« 『五線譜のラブレター DE-LOVELY』 | トップページ | 監督パク・チャヌクを考える ② 復讐三部作 『オールド・ボーイ』 »

2010年3月 5日 (金)

監督パク・チャヌクを考える ① 復讐三部作 『復讐者に憐れみを』

先日『絶対の愛』で紹介したキム・ギドク監督が、一番好きな韓国人の監督さんなんやけど、同じ韓国人監督の中でも、彼とはまた違ったテイストで独自の世界を表現するのが、パク・チャヌクって監督さんなんよね。

初監督作品の『JSA』が大ヒットして話題になったんやけど、その後に続く“復讐三部作”なる3作品が、なかなか味わい深くて、好きなんよなぁ。

ということで、彼の新作『渇き』の公開を祝して(?)、2日間にわたって、ちょっと特集ってな?!

まずは三部作の一つ目。是枝くんの『空気人形』にも出てたペ・ドゥナも出演してたんよね♪

復讐者に憐れみを / Sympathy For Mr. Vengeance   ★★☆☆☆   (2002年)

出演:ソン・ガンホ、シン・ハギュン、ペ・ドゥナ、イム・ジウン、イ・デヨン、チ・デハン

耳の不自由な男は、腎臓病の姉を助けようと、自らの腎臓を提供しようとするが不適合と分かり、今度は臓器売買に希望を託すが、まんまと金を騙し取られてしまう。困り果てた彼は、移植費用を手にするため、解雇された会社の社長の子供を誘拐することに。しかし、子供を奪われた社長は...てな、クライム・サスペンス?!

どこにでもいるような善良な人々が、狂った人生の歯車によって、復讐に目覚め、堕ちていく様を描くんよねぇ。

残忍なまでの“なぶり合い”は、この後の二作目『オールド・ボーイ』に続くものが感じられるんやけど、エグさばかりが目について、話自体のテンポが、ちょっと悪かったかね。

それでも、少ないセリフで緊迫感を演出し、じっくりと心の中の狂気を映し出すあたりは、なかなかの手腕やよなぁ。もう少し....描写がマイルドやったらね!?(苦笑)

« 『五線譜のラブレター DE-LOVELY』 | トップページ | 監督パク・チャヌクを考える ② 復讐三部作 『オールド・ボーイ』 »

特集?!」カテゴリの記事

それ、ちょっと...」カテゴリの記事