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2010年6月19日 (土)

『クレイジー・ハート』

カントリー・ミュージックと言えば....日本で言うところの演歌??(笑)とは言っても、眉間のしわと“こぶし”ゴリゴリの浪花節ってなわけやなくて、海の向こうの演歌は、泥臭くて哀愁たっぷりってとこなんかな?!

というわけで、公開中の作品から、そんなカントリーを題材に使った人間ドラマをひとつご紹介♪

今年のアカデミー賞で主演男優賞を手にしたのは、この作品で主人公を演じるジェフ・ブリッジス!演技力を評価されていながらも、長らく縁のなかったオスカーをついに手にした、そんな渾身の演技は、いい具合に枯れとったよなぁ.....!?

クレイジー・ハート / Crazy Heart   ★★★☆☆   (2009年)

監督:スコット・クーパー

出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル、ポール・ハーマン、トム・バウアー

かつての栄光にすがりつつ、場末のバーで歌う中年のカントリー・シンガーは、ある日、ひとりの女性ジャーナリストと出会い、人生を見つめ直すのだったが.....ってな人間ドラマ。

酒とタバコに溺れながら、地方の町へ自ら車を運転し、ツアーをしながらその日暮らしの生活を送る男、そんな哀愁に満ちた主人公を演じたジェフくんの演技は、アカデミー賞の受賞も納得できる、渋さがあったね!?

薄暗い部屋でギターを片手に歌を口ずさむ姿の何と絵になることか!(笑)顔に刻まれたシワに無精ひげ、そんなヤサグレた感じが味わい深いんよなぁ。

どうしようもないボロボロの人生を立て直すきっかけが“愛”てなことで、歳の離れた男女が追いに落ちる必然性が話のポイントになるんやろうけど、ヒロインを務めるマギーくんが、さりげない演技で違和感なくふたりの関係を作っていくんよね。

全体的に地味な展開の話に、最後もあっさりしてて、それほど意外な盛り上がりも、心を揺さぶるものもないんやけど、主演のふたりや脇を固めるデュヴァルおじさんにコリンくんを含め、役者の演技がエエんよなぁ。

そんでもって、音楽を題材にした作品ならではってことで、バックに流れる曲がしんみりと響くってか♪まぁ、アイルランド人のコリンくんがカントリー歌手という配役には驚いたけど、想像以上に歌が上手かったのには更に驚いた(笑)

そんなこんなで、さりげなさが妙に心地いい、なかなか味のある作品やったね!?

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