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2010年8月30日 (月)

『脳内ニューヨーク』

以前、紹介した『マルコヴィッチの穴』や『アダプテーション』といった風変わりな作品の脚本を書いていたのが、今日紹介する作品の監督さんであるチャーリー・カウフマンなんよね。

脚本家としては、とっても個性的で、異彩を放ってる彼の作り出す作品は....ってことで、かなり期待感はあったんやけどねぇ......(苦笑)

脳内ニューヨーク / Synecdoche. New York   ★★☆☆☆   (2008年)

監督:チャーリー・カウフマン

出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、エミリー・ワトソン、ダイアン・ウィースト、ジェニファー・ジェイソン・リー、トム・ヌーナン、ロビン・ワイガート、ホープ・デイヴィス

娘を連れて出て行ってしまった妻を忘れられずにいる、演出家の男は、作品が評価され、有名な賞を受賞することに。その賞金をつぎ込んで、ニューヨークである壮大なプロジェクトに着手するのだが.....ってな....お話?!

奇抜な作品を描いてきたカウフマンの初監督作品ってことで、まぁ、普通ではないんやろうとは思ったんやけど....ここまでワケ分からん作品とは....ね(苦笑)

基本的には、少し精神を病んだような主人公の惨めな日々をシニカルに描くってことなんやろうけど、何の前フリもなく、意味不明な表現で突き進むために、頭の中が“?”で溢れかえってもうたよ。

時折ツボをついてくる、ひねりの効いたセリフも、その世界が受け入れられないと、素直に心に響かんのよなぁ。

まぁ、そんな不可思議な作品のなかで主役を務めるホフマンくんは、その個性を発揮して頑張ってるんやけど、せっかくの演技も、話の内容がどうにも理解に苦しむものであるために、なんとも微妙やったね。

奇抜な発想でオリジナリティを追求するのはエエんやけど、ここまでいくと監督さんの自己満足の世界かな?!ちょっと付き合いきれんかった(苦笑)

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