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2010年6月24日 (木)

『マラドーナ』

世界の華麗なプレーに息を呑む、そんな贅沢な日々が続くわけやけど、そんな中にあって、選手以上に注目されてるのは、やっぱりこの男、アルゼンチンの監督をするマラドーナやんね!(笑)

ずんぐりした体をスーツに包み、お茶目にきめてるその姿、それだけで微笑ましいんやけど、試合中は必ずサイドライン近くまで出ていって、スキあらば転がってきたボールを見事な足捌きで蹴り上げる.....試合の映像以上に、密着カメラで観てたい気がしたりして....(笑)

そんな彼も、現役を引退してからは、とっても波乱万丈の日々を送ってたわけやけど、監督に就任する直前の彼に迫ったドキュメンタリーを、今日はご紹介♪

マラドーナ / Maradona By Kusturica   ★★★☆☆   (2008年)

監督:エミール・クストリッツァ

出演:ディエゴ・マラドーナとその家族、エミール・クストリッツァ、フィデル・カストロ

サッカー界のスーパースターであるマラドーナ、数々の輝かしいキャリアと伝説を残した男も、引退後はコカイン中毒や肥満などで幾度となく病院送りになり、栄光と挫折を繰り返す、そんな彼に旧ユーゴスラビア出身の映画監督が迫るってね!?

2年の月日をかけて作られたドキュメンタリー作品は、その間のふたりの友情もあってか、友だち目線で語られてるんかな。

サッカーだけの人かと思ったら、熱く反ブッシュ、反アメリカを説き、カストロを信奉しつつ、ラテン・アメリカの将来を語るあたりは、かなり意外やったね。

それに、伝説の神の手ゴールについて、当時のアルゼンチンとイギリスの紛争と絡めて、自らその時の様子を語るあたりも、なかなか興味深かったかな。

この監督さんが大好きな者としては、それほど気にはならないんやけど、純粋にサッカー好きで、マラドーナだけを目的にこの作品を観ると、まぁ、多少演出的にどないやろうって思うかもなぁ。

それでも、国の代表として、ひとりのフィールドの英雄として、背負いきれない期待や責任を担ぎ、苦悩したひとりの男の気持ちが垣間見えたような気がするんよね?!

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