(苦笑)

そんでもって、その恋のお相手がバレエダンサーとは....こちらもセリフは言えないわ、動きは“ぎこちなく”、時代劇にはまったく不向きなようで....。そんなふたりが“大活躍”する前半は、話が前に進まないこともあって、ただ、ただ苦笑いするしかなくて、苦痛に耐えるのに必死やったよ(苦笑)

國村くんと柄本くんの演技が途中に入ると、その実力のなさが際立って、どうしようもないんよなぁ。むしろ北川くんのバーター出演(同じスターダストプロモーションらしい)の佐藤めぐみって女優さんの方が、はるかに時代劇なれしとったよ!?

そんな“痛々しい”作品の雰囲気を変えたのが、甲本くんやったね。そのコミカルなキャラと、独特の演技に、それまでの“停滞した”話の流れが吹っ飛ぶようやった。

決して顔がお男前なわけでもなく、飄々としたなかに、男としての器量、優しさを感じさせるあたりが、なんとも心憎いんよね。まぁ、顔で勝負できない、オイラも含めた世間のモテない男の誇りというか...鏡というか....つまり、共感できるってことやんか(苦笑)

ということで、後半のまとめ方....というか、甲本くんの頑張りにをひとつ足しとくかな!?(笑)

2010年3月21日 (日)

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』

シャーロック・ホームズを演じたロバートくんの作品を、“おまけ”でひとつご紹介♪

いつも最高にくだらない(?)演技を見せてくれるベン・スティラーくんが監督&主演したドタバタなコメディ作品なんよね。

と~ってもアホらしい内容ながら、意外なことに、この作品の演技でロバートくんは、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたんよなぁ。てっきりラジー賞の間違いやろうと思ったら、いやはや、この作品の演技、確かに納得なんよね!

作品としてはボチボチやけど、この演技は一見の価値アリかも....なんて?!

トロピック・サンダー/史上最低の作戦 / Tropic Thunder   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ベン・スティラー

出演:ベン・スティラー、ロバート・ダウニーJr.、ジャック・ブラック、マシュー・マコノヒー、トム・クルーズ、ニック・ノルティ、スティーヴ・クーガン

落ち目のアクション俳優、オスカー常連のなり切り役者、シモネタ好きのコメディ俳優、そんな彼らが真面目に戦争映画を撮ることに。リアリティを追求するために、実際のジャングルで撮影することになるが、そこは麻薬グループのアジトで...ってね。

想像した通りの、ベン・スティラーらしい、かなりのアホな作品やった(笑)

ただ、基本的に汚い言葉を連発して、おバカに展開していくんやけど、いろんな映画をパロディにしてるところが、意外と楽しめて、よかったね。

個性的な役者が、遠慮なく、やりたい放題に、それぞれが弾けまくってて、展開に勢いは感じるよなぁ。

そんな中でもダウニーくんの“なり切り”演技はすごかった!グタグタなコメディにあって、敢えて“まじめさ”を前面に出して演じきるあたりが、ごっつい滑稽で、エエんよね。

あとはトム・クルーズのハイテンションぶりが強烈やったかな。まさにサイエン○○ジーでトランスしてる様子を見てるようで、笑ってもうたよ(苦笑)

どうしようもないアホ・コメディながら、ちょっと真面目に演技について語ってみたりで、さりげなく深みがあったりして.....なんて言っても、所詮はアホなんやけどね。まぁ、これを観て、気晴らしに一緒にアホになってみるのも悪くないか?!(笑)

『シャーロック・ホームズ』

誰もが知ってる名探偵シャーロック・ホームズを....あのガイ・リッチー監督が....公開前から期待と不安(不満?)が入り混じってた作品を、さっそく観てきたので、ご紹介♪

製作サイドは、原作に描かれてるホームズは、ボクシングをやるような、肉体派やったってアピールしてるようやけど、不思議なくらい、これまでのイメージって、知性的な、謎解き名人って感じやもんね。

さて、そんなギャップが吉と出るか、凶と出るか....ってな?!(笑)

シャーロック・ホームズ / Sherlock Holmes   ★★★★   (2009年)

監督:ガイ・リッチー

出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング、ケリー・ライリー、エディ・マーサン、ジェームズ・フォックス、ハンス・マシソン、ジェラルディン・ジェームズ

女性を狙った連続殺人事件を追うホームズとワトソンは、ついに犯人を逮捕する。しかし、死刑を宣告された犯人の男は、更なる殺人と自らの復活を予言して死んでいった....ってな、名推理で難事件に挑む名探偵とその助手の活躍を描くお話?!

いやぁ~、オープニングのシークエンスから“ガイ・リッチー節”炸裂やったね!(笑)テンポのいい音楽に合わせて、勢いのあるカメラワークでグイグイと観る側を引き込むあたりが、もう、たまらんのですよ!?

シャーロック・ホームズのイメージってのは、きっと人それぞれやとは思うんやけど、謎解きメインの知性を前面にだした、BBCが製作するようなのを想像してると、今回の作品はかなり違和感を感じるかもね。

確かにミステリーの要素はあるものの、それ以上にアクションとアドベンチャー的な部分が強くなってるんよなぁ。例えるならば、ピアース・ブロスナンまでの“オトボケ”なジェームズ・ボンドに似た感じかもね?!

個人的には、結局、最後までアメリカ人のロバートくんがイギリスの名探偵を演じてるっていうのが“しっくり”とこんかったのが、ちょっと残念やったかな。できればイギリス人でキャスティングして欲しかったんやけど、でも、アクションができて、人を喰ったようなオチャメさを出したいとなると、彼しかなかったんかもね?!

いろいろと批判はあるんやろうけど、要するに、これは今までのステレオタイプなシャーロック・ホームズとは“別物”と思ってしまえば、娯楽作品としてはかなり楽しめるんと違うかな。

冒頭の部分もそうやけど、この監督さんらしく、音楽を巧みに駆使しながら、小気味良く展開していく話は、飽きへんかった。

悪役のキャラも十分立ってたし、加えて“オレ的”にはレイチェル嬢の小悪魔な演技を観れて、なお更楽しめたわけで....(笑)

続編も決ってるらしいし、リッチーくんが監督するなら、ちょっと次も期待してみるかねぇ?!

2010年3月20日 (土)

『噂のモーガン夫妻』

ヒュー・グラントの新作は、前作の『ラブソングができるまで』で組んだ、マーク・ローレンス監督の作品で、相手役はセレブ役で人気(?)のサラ・ジェシカ・パーカー。

さて、そのデキ映えは、いかに....?!

噂のモーガン夫妻 / Did You Hear About The Morgans ?   ★★★☆☆   (2009年)

監督:マーク・ローレンス

出演:ヒュー・グラント、サラ・ジェシカ・パーカー、サム・エリオット、メアリー・スティーンバージェン、エリザベス・モス、マイケル・ケリー、ウィルフォード・ブリムリー、スティヴン・ボイヤー、ケヴィン・ブラウン、セス・ギリアム

腕利きの弁護士の夫と金持ち相手の不動産会社を経営する妻、そんな誰もが羨むセレブ夫婦は、夫の浮気が原因で、3ヶ月間の別居生活中。久しぶりに食事をした帰りに、ふたりは殺人事件に出くわし、犯人の殺し屋を目撃してしまい、命を狙われることに。証人保護プログラムにより、一緒に片田舎にある保安官の家でしばらく暮らすことになったのだが....ってなラブ・コメディ?!

終始、眉間にシワを寄せ、今回も存分にダメ男ぶりを発揮するヒューくんは、いつも通りに笑わせてくれとったね。

そんな彼の今回の相手は、少し気の強い女を演じるサラ嬢、それなりに頑張ってはいるんやけど、好みの問題もあってか、役柄のせいなんか、どうにも魅力を感じられへんのよね(苦笑)

てなことで、恋愛ドラマの恋の行方にワクワクするような感じはないし、残念ながら前作のヒュー&ドリューのような“化学反応”は感じられへんかった。まぁ、それでも、それなりに笑いを散りばめ、ボチボチな仕上がりにはなってるんやけどね?!

