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2010年8月 5日 (木)

『クジラの島の少女』

今週紹介するお気に入り作品は、ニュージーランドの女性監督による感動のお話♪

何度観ても涙腺を刺激され、涙を流してまう....そんな作品なんよねぇ。なんて書くと、実際に“メタボリックなオッサンが、部屋で映画を観ながら涙する図”ってのを想像すると、ちょっと寒いんかもしれんけど.....(苦笑)

サンダンス映画祭で注目され、アカデミー賞でも主演の女の子が、当時史上最年少で主演女優賞にノミネートされたってことで、かなり話題になったんよね。そんな評判どおりの名作やと思うんよなぁ!?

クジラの島の少女 / Whale Rider   ★★★★★   (2002年)

監督:ニキ・カーロ

出演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、ラウィリ・パラテーン、ヴィッキー・ホートン、クリフ・カーティス、グラント・ロア

祖先の勇者が、クジラに乗って島にやって来たという伝説を信じているニュージーランドのある村に住むマオリ族。男の子を族長として選び、伝統を引き継いできたのだが、生まれてきた双子のうち、男の子が母親とともに間もなく死に、父である族長は、そのショックから姿を消してしまう。

残された女の子は祖父母に育てられ、元気に育つのだが、女の子であるために、父の跡を継ぐことは許されず.....ってな家族ドラマ?!

観ているうちに、いつのまにか話に引きこまれ、気づいたら爽やかな気持ちに包まれる、そんな感じの話なんよねぇ。

ニュージーランドの青く澄んだ海と高い空の下、マオリ族の伝統と伝説を守る頑固者のおじいちゃんと、そんなじいちゃんが大好きな孫娘の関係が、何ともいじらしくて、胸を打つってね!?

じいちゃんに何とか認めてもらおうと、ひたむきに頑張る少女、その澄みきった瞳には、彼女の境遇からくる悲しみや寂しさ、祖父母の愛情を受けて育った優しさや力強さが宿ってるんよなぁ。

アカデミー賞のノミネートもダテやなく、この娘を主役として配役できたことが成功やったんかもね。この飾らない、自然な演技があってこそ、話に説得力が生まれ、そしてダイレクトに観る側の感情を揺さぶるんかもなぁ。気がついたら.....涙、涙、涙で...!(笑)

古いものも新しいものも大事にしながら、自然の中で力を合わせて頑張って生きていく、そんなことの大切さがジンワリと伝わってくる、素敵な作品やった!?

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