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2010年6月12日 (土)

監督 中島哲也を考える ③ 『告白』

というわけで、お待ちかね(?)の最新作をご紹介♪

昨日前フリにも書いたんやけど、この作品、かなりよくデキてる。話のインパクトとこだわりの映像、音楽による効果の出し方、すべてが他に類をみない完成度なんよね。

まぁ、多少なりとも“やり過ぎ”な感もなきにしもあらずなんやけど、それでも作り手の気合が伝わる、ここ最近の邦画のなかでは、文句なしの衝撃度やった。

というわけで、ちょっとおススメ!?

告白   ★★★★   (2010年)

出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃、37人の生徒たち

完全に学級崩壊した1年B組、担任の女教師は、数ヶ月前に学校のプールで事故死したひとり娘が、実は事故ではなく、自分のクラスの生徒二人によって殺されたことを告白するのだが....ってな、サスペンス映画?!

ひゃぁ~、すごい!?確かに宣伝どおりに衝撃的であり、かつ問題作やったね。

何がすごいって、オープニングからラストまで、緩むことなく続く緊張感、そんでもって緻密に練られたストーリー、それを見事に映像化してみせた監督さんの手腕、まさに“お見事”!

13歳という、子供と大人の“はざま”の年齢がみせる狂気、そして歪んだ現代の家庭環境、傷つき、苦しみながら、クラスという集団のなかで、時に攻撃しながら自己を守る子供たち、なんや深いよなぁ。

そんな子供たちと相対しながら、かけがえのない我が子を奪われた母親の冷徹な復讐劇がショッキングかつドラマチックに描かれるところが、ホンマにすごかったねぇ?!(笑)

出演陣では、松くんの演技もなかなかやったんやけど、加害者の生徒の母親役を演じた木村くんもインパクトあったなぁ。まぁ、役者の演技を引き出す監督の技量かなぁ、という気はするんやけど....。

完ぺき主義者の監督さんらしく、細部までこだわりきった映像は、思わず見入ってまうし、その上、今回は音楽の使い方も抜群やった。

命の重みって......そんな問いかけが頭の中を回りつつ、観終わったときに、ガツんと脳に一撃をくらったようで、しばらく動けんような感覚やったね。いやぁ~、お見事!?(パチパチ)

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