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2010年9月23日 (木)

『黒猫・白猫』

東欧の映画って言われると、なんとな~く暗いイメージがあるやんね。抑圧された感情をたぎらせながら.....なんて思ってたら、そんな考えを吹き飛ばしてくれたのが今日の作品ってわけ!

監督のクストリッツァって人は、なかなかの才人で、俳優としても個性を発揮してるし、The No Smoking Orchestraっていうジプシー・ブラスのバンドでライブ活動をするミュージシャンでもあるんよね。

ちょっと前に紹介したドキュメンタリー『マラドーナ』では、すっかりあのマラドーナと意気投合して、お友だちになってたし....(苦笑)

そんな監督さんの作品のなかから、大のお気に入りをご紹介♪

黒猫・白猫 / Crna Macka. Beli Macor   ★★★★   (1998年)

監督:エミール・クストリッツァ

出演:バイラム・セヴェルジャン、スルジャン・トドロヴィッチ、ブランカ・カティッチ、フロリアン・アイディーニ、ザビット・メフメドフスキー、サリア・イブライモヴァ、サブリー・スレイマーニ

ドナウ川のほとりで、行き交う船から物を買い、密輸して生計を立てるある親子は、軽油のはずが水を買わされ、生活がピンチに。そこで、起死回生とばかりに、石油運搬列車を強奪する計画を立て、実行する資金を祖父の友人のマフィアのボスから入手するのだが.....ってな、ドタバタなコメディ作品?!

ギャンブル好きでいい加減な父親に、心優しい息子、豪快なマフィアのドンに、腹黒いチンピラ.......個性的なキャラが出てきて、あれやこれやで大騒ぎってね!(笑)

“洗練された”という言葉からはかけ離れた、コテコテでドタバタのごった煮のような世界が展開するんやけど、そんな物語をバックで盛り上げるジプシー・ブラスの軽快な音色に、なんや不思議と心躍るんよなぁ♪

悪運につきまとわれて、ドツボにはまりながらも、そこに幸運が転がり込み.....黒猫と白猫が見つめる、ちょっとおかしな人間模様の行きつく先は.......ん?これって.....吉本の新喜劇に通じるものが.....なんて?!(笑)

とことん能天気で陽気なお話に、頭をカラッポにして.....ね!?

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