ちょっと“コメディ”を優先させすぎて、肝心の“ラブ”の部分が盛り上がらんのよなぁ。会話の“つなぎ方”が悪く、セリフが“投げっぱなし”で雑になってもうてるし、展開もツッコミどころが多くて、作品の質としては....イマイチやった。

無難ではあるんやけど、期待しすぎるとガッカリしてまうかもなぁ....?!

2010年3月19日 (金)

『長い長い殺人』

今日の作品は、宮部みゆきのベストセラーの映画化で....って言っても、原作読んだことないんで、どんだけスゴイ話なのかは、正直よう分からんのやけど...(苦笑)

レンタル屋でパッケージの写真に長塚くんの渋~い姿が出てて、気になってもうてねぇ?!

長い長い殺人   ★★★☆☆   (2007年)

監督:麻生 学

出演:長塚京三、仲村トオル、谷原章介、伊藤裕子、平山あや、大森南朋、酒井美紀、西田尚美、吹越 満、窪塚俊介、佐藤藍子、田中幸太朗、谷村美月、田中 実、小野寺昭、田中要次

ひとりのサラリーマンの轢き逃げ死亡事件、彼には多額の保険金が掛けられていたために、その被害者の妻と、同様に自分の妻が殺され、多額の保険金を手にしていた不倫相手に疑惑の目が向けられるが...ってなサスペンス・ドラマ?!

いくつかの章立てになってて、それぞれが登場人物の“財布の語り”で始まるってな、風変わりな演出が施されてるんやね。まぁ、目先を変えるって意味ではアリなんかもしれんけど、あまり事件と関係のない“財布くん”もいるもんやから、ちょっと取ってつけた感が拭えんかったかなぁ(苦笑)

出てくる役者の顔ぶれは豪華で、楽しめるんやけど、まぁ、演技の上手い人もいれば、ホドホドの人もいて....ね!?(笑)

様々な登場人物の異なる目線で事件を語りながら、徐々に話をつなげていくって手法なわけやけど、中途半端に出番が終わる役柄もあったりで、どうしても散漫さを感じてまうところが残念やったかな。

長塚くんの渋い演技や、めずらしく熱い演技をみせる仲村くんの頑張りで、それなりに楽しめるデキ映えなんやけど、細かいところで、どうしてもツッコミの入れたくなる所もあったりしてね....?!

元々劇場公開用やなくて、WOWOWのドラマとして製作されたらしく、どうしてもテレビの2時間もののサスペンスに、ちょっと毛が生えたような感じやったかなぁ。まぁ、観てて実際に毛が生えりゃ、喜ぶんやけど....って、何の話や?!(笑)

2010年3月18日 (木)

『あなたが寝てる間に・・・』

先日のアカデミー賞では、見事に主演女優賞に輝いたサンドラ・ブロックやけど、ここ数年はヒット作に恵まれず、年齢的にもラブ・コメ路線に限界が見えて、シリアス・ドラマに挑戦したりしながらも、それもパッとせず、ちょっと低迷しとったよね。

それが、『あなたは私の婿になる』で“鬼上司”をコミカルに演じて、再びラブ・コメでヒットを飛ばし、ついには『しあわせの隠れ場所』でアカデミー賞やもんね!?

まぁ、史上初めてアカデミー賞とラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)の主演女優賞をW受賞なんて快挙(?)まで達成し、復活したなぁって感じやね。

しかも、ラジー賞の授賞式に笑顔で出席し、受賞の挨拶をするあたり、なかなか寛大なところを見せて、ますますイメージ・アップやったし!?

そんな彼女の初期の代表作と言えばキアヌ・リーヴスとの共演の『スピード』ってことなんかもしれんけど、個人的には今日紹介する作品なんよなぁ。

てなわけで、よく見ると妙にデカイ鼻も気にならないくらい、とってもキュートで、ステキな恋の話をご紹介♪(笑)ちなみに、この作品の監督さんは、『クール・ランニング』の人なんよね!

あなたが寝てる間に・・・ / While You Were Sleeping   ★★★★☆   (1995年)

監督:ジョン・タートルトーブ

出演:サンドラ・ブロック、ビル・プルマン、ピーター・ギャラガー、ピーター・ボイル、ジャック・ウォーデン、グリニス・ジョンズ、アリー・ウォーカー、ディック・キューザック

両親も亡くなり、身よりもなく独りで暮らす女性は、駅の改札係をしながら、寂しい日々を送っていた。そんなある日、駅の利用客で、彼女が憧れてた男が、線路に落ちて気を失ってしまう。電車に轢かれそうになった彼を助けたことがきっかけで、彼の家族にフィアンセと勘違いされ....ってなラブ・コメディ?!

平凡な暮らしが、ちょっとした偶然から、思いもよらない展開に。とまどいながらも、真実を口に出して言えず、とまどう主人公、そんないじらしい女性を演じるサンドラ嬢は、素朴でいて、何ともいえない魅力を振りまいてるんよね。

憧れの人の弟と出会い、恋に落ちるも、自分はお兄さんのフィアンセに....そんな、少しネジレタ設定をうまく活かしながら、コミカルに恋の行方を描いてる。

そんでもって、単なる恋愛話にとどまらず、家族のすばらしさ、温かみを盛り込むあたりが、なんともハート・ウォーミングな話なんよね。

おもしろおかしく、それでいてロマンチックで、ほんわかと心が温まる、なんとも素敵な作品なんよなぁ。

ずっと独り暮らしをしてると、なんや主人公の気持ちがよう分かってねぇ....とっても共感してまうんよ.....“人生には予期せぬことが起こる”、そんなドラマチックな出来事を密かに期待しながら.....ね!(笑)

2010年3月17日 (水)

フレンチ・ホラーな夕べ ② 『MOTHER マザー』

ロジェ監督が『マーターズ』の前に撮った作品をついでにご紹介♪

MOTHER マザー / House Of Voices   ★★★☆☆   (2004年)

監督:パスカル・ロジェ

出演:ヴィルジニー・ルドワイヤン、ルー・ドワイヨン、カトリオーナ・マッコール、ドリナ・ラザール、ヴィルジニー・ダルモン、エリック・プラット

アルプスの山麓にある、閉鎖の決った孤児院で、住み込みで働くためにやって来た女。古株の使用人と心を病んだ若い女との生活が始まるが、3人以外の気配を感じ、眠れない夜を過ごすのだった....ってな、ホラー・サスペンス?!

どこからともなく聞こえる物音、そして孤児院を営んでいた巨大な屋敷に秘められた過去、見えない恐怖が襲う....って、怖っ!?(苦笑)

古くて、だだっ広い建物、扉が勝手に閉まり、蛇口から突然流れ出す水、そして鏡の向こうには....ってな感じで、およそホラーで使われるあの手この手を駆使して恐怖を煽るんやけど、その手法は比較的オーソドックスやったね。

空間をうまく利用しながら、話を広げていくところは、なかなかやったかな。ヒロインのルドワイヤンの美しさもあってか、結構、夢中になってもうたよ?!

必要以上に好奇心旺盛な主人公が、少しやりすぎな感じがするのと、あまり設定の説明がないもんやから、ちょっとスッキリせんまま、モヤモヤが残ってもうた感じやったのが、ちょっともったいなかったかもね。

しかし....ルドワイヤンって女優さん、もっとブレイクすると思ったんやけど、こんな作品に出てたとは....べっぴんなんやけどねぇ....。(苦笑)

フレンチ・ホラーな夕べ ① 『マーターズ』

フランス映画って言うと、ちょっと小粋な会話があったり、パリの街角でお洒落な恋愛ドラマが繰り広げられたり、なんてイメージで、あまりホラー映画って想像つかんよね。

肉をぶった切って「シルブプレ♪」なんて言ってみたり、ゾンビがフランス語を話すなんて、ありえへんし(笑)

そうはいいつつ、フランスにホラーがないかというと、そうでもないんよね。ずいぶん前に紹介した『フロンティア』ってスプラッターものは、フランスやったよね。

でもって、今日紹介するロジェくんは、そんな中でも、ちょっと注目されてる....フランス人のホラー系監督らしい?!

