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2010年3月12日 (金)

『手紙』

『余命』の監督さんに興味を持った理由ってのが、実はこちらの作品なんよね。原作はベストセラー作家の東野圭吾なんやね...って言いながら、彼の作品は読んだことないんで、よう知らんのやけど(苦笑)

調べたら、この監督さん、テレビの仕事で武田鉄矢の金八シリーズの演出をしてたそうで。そういう意味では、この手の話の料理の仕方は上手いんかもね。

とにもかくにも、こちらの作品は、文句なく おススメ♪

手紙   ★★★★   (2006年)

監督:生野慈朗

出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、吹越 満、風間杜夫

弟の学費欲しさに強盗し、誤って殺人を犯してしまい、無期懲役となって服役している兄。そんな事件があって以来、どこで何をしても“人殺しの弟”として差別され、苦しむ弟。毎月送られてくる兄からの手紙にも、やがて返事をすることをやめ、弟は、兄との縁を切ることを決意するのだが...ってな人間ドラマ。

兄の犯した罪により、仕事はすぐにクビになり、芸の道で有名になれば世間に叩かれ、恋人とは結ばれず、弟は苦しむんやねぇ。事件の加害者の家族というだけで、いつのまにか重い十字架を背負わされ、いつしか諦める人生を送る、そんな姿に哀しみが漂うんよなぁ。

それでも切れない兄弟という絆。そんでもって、手紙という“言葉”に込められた心に、目頭が熱くなるんよね!?

「別にぃ~」の沢尻くんは、どうでもエエとして、そんな苦悩する兄弟を演じた山田くんと玉山くんの演技は、すばらしいんよなぁ。

簡単には許すことのできない、そんな心の中の憎しみのフィルターの向こうにも、いつまでも信じ合う兄と弟の“揺るぎない愛情”があるんよね...あぁ...涙!?

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