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2010年5月11日 (火)

『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』

日本国内にとどまらず、海外でも賞を取ったって、えらい評判のいい作品を今日は取り上げてみようかな。

原作は、太宰 治の短編小説らしいんやけど、残念ながら未読なため、太宰の世界が....などと小難しく語るつもりはサラサラないんやけど、観終わって、エライ虚脱感に襲われてもうたよ。

なんでかっていうと......ね?!(苦笑)

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~   ★★☆☆☆   (2009年)

監督:根岸吉太郎

出演:松たか子、浅野忠信、室井 滋、伊武雅刀、広末涼子、妻夫木聡、堤 真一、光石 研

妻と子供をほったらかしにして飲んだくれる夫と、そんな彼を優しく見守る妻、彼女を慕う若い青年と昔の男....ひと組の夫婦の愛情のあり方と人間模様を描くってかな?!

モントリオールで監督賞、国内の賞レースでも評価され、まぁ、一応、少し期待して観たんやけど....ため息やわぁ(苦笑)

戦後間もない混乱期の夫婦の距離感ってのは、よく分からんのやけど、まったく感情の通わない会話を見てると、それだけで白けてまうんよね。そんでもって、後半で感情を露わにされても、そこまでの流れとあまりにもギャップがありすぎて、その感情を素直に受け入れられへんから困ってまうよなぁ。

つまるところ、セリフ回しの稚拙さのために、まったく話しに入り込めんかった。

かなりこだわって再現した昭和初期のセットのなかで、まるで素人芝居を見せられてるようなんよなぁ(苦笑)

主演のふたりの役不足感に加えて、広末くんの“マジで切れる5秒前”ってな気分にさせられる“見事な”演技までセットで出されると、もうかなり限界に近いですわ。勘弁やねぇ(苦笑)

おそらく、モントリオールの人たちは、字幕を読むのに必死で、役者の演技なんて評価するヒマもなかったんやろなぁ....なんて?!こんな演技に主演女優賞を与える日本アカデミー賞の価値って、一体なんなんやろね?!

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