マーターズ / Martyrs   ★★★☆☆   (2007年)

監督:パスカル・ロジェ

出演:モルジャーナ・アラウィ、ミレーヌ・ジャンパノイ、カトリーヌ・ベジャン、イザベル・シャス、エミリー・ミスクジャン

監禁され拷問を受けていた少女は、自力で逃げ出したものの、心に深い傷を負う。そんな彼女は、15年後に犯人を見つけ出し、復讐するのだが....ってなバイオレンス・ホラー!?

いやぁ~、これは“へこむ”わぁ(苦笑)なんでかって、エグすぎやで...。

前半から、かなり派手に血生臭い展開で、痛々しく、エゲつなくってんで、容赦なしのグロテスクさ。直視できんくらいやった。

ただ、まったくストーリーがなく、単なる怖いだけのホラーなわけでもないんよねぇ。

タイトルの意味は“殉教”ってことらしいんやけど、そんなキリスト教的なエッセンスを加えながら、サスペンス要素があるあたりが、完全には否定できへんとこやよなぁ。

まぁ、そうは言っても、やっぱりエグすぎ!?あまり中途半端に、興味本位では観ないほうがエエかもねぇ....(苦笑)

2010年3月16日 (火)

『蟹工船』

非正規社員が増えて、社会保障も行き届かない、そんなワーキング・プアな現代社会を反映してるってことで、少しまえに流行語大賞にも選ばれてた『蟹工船』。原作の小説は、時代を超えてベストセラーになったていうんやから、ちょっとビックリやんね?!

とってもヘビーな原作は、10代の頃に読んだ記憶があって、その悲惨な描写に、まだ髪がフサフサやったころのオイラは、頭を“かきむしる”ほど(?)の衝撃を受けた記憶が....(笑)

そんな社会派なお話が、映画として、この時代にどう料理されるのか....少し期待したんやけどねぇ.....。

蟹工船   ★★☆☆☆   (2009年)

監督:SABU

出演:松田龍平、西島秀俊、高良健吾、新井浩文、柄本時生、木下隆行、木本武宏、竹財輝之助、利重 剛、三浦誠己、清水 優、大杉 蓮、奥貫 薫、内田春菊、谷村美月、森本レオ

獲った蟹を船内で缶詰に加工する、そんな“蟹工船”と呼ばれる海の上の工場には、安い賃金でボロ雑巾のように過酷な労働を強いられる、貧しい労働者たちが働いていたのだが....ってな、あの小林多喜二の書いたプロレタリア文学の傑作の映画化作品!?

いやぁ~、龍平くん、エエ役者になってきたよなぁ!(笑)セリフ回しに上手さと力強さが出てきたよねぇ。そんな龍平くんと対峙する、支配者の西島くんの演技も、なかなかの迫力やった。普段は、どちらかというと“いい人タイプ”の役柄が多いだけに、少し意外やったんやけどね。

そんなふたりのバトルを.....こんなショボイ演出でまとめるとは、何とももったいない話やよなぁ(苦笑)

富める者と、彼らに支配され、押さえつけられる労働者たち、そんな階級闘争の葛藤を描く作品は、重厚で、荒々しくあるべきやと思うんやけど、こんな中途半端にポップな演出って、ありえへんて?!ファンタジーに程度の悪いコメディを混ぜたりして、何がやりたいのやら??(苦笑)

せっかくの主演ふたりやのに、その脇にいるのが....まったく個性の出ない役者や芸人ではなぁ。同じ二世俳優でありながら、下手くそな柄本くんの演技には、もうウンザリしてもうたよ。

原作にあるメッセージを伝えようという意思すらまったく感じられない作品を、こうやって映画化する必要がどこにあるんやろか?!ため息でてまうでぇ.....ほんまに?!

2010年3月15日 (月)

『デス・リベンジ』

なんでなんかなぁ....その輝きや滑らかさ.....目にすると、何のためらいもなく手にとってまう....えっ、何の話かって??そりゃ、あんさん、”ハゲのカリスマ”ジェイソンくんの無限の広がりを持つハゲ頭の話でんがな?!(笑)

どう見てもB級な雰囲気がただようパッケージ、しかもハゲが中世もの??ハードル高すぎやろ、なんて思いながらも、心から応援せずにはおれんのよね。

ってことで、ジェイソンくんの活躍(?)をご紹介♪

デス・リベンジ / In The Name Of The King: A Dungeon Siege Tale   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ウーヴェ・ボル

出演:ジェイソン・ステイサム、リリー・ソビエスキー、レイ・リオッタ、クレア・フォーラニ、クリスタナ・ローケン、ロン・パールマン、マシュー・リラード、バート・レイノルズ、ウィル・サンダーソン、ジョン・リス=デイヴィス、ブライアン・ホワイト

妻と息子と3人で、畑を耕しながら慎ましく暮らしていた男は、ある日、魔術師に操られた化け物たちに襲われ...ってなアクション映画?!

“ハゲのカリスマ”ジェイソンくんの今回の役どころは、大切なものを失った怒りを炸裂させる“スーパーお百姓さん”ってことで、いつもながら大暴れってね(笑)

眉間に皺を寄せながら、剣を振りかざし...って、相変わらず格好エエよなぁ...なんて(笑)

そんなハゲ頭に夢中になりながらも、この作品よく見ると思いのほか豪華な顔ぶれの役者が揃ってるよね!そんでもって、それが作品の質に結びつかないところが、ある意味ス・テ・キ?!(苦笑)

ダラダラと続く戦闘シーン、なんともミスマッチな“忍者くん”たち、いかにもなB級具合やったね。あぁ、これではジェイソンくんのハゲ頭が悲しんでるんとちゃうの?!

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ちなみに、これまでに取り上げたジェイソンくんの作品はこちら!

『デス・レース』&『バンク・ジョブ』、『トランスポーター1&2』、『トランスポーター3

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』&『スナッチ』&『リボルバー』

アドレナリン:ハイ・ボルテージ

2010年3月14日 (日)

『ハート・ロッカー』

今日の作品は、そう、アカデミー賞6冠に輝いたあの作品!

元ダンナの監督した『アバター』との一騎打ち(?)を征しての作品賞&監督賞は、素直に祝福したいもんやね。

まぁ、すべての候補作品が日本で公開されてるわけやないんで、果たしてこの作品が作品賞にふさわしいかどうかは、今の時点では言えんけど、ただ、『アバター』とどっち?って聞かれたら、やっぱりこっちなんかなぁって思う。

アバター』を作品として“おススメ”しておきながら、こういうことを言うのもなんなんやけど、確かに“映像的なすばらしさ”はあるものの、アカデミー賞を獲るだけの内容があったかっていうと、話に目新しさはなく、その点で劣ってたんと違うかなぁ。要は、優れた娯楽作品でありながら、深みに欠けるってこと?!

まぁ、勝手な評論はこのくらいにして、受賞作品の感想は....♪

ハート・ロッカー / The Hurt Locker   ★★★☆☆   (2008年)

監督:キャスリン・ビグロー

出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー、クリスチャン・カマルゴ

イラクに駐留する米軍の爆発物処理班の3人の兵士を描いた戦争ドラマ?!

爆弾の処理中に戦死したリーダーに代わってやって来たのは、危険を顧みずに、独断で処理を行う、無謀な男だった。彼とチームを組む軍曹は、そんなやり方を批判するのだが....てな、戦場で危険と隣り合わせの任務を行う男たちの葛藤を描いてるんやね?!

