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2010年4月 1日 (木)

『パリ、ジュテーム』

先日紹介した『ニューヨーク、アイラブユー』の製作者が、以前に同じようなオムニバス形式でパリを舞台に作った作品を、今日はご紹介♪

ニューヨーク・バージョンとは異なり、こちらはそれぞれの話が完結して、次に進むんで、分かりやすいかな。まぁ、それでも中には訳の分からん話もあるんやけど....。

それでも、“恋人たちの街”パリの片隅で繰り広げられる人間模様は、ニューヨークよりもロマンチック?!(笑)

かならずしもすべてが恋愛ドラマってわけやないんで、ラブ・ストーリーとしておススメするのは少し“ためらい”はあるんやけど、さりげなく“愛”を感じさせる作品ということで....どないでしょ?!

パリ、ジュテーム / Paris. Je T'aime   ★★★★   (2006年)

監督:グリンダ・チャーダ、ガス・ヴァン・サント、ジョエル&イーサン・コーエン、ウォルター・サレス、イザベル・コイシェ、アルフォンソ・キュアロン、ヴィンチェンゾ・ナタリ、トム・ティクヴァ、アレクサンダー・ペイン

出演:レイラ・ベクティ、シリル・デクール、マリアンヌ・フェイスフル、ギャスパー・ウリエル、スティーヴ・ブシェミ、ジュリー・バタイユ、ミランダ・リチャードソン、レオノール・ワトリング、ジュリエット・ビノッシュ、ウィレム・デフォー、ニック・ノルティ、リュディヴィーヌ・サニエ、マギー・ギレンホール、ファニー・アルダン、ボブ・ホスキンス、イライジャ・ウッド、オルガ・キュリレンコ、エミリー・モーティマー、ルーファス・シーウェル、ナタリー・ポートマン、ジーナ・ローランズ、ベン・ギャザラ、ジェラール・ドパルデュー

パリの街を舞台にした、18人の監督による短編を紡いだ人間模様。

宗教を超えて芽生える若いふたりの淡い恋心、年老いた男女の別れ話、婚前旅行の痴話げんか、ひとり旅の中年アメリカ人女性、女優とクスリの売人の恋、幼子を抱え奮闘するベビー・シッター、パントマイム師の夫婦...この街で暮らし、人生の時間を過ごす人々の、人生のドラマを映し出すんやね!?

それぞれの監督さんが個性をだしつつ、出来上がった映像が、不思議と最後に調和する、それは素敵な音楽とそこに描かれるドラマが、パリの街の風景と相まって、そっと心に囁きかけるメッセージなんかなぁ....なんて!(笑)

気に入る話もあれば、そうでもないものもあるのに、全体として観終わって“優しい気持ち”にさせられるんよね。この作品のテーマ曲になってる Feist の歌う “La Meme Histoire”を聴いてると、バラバラの物語たちが、ひとつにまとまるように感じるから、不思議やよなぁ。なんか、パリの風景にマッチしてるしね♪

大勢の人が生活する大都会のなかで、それぞれが自分の人生を生きてる。そんでもって、みんな人とつながって生きてるんやってね。辛いことも、楽しいことも、哀しいことも、喜びも....いろんな人生の“味わい”が凝縮された、贅沢な作品やったね!?

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