« 『誰がため』 | トップページ | 『パーフェクト・ゲッタウェイ』 »

2010年9月 7日 (火)

『東京島』

今、日本で不幸を背負わせたら一番の女優、そんな木村多江が出演すると聞くと、今度はどんな不幸に耐えるんやって、気になってもうてしょうがないんよね。

そんなこんなで、公開中のこの作品、不幸に耐える姿を堪能しようと、期待に胸ふくらませて、映画館に向かったんやけど.......ふぅぅ......寒.....?!

ちなみに、この監督さん、以前に紹介した『0093 女王陛下の草刈正雄』って作品でゆる~いユーモアを発揮してたひとなんよね。そこらへんも楽しみやったんやけど.....。

東京島   ★★☆☆☆   (2010年)

監督:篠崎 誠

出演:木村多江、窪塚洋介、福士誠治、柄本 佑、木村 了、染谷将太、山口龍人、塩見大貴、テイ龍進、サヘル・ローズ、古藤ロレナ、鶴見辰吾

結婚20周年の記念にヨットで世界一周の旅に出たものの、途中で遭難し、無人島にたどり着いた夫婦。やがてバイト先を逃げ出した16人の若いフリーターを新たに流れ着き、さらに謎の中国人の男たちが.....ってな、逆ハーレム状態でのサバイバルを描いたドラマ??

若い男たちに囲まれ、女がひとりであることを利用し、したたかに生きる、そんな状況を想像すると、確かにおもろい話になりそうなんやけど.....どっひゃ~、なんじゃこりゃってね!?(苦笑)

何が“しっくり”こないかって、状況的にはそれなりに不幸なはずが、不幸を背負わせれば天下一品の演技をする木村くんをして、この演出では不幸を背負いきれてないところが、ごっつい歯がゆすぎなんよ。

彼女を含めて、どの役者の演技からも、極限状態のサバイバルな雰囲気は、まったく感じられへんって、どないなの!?無人島で生活しながら、きれいにヒゲを剃り、特に日に焼けることもなく、小奇麗な格好をし、新品同様の靴で闊歩する.......なんなんやろねぇ....。

そんな中途半端な設定の中で、相変わらずチャラチャラした演技しかできない窪塚くんに、ロクにセリフも言えないわりに、なぜか目立とうとする柄本くんの息子、もう、うんざりしてもうた(苦笑)

原作はどうなってるんかは知らんけど、後半の展開も、まったく意味不明な流れから、一気に緊迫感のない学芸会のチャンバラを経て、挙句の果てに.....う~ん、痛すぎ?!

唯一の救いは、イラン人役で出てるサヘル・ローズってタレントさんやね。理由?なんやエエ雰囲気なんよ.....結構な苦労人みたいやし......頑張れ♪(笑)

« 『誰がため』 | トップページ | 『パーフェクト・ゲッタウェイ』 »

それ、ちょっと...」カテゴリの記事