いつ爆発するか分からないような大量の爆弾を目の前にし、誰が敵かも分からない状況の中での極限状態の緊張を、実にリアルに描いてるんよなぁ。

理不尽な戦争に身を置きながらも、与えられた任務のために命がけで危険に飛び込む、そんなやるせなさと、徐々に感覚が麻痺して壊れていく様子が、痛々しいんよね。

それ程メジャーやない俳優を使いながら、特殊な任務を行う兵士の姿を通して、現実にイラクで起こってることを描ききった監督さんの手腕は、確かに評価してもエエかもね。とても女性監督とは思えん、“男臭い”映画やった。

観る人によって感じ方は違うんかもしれんけど、無意味な争いに巻き込まれ、簡単に命を落としていく若者や、一般市民の様子を見ながら、やりきれない切なさを感じてもうたよ。これを観たアメリカ人が、真剣に平和について考えてくれることを願いたいもんやよなぁ!?

政治家の都合で、人間の命が簡単に切り捨てられるような世の中は、やっぱりおかしい。この国でも徴兵制を考えてる政治家がいるらしいけど、そういう人には、まず自分から進んで先頭に立って欲しいもんやね。そうすれば、少しは命の重みが分かるんと違うやろか?!

2010年3月13日 (土)

『ニューヨーク、アイラブユー』

日本から岩井俊二が参加し、久々に自分で監督したってことで少し話題になった(?)、現在公開中のオムニバス映画を、今日はご紹介♪

数年前に同じ製作者がパリを舞台に作った作品のニューヨーク版。この調子でシリーズ化して行くと、そのうち「東京 好きです」なんてのができたりして.....(苦笑)

ニューヨーク、アイラブユー / New York. I Love You   ★★★☆☆   (2008年)

監督:チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、岩井俊二、イヴァン・アタル、ブレット・ラトナー、アレン・ヒューズ、シェカール・カプール、ナタリー・ポートマン、ファティ・アキン、ジョシュア・マーストン、ランディ・バルスマイヤー

出演:ヘイデン・クリステンセン、アンディ・ガルシア、レイチェル・ビルソン、イルファン・カーン、ナタリー・ポートマン、オーランド・ブルーム、クリスティナ・リッチ、マギー・Q、イーサン・ホーク、ロビン・ライト・ペン、クリス・クーパー、アントン・イェルチン、オリヴィア・サールビー、ジェームズ・カーン、ブレイク・ライブリー、ブラッドリー・クーパー

ニューーヨークの街を舞台に、10人の監督が描く、それぞれのドラマを綴ったオムニバス映画。

スリで金を稼ぐ青年と大学教授、異なる宗教を信じる商売人、作曲家とエージェント、作家と娼婦、女優とホテルマン、大人の恋に、若者の出会い、老夫婦の愛、様々な物語が語られるんやねぇ。

次々と出てくる豪華な役者陣、それぞれの出演時間は短いとはいえ、なかなか贅沢やよなぁ。若手からベテランまで、個性的な面子やったね。

そんな中でも、ハゲの目線をクギ付けにしたのは、ナタリー・ポートマンなんよね。彼女の頭の形のよさが、一番印象的やったなぁ....!(笑)

話の内容としては、笑える話もあれば、ちょっとロマンチックなものもあったり、切ない話もあったりで、それなりに楽しめるんかな。ただ、時間的な制約があるせいか、分かりづらい部分もあったり、また、“つなぎ”のエピソードなるものが、イマイチ機能してないために、すっきりまとまってる感じがせんのよね。

同じ企画モノのパリ版に比べると、音楽のセンスもイマイチで、期待したほどのワクワク感はなかったかな?!きっとニューヨークの街を知ってると、もっと入り込めたりするんかもしれんけどね。

2010年3月12日 (金)

『手紙』

『余命』の監督さんに興味を持った理由ってのが、実はこちらの作品なんよね。原作はベストセラー作家の東野圭吾なんやね...って言いながら、彼の作品は読んだことないんで、よう知らんのやけど(苦笑)

調べたら、この監督さん、テレビの仕事で武田鉄矢の金八シリーズの演出をしてたそうで。そういう意味では、この手の話の料理の仕方は上手いんかもね。

とにもかくにも、こちらの作品は、文句なく おススメ♪

手紙   ★★★★   (2006年)

監督:生野慈朗

出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、吹越 満、風間杜夫

弟の学費欲しさに強盗し、誤って殺人を犯してしまい、無期懲役となって服役している兄。そんな事件があって以来、どこで何をしても“人殺しの弟”として差別され、苦しむ弟。毎月送られてくる兄からの手紙にも、やがて返事をすることをやめ、弟は、兄との縁を切ることを決意するのだが...ってな人間ドラマ。

兄の犯した罪により、仕事はすぐにクビになり、芸の道で有名になれば世間に叩かれ、恋人とは結ばれず、弟は苦しむんやねぇ。事件の加害者の家族というだけで、いつのまにか重い十字架を背負わされ、いつしか諦める人生を送る、そんな姿に哀しみが漂うんよなぁ。

それでも切れない兄弟という絆。そんでもって、手紙という“言葉”に込められた心に、目頭が熱くなるんよね!?

「別にぃ~」の沢尻くんは、どうでもエエとして、そんな苦悩する兄弟を演じた山田くんと玉山くんの演技は、すばらしいんよなぁ。

簡単には許すことのできない、そんな心の中の憎しみのフィルターの向こうにも、いつまでも信じ合う兄と弟の“揺るぎない愛情”があるんよね...あぁ...涙!?

『余命』

松雪くんが主演という時点で、実はあまり気乗りせんかったために、ずっとレンタル屋でも手が出なかったんやけど、この作品の監督さんにちょっと興味があったんで、モノは試しってことで、鑑賞してみたよ。

でもって、その感想は......(苦笑)

余命   ★★★☆☆   (2008年)

監督:生野慈朗

出演:松雪泰子、椎名桔平、奥貫 薫、市川実和子、かとうかず子、橋爪 功、宮崎美子、林 遣都

結婚10年目にして子供を授かった夫婦、しかし、妻の体は同時に乳がんが再発していた。医者である彼女は、夫に告げることなく、ある決断をするのだが....ってなお話。

30代後半、子供を産む最後のチャンスを取るのか、それとも諦めて治療に専念するか、女性の立場やったら究極の選択なんかもね。母性を強く意識させる話には、いいドラマの要素はあるのかも。ただ....キャスティングがなぁ....(苦笑)

個人的な好みで言うと、どうも松雪くんに主役を張るだけの魅力を感じんのよね。不幸を背負った主人公の役柄という点では、確かにそういった雰囲気はあるんやけど、貧相すぎて“華”がない。

むしろ不幸が似合うという点で言えば、日本の女優のなかで、現在、不幸を背負わせたらピカイチの木村多江くんに負けず劣らずの、友人役を演じた奥貫くんの方が良かったのにね!?演技も格段に上手いと思うんやけど....。

キャスティングで言えば、あと、椎名くんよなぁ。これほど感情のこもらない演技をする役者ってのも、ちょっと珍しいよね(苦笑)なんか知らんけど、最愛の妻の病気を嘆くはずが、他人事に見えるんよなぁ。

作品としても、楽しい話やないんで、その点、終始どんよりとした雰囲気の中で、“泣かせる”ポイントはそれなりに盛り上げてるんやけど、観る側もある程度構えてまうだけに、ちょっと演出のあざとさが気になるよね。

更に細かいことを言うと、時間の流れが不自然やしね....まぁ、そんな些細な矛盾が気になるくらい、入り込みにくい作品やったってことかな?!(苦笑)

2010年3月11日 (木)

『コレラの時代の愛』

ついでと言ってはなんやけど、同じニューウェル監督がハビエル・バルデムを主演に迎えて撮った恋愛ドラマをご紹介♪

コレラの時代の愛 / Love In The Time Of Cholera   ★★★☆☆   (2007年)

監督:マイク・ニューウェル

出演:ハビエル・バルデム、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、ベンジャミン・ブラット、カタリーナ・サンディノ・モレノヘクター・エリゾンド、リーヴ・シュライバー、アナ・クラウディア・タランコン

ひと目合った時から恋に落ち、その女性を50年間待ち続ける男の“執念の”恋の物語?!ラブ・レターで若いふたりの恋は燃え上がり、一度は求婚したものの、彼女は別の男と結婚するのだが...ってね!

