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2010年4月25日 (日)

『アリス・イン・ワンダーランド』

またまた実現した、奇才ティム・バートンとジョニー・デップのコラボレーション、ワクワクにながら観てきた作品の感想をご紹介♪

監督さんが描く“不思議の国”がどう描かれるのか、そんでもってそれが3Dでどうなるかって、かなり期待してたんやけど、3Dか2Dかって点で言うと、あまり3Dで観る価値はないかもね。

そもそもこの作品は、3D専用の機器を使うと、撮影が制限されるらしく、それを嫌って、従来の方法で撮影したものを、後で3Dに変換したんやってね。

まぁ、それが理由なのかわ分からんのやけど、それなりに立体的には仕上がってるものの、所々3Dにしたことで見にくく感じる場面があったりして、『アバター』で感じたような映像の驚きや感覚は、残念ながらないんよね。

では、肝心の作品の中身はというと....?!

アリス・イン・ワンダーランド / Alice In Wonderland   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ティム・バートン

出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、アン・ハサウェイ、クリスピン・グローヴァー、マット・ルーカス、(声の出演)アラン・リックマン、マイケル・シーン、ティモシー・スポール、スティーヴン・フライ、クリストファー・リー

好きでもない男にプロポーズされ、返事もせずに逃げ出したアリスは、森にある“うさぎの巣穴”から不思議の国へ迷い込む。そこで、住人たちから、赤の女王に支配された国の救世主として迎えられるのだが....ってな、ルイス・キャロル原作のファンタジーの映画化?!

ちょっと“オドロオドロシイ”地下の世界は、そのダークさがバートン・ワールドやったね!?そんでもって、白塗り大好き(?)なデップくんは、盟友のバートンくんの下、今回もノリノリで楽しんでる風やったし、監督さんのプライベートのパートナーでもあるヘレナ嬢の存在感が良かった。

そんな存在感のありすぎる脇役に囲まれながら、主役のアリスを演じたミア嬢も、なかなか負けてへんかったね。

戸惑いながらも、どこか意志の強さを感じさせる、そんな凛とした美しさを醸しだしてるあたりが、なかなかエエんよね。作品のテーマになってる、人生に迷う少女が、別世界での様々な経験を通して精神的に成長していくってな様を、よく体現してたかな?!

彼女の顔が画面でアップになったときの表情の素敵なこと....応援したくなるやんね!まぁ、確かにオイラの目は、形がハートマークになってたかもしれんけど....(苦笑)

声の出演も含め、比較的イギリス人俳優が多くキャスティングされてて、イギリス英語が飛び交うあたりも、なんとなく原作の雰囲気にマッチしてたようで。

そんなこんなで、それなりに十分楽しめる内容ではあったんやけど、後に何か残るかっていうと、案外そういった余韻がないんよね。まぁ、娯楽作品と割り切ってしまえば、払った金額分のものはあるんかなぁ....とは思うんやけど?!

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