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2010年8月13日 (金)

『ポチの告白』

今日は、衝撃的なテーマを扱った邦画をひとつ、ご紹介♪

ちょっと低予算な感じのドラマやねんけど、3時間を超える力作には、観る者を圧倒する力強さがあるんよね。

四国の方で、停車していたスクールバスに白バイが突っ込んで、過失のないはずの運転手さんが、なぜか罪を問われて服役してるって話を耳にしたりすると、この作品で描かれてる話、あながち的外れでもないんかも....なんて思ったりして?!(苦笑)

ということで、この作品、ちょこっとおススメ!

ポチの告白   ★★★★☆   (2006年)

監督:高橋 玄

出演:菅田 俊、野村宏伸、川本淳市、井田國彦、井上晴美、出光 元、宮本大誠、木下順介、山下真広、水上竜士

市民のためにと真面目に交番勤めをしていた巡査は、刑事課に配属されることに。ノンキャリアの彼は、上司に言われるまま、任務を遂行するが、徐々に警察組織の裏側に足を踏み入れていくことに.....ってな、警察の腐敗を描いたお話。

3時間ちょっとの長丁場のドラマは、かなりの見ごたえやったね!?経費のカラ請求から麻薬取引への関与、暴力団の口利き.....数々の悪事に手を染めていく男の姿を通して、国家権力の闇を暴くって感じかな。

強固なタテ社会、辞めるといわない限り、決してクビになることのない会社、そんでもって無敵の権力を手にする組織、そんな中では一般人が思い描くような常識や正義はなく、エゴイスティックに“利益”を追求する集団やった.....なんて、なんや恐ろしさを感じてもうたね。

そんな強大な権力に飼いならされたマスコミ、ここで描かれる内容に、やけにリアリティがあるんよなぁ。

野村くん以外は、顔は見たことあっても、ほとんど名前の知らない役者さんたちなんやけど、なんやそれぞれにアクが出てて、エエんよねぇ。特に主役の菅田くんの演技は迫力があって、秀逸やった。

ひと昔前のTVドラマを思わせる、ちょっぴりノスタルジックな映像も、これはこれで慣れるとかえって味わいを感じたりしてね(笑)

警察というと一般市民からすると正義の味方なんて思ってまうけど、国民のためになんて思ってる人がどんだけおるんか、なんや、ちょっと心配になってきてもうたなぁ.....?!

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