純愛物語か...というと、必ずしもそうでもなく....重い恋愛話かと思いきや、案外コメディやったり...要するに、それが人生ってもんなんかもねぇ(笑)

主役のハビエルくんの演技は、いつもどおり安心できるデキやったね。あと、ヒロインが....美しい!(笑)イタリア人女優らしいんやけど、ベッピンさんやったなぁ。それでだけで、男心を十分にくすぐる作品やった。

ちょっと主人公がナイーヴすぎて、共感できんところが残念やけど、それなりに飽きずに観れる内容やったかな。

それにしても...男ってやつは、憐れな生き物やよなぁ...なんて!?(苦笑)

『フォー・ウェディング』

新作『噂のモーガン夫妻』が公開間近のヒュー・グラントやけど、『モーリス』って作品で注目された頃は若手2枚目俳優って言われてたのに、最近は、すっかり2.5枚目の辺りで地位を築いてもうてるやんね。

よく見れば男前なのに、どこかダメな役どころを演じる“きっかけ”になたのが、多分この作品なんやろねぇ?!

そんなラブ・コメディを、今日はご紹介♪

フォー・ウェディング / Four Weddings And A Funeral   ★★★★   (1994年)

監督:マイク・ニューウェル

出演:ヒュー・グラント、アンディ・マクドウェル、クリスティン・スコット・トーマス、サイモン・ガロウ、ジェームズ・フリート、ジョン・ハンナ、シャーロット・コールマン、ローワン・アトキンソン、コリン・レッドグレーヴ、デヴィッド・バウアー

友人の結婚式で知り合った魅力的なアメリカ人女性に一目惚れしたイギリス人の男、ふたりは惹かれあい、一夜を供にするが、彼女は直後にアメリカへ。数ヵ月後に別の友人の結婚式に行くと、そこには金持ちの中年男と婚約した彼女が....ってな、原題のとおり、4つの結婚式と1つの葬式をきっかけにした、男と女の恋のお話。

いくつかの恋を経験しながらも、結婚を考えるような相手にめぐりあえいない男が、ひとつの出会いにより、“真実の愛”に目覚めるってとこなんかな?!

趣向を凝らした結婚式や葬式を舞台にしながら、すれ違い、求め合う恋模様を、テンポよく、ユーモラスに描いてるんよなぁ。

ヒューくんのタレ目で困った表情は、この時からすでに完成されてたんやねぇ(笑)相手役のマクドウェルも美しく、知的な雰囲気で、嫌味なく見てられるカップルなんよね。

出会いの場である結婚式を設定として効果的に使いながら、幸せムードの一本調子にならないように、途中に葬式を入れてメリハリを付けるあたりがアイデアやよね。しかも、その葬式が、結構ぐっときたりして!?

まぁ、考えたら結婚式も葬式も“人生の旅立ち”という点では、ある意味同じなんかもしれんね。

脇のキャラも、それぞれに魅力的で、恋愛に迷う大人の様子が、小気味いい会話で上手く表現されてるところも、オシャレで味わい深いよなぁ。

それにしても、“真実の愛”に“運命の相手”かぁ.....色々と考えてまうなぁ....なんて?!(苦笑)

2010年3月10日 (水)

『マチュカ~僕らと革命~』

南米の映画っていうと、ブラジルやアルゼンチンが思い浮かぶんやけど、今日、紹介するのはチリ映画。

先日の大地震では、相当な被害が出てもうたみたいで、ちょっと心配ではあるんやけど、そんなチリの人々のことを想いながら、なかなか味わい深い作品をおススメ!?

この作品を観ると、その収益が寄付される、なんてことやったらエエんやけどなぁ...。

マチュカ~僕らと革命~ / Machuca   ★★★★   (2004年)

監督:アンドレス・ウッド

出演:マティアス・ケール、アリエル・マテルーナ、マヌエラ・マルテリィ、アリーン・クッペンハイム、フェデリコ・ルッピ、エルネスト・マルブラン

政情の不安定な70年代の混沌としたチリを舞台に、ふたりの少年の友情を描いたお話。

裕福な家庭で何不自由なく育った少年は、クリスチャンの坊ちゃん学校に通うが、校長である神父の計らいで編入してきた貧民街の子のひとりと親しくなるのだが...ってね?!

家庭の環境も、金のあるなしも関係ない、子供同士の無邪気な付き合い、そんな彼らの友情も、大人たちの醜い争いによって、傷つけられてまうんよなぁ。

あまりにも厳しい現実と、どうすることもできない悲しみを、子供の素直な目線で語るところが、なんとも胸にくるんよね。

身勝手な大人に振り回され、悲しい思いをするのは、いつも子供なんよなぁ。争いのない、平和な世の中、そんな日が来ることを信じ、前に進まんとアカンよね!?

2010年3月 9日 (火)

『カムイ外伝』

共演がきっかけで、主演のふたりが恋に落ちたってことが話題になった作品を、今日はご紹介♪

原作の漫画は、かなりコアなファンがいるんやろうけど、作品のデキがどうということよりも、そんなゴシップが先行する、要は“その程度”の作品ってことなんかなぁ....?!(苦笑)

カムイ外伝   ★★☆☆☆   (2009年)

監督:崔 洋一

出演:松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、大後寿々花、金井勇太、芦名 星、土屋アンナ、佐藤浩市、小林 薫、山本浩司、イーキン・チェン

自由を求めて“忍び”を抜けたため、その掟により“追い忍”に命を狙われる青年は、ある時、ひとりの漁師と出会い、その家族と暮らすことに...ってな...とりあえずアクション映画?!

いやぁ、凄いわぁ....この映像センス。ある意味、感動的ですらあるよなぁ。ここまで中途半端なVFXは、近年稀に見るレベルやったね(苦笑)

確かに、忍術を身につけた“忍び”の動きってのは、常人離れしてるんやろうけど、ここまで作り物感が出ると、もう失笑するしかないやんね!?特殊効果なしの動きとのギャップがありすぎて、これでは原作のコアなファンの方々は、相当なズッコケやろなぁ。

実写化する意味があったんか、そんな疑問が沸々と湧いてくるやんね?!時折、グロい映像を挟むのも、一体、何の効果を狙ってるんだか....。

内容がどうのと言う前に、このレベルでよう公開したもんやね。ちょっとビックリしてもうたよ(苦笑)

2010年3月 8日 (月)

『実験室KR-13』

もう一本は、サスペンスにホラーな要素を加えた作品。

チャン・ツィイーに対抗するは、クロエ・セヴィニーで.....どやっ....ってね!(笑)しかしながら、クロエ嬢ってメジャー路線かと思いきや、相変わらずマニアックな作品に顔を出すもんやよなぁ...。ちょっと変わり者??

実験室KR-13 / The Killing Room   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ジョナサン・リーベスマン

出演:ニック・キャノン、クレア・デュヴァル、ティモシー・ハットン、シェー・ウィガム、クロエ・セヴィニー、ピーター・ストーメア

薬の治験バイトのつもりで集められた男女4人、しかし、それは普通の実験ではなく、政府機関による、ある恐ろしい実験が目的だった....ってなサスペンス?!

1発の銃弾により開始される謎の心理実験、逃げ場のない部屋の中で突然襲う恐怖に慄きながらも、サバイバルの戦いが始まるんよね。

誰も信じることができず、疑心暗鬼になりながら、それでも生き残るために、必死になる、なかなかの緊迫感やったかな。

ただ、そんな実験を指揮する“博士”なるひとの言動が、イマイチ意味不明で、せっかくの設定も、なんやしっくりとこんのよなぁ(苦笑)もう少し、細部が詰められてれば、大化けしてたかもなぁ...?!

しかし、こんな実験がアメリカで実際に行われてたらしい、なんて前フリは、ホンマなんやろか?!FBIやらCIAって、ひょっとしたらエゲツないことやってそうやもんね。そういう胡散臭さが、こういう想像力をかき立てるんかもね?!

