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2010年7月24日 (土)

『そして、ひと粒のひかり』

今日の“おまけ”として、同じように南米を舞台に、厳しい現実のなかで暮らす女性を描いた作品を、ご紹介♪

この作品、ベルリン映画祭で賞を取ったり、アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた作品なんよね。そんでもって、そんな注目を浴びた主演女優のカタリーナ嬢は、デビュー作であるこの作品をきっかけに、その後は注目作に出演したりしつつ、ラテン系女優として、順調にキャリアを積み上げてるかな。

そして、ひと粒のひかり / Maria Full Of Grace   ★★★☆☆   (2004年)

監督:ジョシュア・マーストン

出演:カタリーナ・サンディノ・モレノ、イェニー・パオラ・ベガ、ギリエド・ロペス、パトリシア・ラエ、ホン・アレックス・トロ

花の加工工場で働く若い女性は、自分と結婚する気のない彼を相手に妊娠してしまい、挙句に職場の主任と口論してクビになってしまう。そんな時に知り合った男に、麻薬の運び屋の仕事を紹介され、お金欲しさに、言われるまま“仕事”を引き受ける。南米の貧しい国、コロンビアからN.Y.へ、命を賭けた彼女の旅の結末は...?!

将来に希望の持てない、どん底の日々の暮らし、お金という誘惑に駆られ、犯罪に加担することになるが、命を代償に幸せを手にしようともがくものの、その道はなお遠い.....悲惨な現実を思い知らされるよなぁ?!

麻薬が国の産業となってもうてる国では、きっと主人公の彼女のように、必死にもがき苦しみながら生きてる人が、大勢いてるんやろう。

けっして肯定はできんけど、でも幸せになりたいと願うのは誰も同じやし、そう考えると気持ちは理解できんでもないんよね。

主演のカタリーナ嬢は、ラテン系らしく、内に強さを秘めた“キリリ”とした眼をしてて、この悲惨な物語にあって、見事に話に説得力を与えてたね。

切なく、儚い夢の物語......なんや作られたドラマというよりは、実録モノのドキュメンタリーを観てるような、そんなリアリティのある作品やったね。

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