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2010年9月30日 (木)

『アメリ』

今週ご紹介するお気に入り作品は......って、メジャーすぎて今更な感じやけど、フランスの奇才ジャン=ピエール・ジュネ監督のラブ・ファンタジーをね!?

この監督の作品を初めて観たのは、『デリカテッセン』っていう、ちょいとダークなやつやったっけ。かなりグロテスクな映像のなかに、どこか人目を引く、不思議な魅力があったんよね。

そんな監督さんは、初期の作品がハリウッドでも認められ、アメリカに渡って、あろうことか『エイリアン』シリーズの監督をやったんやけど、どうやらトラウマになったらしく、自国に戻って休養を経て作ったのが、この作品やったんやって。

初期の作品を知る者からすると、ここまで“乙女チック”なものが撮れるとは、かなり驚きやったんやけど、でも、ほんまに“ラブリー”な映画なんよね!?

てなわけで、知らないひとは、是非お試しを♪

アメリ / Amelie   ★★★★★   (2001年)

監督:ジャン=ピエール・ジュネ

出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ヨランド・モロー、ジャメル・ドゥブーズ、イザベル・ナンティ、ドミニク・ピノン、リュファス

医者だった父親が、娘の心臓に欠陥があると思いこんだがために、子供の頃から家にこもり、友だちも作れず、空想の世界で独り遊んでいた女の子が、やがて成長して恋をする..........ってなフレンチな恋のお話?!

人間関係がうまく築けない、ちょっと内気な女の子が、あるきっかけから、人のために何かをすることを覚え、いろいろとお節介を焼きながら、街で出会った青年に恋をする、そんな物語は、パリの日常を切り取りながらも、それをうまく魅力的な世界として描いてるんよなぁ。

ジュネ監督のすばらしいところは、何といっても映像やろね。とってもカラフルで、印象的な色使いをしつつ、そこにイマジネーションを加えて、ごっついファンタジックに表現するんよね!?さながら“映像の玉手箱”ってなとこやろか?!フタを開ければ、そこには色鮮やかな、眩しい世界が.....ね!?(笑)

そんな監督の描く世界のなかで、ちょっと変わり者の主人公を、オドレイ嬢がキュートに演じてるんよなぁ。そんでもって、彼女のまわりの個性的なキャラが話しにうまく絡み、素敵なドラマが展開して、そりゃもう、ワンダフルなわけなんよ!

軽やかな音楽に乗って繰り広げられる、ちょっと不器用で、それでいて微笑ましい恋のお話に、心地よい優しさを感じつつ、くるりと丸いオドレイの瞳に恋をする.....エエもんよなぁ....なんて♪(笑)

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