『ホースメン』

今日は、サスペンス調の作品をふたつばかしご紹介♪

まずは、中国の女優チャン・ツィイーがハリウッドに乗り込んだ(?)作品。なかなかぶっ飛んだ役柄ではあったんやけど、作品としては....?!

ホースメン / Horsemen   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ジョナス・アカーランド

出演:デニス・クエイド、チャン・ツィイー、ルー・テイラー・ブッチ、クリフトン・コリンズ・Jr、ピーター・ストーメア、チェルシー・ロス、パトリック・フュジット

次々と起こる猟奇的な殺人事件。被害者は宙に吊られ、拷問の後に殺されていた。解決の手掛かりがつかめない中、殺された被害者の娘が、犯行を自供し、事件は急展開するのだが....ってなクライム・サスペンス。

あちらの方は、ほんまに宗教と犯罪を絡めるのがお好きなようで...。まぁ、確かに仏典と人殺しはイメージ湧かんでも、聖書と血生臭さは分からんでもないって思ってまうもんね(苦笑)

それだけに、ネタに新鮮味がないんかな?!そんでもって、あまり深く聖書を語られても、仏教徒(?)には、イマイチぴんとこないんよなぁ。

何となく途中でオチが読めてまうし、話の肝の部分の意味がよう分からんで、ちょっと中途半端な感じやった。

ツィイー嬢は、お淑やかなイメージを捨てて、大胆な演技をしてはいるんやけど、凄みがあるかと言われると、ちょっと空回り気味なんかねぇ...?!

適度に映像的なエグさを出して、流れに変化を加えてるものの、いかんせんテンポが悪く、全体のスケール感もなく、何とも煮え切らん仕上がりやったかな?!

2010年3月 7日 (日)

『インヴィンシブル』

アメフト大好きアメリカ人だけに、アメフトを題材にした作品でいい話ってのが結構あるんよね。それだけで5、6本くらいは、すぐに紹介したい作品が思いつきそうなんやけど、そんな中で、同じように実話を基にした感動のお話をひとつ、本日の“おまけ”でご紹介♪

インヴィンシブル / Invincible   ★★★★   (2006年)

監督:エリクソン・コア

出演:マーク・ウォルバーグ、グレッグ・キニア、エリザベス・バンクス、マイケル・リスポリ、ケヴィン・コンウェイ

70年代半ばのアメリカ、地元フィラデルフィアを不況が襲い、臨時教師の職を失った男は、バーテンダーをしながら食いつないでいた。そんな彼が、30歳でNFLの選手としてプレーするってな奇蹟の実話を描いた作品。

金もなくなり、妻にも見捨てられ、生活はボロボロ、そんな時に、地元のNFLのチームが公開トライアウトを行うことを知り、高校でのプレー経験もなく、仲間との草フットボールしかやったことがなかったものの、夢に向かって走りだすんやね!?

完全な“負け犬”人生のなかで、夢を信じて、必死に頑張って成功を掴んだ男の姿は、ただただカッコいいんよなぁ!?底辺から這い上がり、人々に希望と夢を与える、大したもんやね。

そんな主人公を演じるマークくんの体当たりの演技も、なかなかの迫力で、話に説得力を与えてた。まぁ、グレッグくんの“つけ髪”に、ごっつい違和感を感じてもうたんやけど、最後にはそんなこともすっかり忘れてまうくらい、熱く画面に惹きつけられ、目から大粒の涙が....!?(笑)

「夢は決して諦めたらアカン!」、なんて素敵なメッセージなんやろね!?

『しあわせの隠れ場所』

最近、絶好調のサンドラ・ブロックが出演する、実話を基にした感動ドラマを今日はご紹介♪

いよいよ明日発表のアカデミー賞でも、作品賞と主演女優賞にノミネートされてるんよね。まぁ、作品賞は『ハート・ロッカー』と『アバター』の一騎打ちの様相やから、まぁ無理として、サンドラ・ブロックの主演女優賞は、ひょっとして...ってね?!さて、どうなることやら??

しあわせの隠れ場所 / The Blind Side   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ジョン・リー・ハンコック

出演:サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クィントン・アーロン、リリー・コリンズ、ジェイ・ヘッド、キャシー・ベイツ、レイ・マッキノン

父親を知らず、母親は薬物中毒で、幼くして里子に出され、以来、住所も定まらず、生きてきた黒人青年が、ある出会いからチャンスを手にし、プロのアメフト選手になるという実話を基にした感動のドラマ?!

ずば抜けた運動能力を持ちながら、学校にもほとんど行かず、その日暮らしをしてきた青年が、ある裕福な白人の一家と出会い、そこで初めて“家族”というものを知るんやね。いろいろと苦労を重ねながらも成功へのステップを上がっていく、そんな姿は、やっぱり胸にぐっとくるってか!

ただ、そういう“お涙ちょうだい”的な話を湿っぽく描くんやなく、むしろユーモアを交えて、コミカルに描いてるところが良かったんかもね。

09年の賞レースで一家の母親役を演じたサンドラ嬢が注目されてるように、作品の軸になってるのは彼女のそのキャラで、ちょっと強引な有閑マダムな雰囲気が、うまくはまってたね。

アメフト選手として成功するということよりも、それまでの不幸な人生から、心を固く閉ざしていた青年が、周囲の人々の優しさで変わっていくこと、そして、貧富の差のなかで交わるはずのなかった彼らが出会い、人間として向き合いながら、お互いに変わっていくってことが、この話の素敵な要素なんやと思う。

まぁ、明るく、前向きな作品の雰囲気は悪くないんやけど、個人的には、もう少し“タメ”を作って、盛り上げて欲しかった気もするんやけど....?!

あと....このタイトル....日本語にする必要があったのか、ちょっと疑問やよなぁ。別に“しあわせ”が隠れとったわけやないんやし....ね!?

2010年3月 6日 (土)

監督パク・チャヌクを考える ④ 『渇き』

というわけで、今日は新作の吸血鬼映画をご紹介♪

韓流のドラキュラって....血の代わりにキムチでも頬張るんかいなって思ったりしつつ、この作品、昨年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞したんよね。

パク・チャヌク監督らしい、ひとクセもふたクセもある、個性的な作品に仕上がってたようで!?

渇き / Thirst   ★★★☆☆   (2009年)

出演:ソン・ガンホ、キム・オクビン、シン・ハギュン、キム・ヘスク、オ・ダルス、パク・イナン、ソン・ヨンチャン

病院にある教会で働く神父は、死んでいく人々を看取りながら、神に仕える者としての無力感に苛まれ、志願して原因不明の伝染病の研究に参加することに。病気に冒され、瀕死の状態だった彼は、奇跡的に生き返ったものの、その体は血を求める吸血鬼になっていた....ってなお話?!

人のためになりたい、命を救いたいという思いで信仰に生きようとする神父が、生き血がなければ生きられないという葛藤、そんでもって、たまたま知り合った、不幸な境遇にある人妻に恋をしてしまい、欲望を抑えることができずに苦しむってな設定が、なかなかおもろかったね。

シリアスに展開していくのかと思いきや、エロチックに、かつコミカルに話を進めるあたりがパク監督らしさやよなぁ。

主役を務めるソン・ガンホくんの存在感と、ヒロイン役のキム嬢の小悪魔的な魅力が、うまく引き出されとったかな。まぁ、この監督さんならではの相変わらずのグロテスクさと、“痛々しい”描写も満載なんやけどね(苦笑)

ちょっとキワモノのホラー&コメディに、どことなく作品性を感じさせるあたりが、パク監督の腕の良さなんかもね?!悪くはなかったかな。

2010年3月 5日 (金)

監督パク・チャヌクを考える ③ 復讐三部作 『親切なクムジャさん』

三部作の最後を飾るのは、女の復讐!

したたかに、そして残酷に.....あぁ、恐ろしやぁ....なんて(笑)

親切なクムジャさん / Sympathy For Lady Vengeance   ★★★★   (2005年)

出演:イ・ヨンエ、チェ・ミンシク、クォン・イェヨン、オ・ダルス、キム・シフ、イ・スンシン、キム・ブソン

娘を人質に取られ、ある男が起こした幼児誘拐殺人の罪を着せられて、13年間もの間、刑務所で暮らすことになった、ひとりの美しい女性。彼女は、塀の中で人脈を作りながら、男への復讐を練るのだった....ってな、三部作最後の復讐!?

