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2010年7月20日 (火)

『必死剣 鳥刺し』

映画館のチッケット売場で「鳥刺し、ひとつ」なんて言いながら、ついつい頭のなかで“焼き鳥”をイメージしてしまう、そんな作品を、今日はご紹介....って、どんな作品やねんて!?(笑)

原作は、藤沢周平の人気の“隠し剣シリーズ”....と説明したところで、藤沢くんの小説は読んだことがないんで、どれほどの人気なのかは、よう分からんのですが....。

客層は、他と比べると、圧倒的に中高年のカップルが多かったね。今年は暮れに忠臣蔵も控えてるし、時代劇が盛り上がるとエエんやけど....などと思いつつ、肝心の作品の感想はと言うと......。

必死剣 鳥刺し   ★★★☆☆   (2010年)

監督:平山秀幸

出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上 淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳

藩政に口を挟む側室を、公の場で刺し殺した藩に勤める男は、斬捨ての刑となる覚悟だったが、お上の沙汰は1年間の軟禁だった。やがて思いもよらない要職に復帰した彼だったが.....ってな、ひとりの武士の生き様を描いたお話?!

なぜ男は、主人の妻を殺すという暴挙に出たのか、そんな彼の心の奥底を探りながら、男の世話をしつつ、思いを寄せる姪との淡い感情を交え、哀愁を帯びた、不器用な武士の生き方を描くってな感じなんやろね。

まぁ、分からんでもないんやけど、観終わった瞬間の気持ちは.....エライ退屈やったなぁ....ってね(苦笑)

淡々とした流れのなかで、静かに、微妙な感情の機微を映し出すつもりやったんやろうけど、どういうわけか、一向に伝わってこんのよなぁ。

主演のトヨエツは、ガタイがいいだけに、見た目はなかなか様になってるんやけど、これだけ演技力を求められる作品やと、ちょっとキツいかな?!まぁ、彼のセリフを少なくしたのは正解やと思うけど(笑)

その他では、時代劇にも“ロックンロール♪”な吉川くんを始め、岸部くんの役柄も一本調子で、脇のキャラがイマイチ生きてない。

そもそもが、役者の演技が、どれもカチンコで“スタート”って言われて演技してます、ってのがミエミエって時点で、演出に難ありなんと違うかね?!

原作がどうなのかは知らんから、何とも言えんのやけど、とっても“まったり”な話の上に、オチが早めに分かってまうあたりも、ちょっとなぁ....。

あまり書くとネタバレになってまうんやけど、唯一の盛り上がる場面で、なんや新種のゾンビ映画かって、ツッコんでもうたよ(笑)だいたい、その“必殺技”をどうやって編み出したかも、とっても謎やしね!

途中で、どっかのオッサンのイビキが響いてたくらいやから、あまり疲れてるときに観るべき作品ではないかもなぁ....ご注意あれ?!(苦笑)

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