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2010年9月26日 (日)

『悪人』

公開前に開催されてたカナダのモントリオール映画祭で、見事に主演女優賞を受賞したってんで、話題になってる作品を、今日はご紹介♪

深津くんって、踊る大捜査線シリーズやTVドラマのイメージが強くて、映画女優としては、あまり注目されてないところがあると思うんよね。個人的には嫌いな役者やないだけに、今回の賞は良かったんと違うかな。

そんな彼女が頑張った作品の感想は......?!

悪人   ★★★☆☆   (2010年)

監督:李相日

出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本 明、樹木希林、宮崎美子、光石 研、塩見三省、池内万作、余 貴美子、井川比佐志、松尾スズキ、永山絢斗

幼い頃に母親に捨てられ、以来、祖父母に育てられた青年は、孤独を紛らすため、出会い系サイトで知り合った女性と会うが、殺してしまうことに。そんな時に、以前に同じようにメールしていた女性から連絡があり、ふたりは会うことになるが.....ってな、ひとつの殺人事件をきっかけに交錯する人間模様を描いたドラマ?!

罪を犯してしまった男、そんな男を愛し、求める女、寂しい心が引き寄せあい、強く結びつくんよなぁ。

平凡で、普通な日々を送りながら、激しい愛に身を落とす、そんな役柄を演じた深津くんは、確かに熱演やったし、モントリオールで主演女優賞を獲ったのも納得やったかな。

それ以外でも、脇を押さえる樹木くんと柄本くんの両ベテランの演技が迫力なんよねぇ。体全体で感情を表現するあたりが、もう圧巻!?

若手では、注目の満島くんがいい感じの汚れ役を演じとったかな。彼女、どんどんいい役者になっていく、そんな感じやなぁ。

“悪人”というタイトルでありながら、善と悪の境目や、人と人とのつながり、親の子供に対する気持ち、いろいろ考えさせられるもんやね。

作品としては、まぁ、悪くはないんやけど、ちょっと2時間20分は長すぎやった。感情を表現するために、静かな展開のなかでじっくりとってことなんやろうけど、少し間延びしてもうたかなぁ?!

うわべだけの人間関係ばかりが目につく現代社会の問題を問うって意味では、なかなかのテーマやったと思う。自分にとって本当に大切なひと、誰なんやろう.....!?

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