囚人仲間の間では、いつも穏やかな表情で、“親切なクムジャさん”と呼ばれていた彼女の胸の内は、抑えることのできない怒りで打ち震えていた....ってなことで、美しい表情にある優しさと恐怖の二面性を操りながら、物語はクライマックスへ向かうんよなぁ。

見事なまでに美しい映像に、インパクトのある強烈な描写、そして、そんな狂気のなかに、どことなく漂うユーモア、“復讐物語”の最終章としての、監督さんの気合が結実した、素晴らしいデキやったね!

作り上げられた作品の雰囲気は、絶妙なバランスのなかで、ひとつの完璧な世界を形成してるんよね。

もちろん、いつどおりに、かなりエグく血を滴らせながらも、そこに香る芸術のエッセンス...たまらんです(笑)

そんな監督さんの描きたい世界を体現した、主演のイ・ヨンエの演技力、女のなかの“二つの顔”を上手く演じ分けるあたりは、さすがやったね。

お見事なデキ栄えで!?

監督パク・チャヌクを考える ② 復讐三部作 『オールド・ボーイ』

三部作の2番目は、カンヌ映画祭でグランプリを獲得した作品。よう知らんかったんやけど、原作は日本の漫画なんやってね?!

その暴力的な描写に、カンヌで審査委員長を務めたタランティーノが、いたく感銘を受けたとか....(笑)

オールド・ボーイ / Oldboy   ★★★★☆   (2003年)

出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン、チ・デハン、キム・ビョンオク、ユン・ジンソ

ある日、何者かによって突然連れ去られ、理由を告げられることなく、以来15年間もの間、どこかの建物の一室に監禁されていた男。そんな男と出会い、恋をしてしまった若い女。そして、そんな男を理由あって監禁した男。様々な謎を徐々に解き明かしながら進む、復讐のドラマ?!

いやぁ、サスペンスあり、バイオレンスあり、そして人間ドラマありで、実にバランスよく、まとまっていて、良くできた話やね。

繰り返しバックに流れる音楽が、どことなく哀愁があって、時に切なかったりで、作品全体の雰囲気をうまく作り出してるよなぁ。

前作と同様に、映像的には、かなりグロテスクな描写があって、ちょっと血なまぐさいんやけど、単なる“キワモノ”のバイオレンス映画に陥ることなく、泥沼の復讐の物語を、実にスタイリッシュに描いてるよね。

そんなドロドロの話のなかにあって、ヒロイン役のカン・ヘジョンが可愛くて、一服の清涼剤として、なんや癒されたりしてねぇ....(笑)

インパクト十分、ドラマもしっかりで、カンヌも納得のデキの作品やね!?

監督パク・チャヌクを考える ① 復讐三部作 『復讐者に憐れみを』

先日『絶対の愛』で紹介したキム・ギドク監督が、一番好きな韓国人の監督さんなんやけど、同じ韓国人監督の中でも、彼とはまた違ったテイストで独自の世界を表現するのが、パク・チャヌクって監督さんなんよね。

初監督作品の『JSA』が大ヒットして話題になったんやけど、その後に続く“復讐三部作”なる3作品が、なかなか味わい深くて、好きなんよなぁ。

ということで、彼の新作『渇き』の公開を祝して(?)、2日間にわたって、ちょっと特集ってな?!

まずは三部作の一つ目。是枝くんの『空気人形』にも出てたペ・ドゥナも出演してたんよね♪

復讐者に憐れみを / Sympathy For Mr. Vengeance   ★★☆☆☆   (2002年)

出演:ソン・ガンホ、シン・ハギュン、ペ・ドゥナ、イム・ジウン、イ・デヨン、チ・デハン

耳の不自由な男は、腎臓病の姉を助けようと、自らの腎臓を提供しようとするが不適合と分かり、今度は臓器売買に希望を託すが、まんまと金を騙し取られてしまう。困り果てた彼は、移植費用を手にするため、解雇された会社の社長の子供を誘拐することに。しかし、子供を奪われた社長は...てな、クライム・サスペンス?!

どこにでもいるような善良な人々が、狂った人生の歯車によって、復讐に目覚め、堕ちていく様を描くんよねぇ。

残忍なまでの“なぶり合い”は、この後の二作目『オールド・ボーイ』に続くものが感じられるんやけど、エグさばかりが目について、話自体のテンポが、ちょっと悪かったかね。

それでも、少ないセリフで緊迫感を演出し、じっくりと心の中の狂気を映し出すあたりは、なかなかの手腕やよなぁ。もう少し....描写がマイルドやったらね!?(苦笑)

2010年3月 4日 (木)

『五線譜のラブレター DE-LOVELY』

今週のおススメ恋愛映画は、あるひとりの作曲家とその奥さんの愛の物語をご紹介♪

コール・ポーターって人は、ミュージカルや映画音楽で有名らしく、その音楽は後世に多大な影響を残したんやってね。

五線譜のラブレター DE-LOVELY / De-Lovely   ★★★★   (2004年)

監督:アーウィン・ウィンクラー

出演:ケヴィン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジョナサン・プライス、ケヴィン・マクナリー、サンドラ・ネルソン、キース・アレン

偉大な作曲家コール・ポーターと彼を支えた妻を描いた恋愛&伝記ドラマ?!なかなか売れずにくすぶっている時に、パリで運命的な出会いをしたふたりは結婚し、様々な困難を乗り越え、成功の階段を駆け上がる...ってね!?

普段は中途半端な(?)コメディものをやってるケヴィン・クラインくんのシリアスものってことで、かなり懐疑的やったけど、思いのほか良くできてたね。

一人の女性との運命的な出会いで人生が開けたが、彼の無節操な生き方は、夫婦の絆を揺るがすってな、波乱万丈の夫婦の物語なわけやけど、要するに、彼を愛し、その全てを受け入れ、優しく見守る、そんな奥さんの器が素敵な作品を生んだってことなんかな?!

この作品の良さは、何と言ってもアシュレイ嬢のキャリア最高のパフォーマンスやろね。かわいらしく、美しい、もうたまらんですわ!?(笑)

そんでもって、全編に流れる、美しく、時に切ないポーターの音楽が、じっくりと心に沁みこむんよなぁ。

まぁ、ポーターくんの生き方を全て認める気分にはなれんのやけど、ひとつ言えることは、彼には“心の帰る場所”があった、そういうことなんやろね。それこそが“愛のちから”ってやつなんかなぁ....?!

2010年3月 3日 (水)

『いずれ絶望という名の闇』

いやぁ、今日はひな祭りやねぇ....なんて話を切り出してみたところで、当然ながら、ひとり寂しく暮らすハゲおやじに、そんなものは関係なく、ハードボイルドに作品を紹介しようと思うのだった....ってなことで、以前から個人的に盛り上がってる“フレンチ・ハードボイルドもの”なんやけど、その重要人物オリヴィエ・マルシャルが脚本&出演し、その弟子(?)が監督した作品をご紹介♪

いずれ絶望という名の闇 / Diamant 13   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ジル・ベア

出演:ジェラール・ドパルデュー、アーシア・アルジェント、オリヴィエ・マルシャル、アンヌ・コエサン、アイサ・マイガ、カトリーヌ・マルシャル

麻薬の取引きを巡る政界と警察トップ、そして裏社会のつながりを暴こうとする、ひとりの刑事を描いたフレンチ・ハードボイルド?!

事件に深く関わったために、命を落とした親友の刑事のために、危険を顧みずに男は悪に立ち向かう...ってね!?

そんな渋い役どころをドパルデューが貫禄で....って、ちょっと体型的に貫禄が付きすぎて、なんや身動きがとれんようで...(苦笑)まぁ、動きのキレのなさは仕方ないまでも、やっぱり存在感はあるわなぁ。

オリヴィエくんの脚本だけに、それなりに気の利いたセリフもあったりして、楽しめるんやけど、いかんせん展開がグズすぎやったね。話のもって行き方がもう一息で、分かりにくく、緊迫感が出てこんのよなぁ。

後は....この原題をまったく無視した邦題のセンス、なんとかならんかなぁ(苦笑)オリヴィエくんの監督した作品にちなんでなんやろうけど....ここまでくると、少し鼻につくってね!?

2010年3月 2日 (火)

『禅 ZEN』

今日は邦画をご紹介♪

主演が歌舞伎役者やったからなのか、劇場公開されてた当時の評判がすこぶるよかったんで、少し期待して観てみたんやけどねぇ.....?!

禅 ZEN   ★★☆☆☆   (2008年)

監督:高橋伴明

出演:中村勘太郎、内田有紀、テイ龍進、高良健吾、村上 淳、勝村政信、藤原竜也、笹野高史、哀川 翔、西村雅彦、高橋惠子

死んだ母親の願いを叶えるため、中国に渡り、仏道を極め、帰国後に禅宗の曹洞宗を開いた道元の生き様を描いた伝記もの?!

ただ念仏を唱えるだけの教えを否定し、“己の中の仏”と対面することを説き、そのためにひたすら座する、そんな彼の教えは、世の中が乱れていた鎌倉時代に、人々の心をとらえ、広まったんやねぇ。

道元さんの教えのすばらしさは分かるんやけど、映画の作品としては...ね(苦笑)

何より、中国ロケをしておきながら、日本人の役者に中国僧を演じさせる意味がよう分からんのですよ。なんか無理やりに中国語をしゃべらされてる笹野くんが気の毒で...。

全体的に演技がお粗末なのもちょっとねぇ。まったく時代劇にマッチしない、内田くんの大根ぶりや、その他若手からおじさんまで、観てて思わずため息が出てもうたよ。

極めつけは、藤原くんの、相変わらずの“軽くて暑苦しい演技”、本人は真剣にやってるようなんやけど、コメディかと思ってもうた(笑)

まぁ、そもそも、無意味なカット挟んだり、突然ファンタジー・ホラーな演出をする、この監督さんの意図が理解できんのやけどね?!(苦笑)

高橋惠子がオープニングだけしか出ないので、不思議に思ってたら、監督さんがダンナなんやね。まぁ、好きにしてくださいってとこかな?!

2010年3月 1日 (月)

『ミスター・ロンリー』

メキシコ出身ながら、今やラテン映画界にとどまらず、世界中の監督さんからお呼びのかかるガエルくんと違い、ディエゴくんは、イマイチ知名度では劣ってるんやろなぁ。

ショーン・ペンが主演した『ミルク』でも重要な役どころで出演してるんやけどね!?

そんなディエゴくんを知ってもらうため、彼が主演した作品をひとつ、“おまけ”としてご紹介♪

ミスター・ロンリー / Mister Lonely   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ハーモニー・コリン

出演:ディエゴ・ルナ、サマンサ・モートン、ドニ・ラヴァン、レオス・カラックス、ジョセフ・モーガン、ジェームズ・フォックス

誰か他人になりたくて、マイケル・ジャクソンの物まねをして生きる青年は、パリでマリリン・モンローのそっくりさんと出会った。何かに導かれるまま、彼女の仲間が暮らす場所に行くのだが...?!

“奇才”ハーモニー・コリンの久々となる長編3作目は、“らしさ”の出た作品に仕上がってたね。

自分と向き合えない、どこか悲しい人々、社会から外れた場所で暮らす日々、なんとなく切なさが感じられるんよなぁ。

役者に語らせるセリフのひとつひとつに、寂しさや虚しさが見て取れて、ちょっと胸に来るんよね。メキシコ人でありながら、マイケル・ジャクソンになりきる主演のディエゴくんは、ちょっと哀愁が漂ってて、良かったかな。

作品としては、まぁ、悪くはなかったんやけど、独特の感性を持ってる監督さんだけに、すべてを理解するのは、常人にはちょっとムリなようで?!(苦笑)途中で出てくるアフリカの尼さんの話の絡みが分かりづらくて、なんや置き去りにされてもうた感じやったなぁ...。

ということで、あまり期待せずに観ると、それなりに楽しめるかも?!

『天国の口、終りの楽園。』

というわけで、ガエルくんとディエゴくんが初めて共演し、アルフォンソ・キュアロンが監督した作品をついでにご紹介♪

この作品で、主演の二人はヴェネチアの新人俳優賞を受賞し、作品自体も数々の賞に輝いたんやけど....個人的にはちょっとね(苦笑)

天国の口、終りの楽園。 / Y Tu Mama Tambien   ★★☆☆☆   (2001年)

監督:アルフォンソ・キュアロン

出演:ガエル・ガルシア・ベルナウ、ディエゴ・ルナ、マリベル・ベルドゥ、フアン・カルロス・レモリーナ、マリア・アウラ、アナ・ロペス・メルカード

欲望と妄想の膨れ上がった高校生の男子ふたり、ある夏、たまたま知り合った年上の人妻をドライブに誘い、“天国の口”という架空のビーチを目指して旅に出るのだが....ってな青春ロードムービー!?

いやぁ............エロでんなぁ!(笑)何となくロマンチックな雰囲気の漂う題名に、青春映画と聞けば、ちょっとエネルギッシュでホロ苦い、淡い恋愛映画でも想像してまうんやけど.....実はこれ、かなり下世話なお話なんよね(苦笑)

ひと言で言ってしまえば“クソガキどもの青春の想い出ロードムービー”ってか??

まぁ、10代の若者の抑え切れない衝動や欲求を映像化してるってことなんかもしれんけど、どうにも嫌悪感が先に来て、楽しめるような内容やなかったね。

“終わりよければすべて良し”で、最後にきれいごとで涙を誘おうったって、やっぱり無理があると思うんよなぁ。

まぁ、主演のガエルくんとディエゴくんの弾けっぷりに、役者としての将来性を感じられるのが、この作品の唯一の救いかなぁ....?!

『ルド and クルシ』

今日は公開中の作品から、メキシコのコメディをご紹介♪

この作品の監督さん、ハリー・ポッターのシリーズでも監督をしたアルフォンソ・キュアロン監督の弟で、この作品はアルフォンソくんと『21g』『バベル』の監督のイニャリトゥ、『ヘル・ボーイ』『パンズ・ラビリンス』の監督のギレルモ・デル・トロの3人が作った製作会社の第1回作品なんやってね。

まさに、メキシコ映画界が送る渾身の1作ってとこなんかな?!ちょっと大げさか....(笑)

ルド and クルシ / Rudo Y Cursi   ★★★☆☆   (2008年)

監督:カルロス・キュアロン

出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ、ギレルモ・フランチェラ、ドロレス・エレディア、アドリアーナ・パス

田舎のバナナ園で貧しい暮らしをする兄弟は、地元の草サッカーチームでストライカーとGKとして活躍していたが、ある日、たまたま通りかかったスカウトの目に留まり、プロ・チームと契約できることに....ってな、メキシコ発のスポーツ・コメディ?!

それぞれが所属チームで活躍し、名声を手にするのだが、紳士的で熱いプレーが信条のGKの兄はギャンブルで、華麗なテクニックを持ち、歌手になるのが夢の弟は女が原因で、破滅へと突き進む、そんな様をコミカルに描くんよね。

サッカー選手の栄光と挫折ってことで、話の内容は、ほどほどに楽しめるかな。まぁ、コメディといいながら、ラテンな雰囲気はありつつも、腹を抱えるような感じではないんやけど。

むしろ、この作品は、メキシコ映画界、ラテン俳優の至宝、ガエルくんとディエゴくんの競演を楽しむってなとこなんやろね。コメディといいつつも、それほど笑えるシーンはないもんやから、このふたりに興味があるか、サッカー好きやないと、あまり楽しめないのかも?!個人的には....ボチボチやったかな?!(笑)

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