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2010年10月 6日 (水)

『バーダー・マインホフ 理想の果てに』

今日はドイツ映画をご紹介♪

この映画、2年前のアカデミー賞では、『おくりびと』や『戦場でワルツを』と外国語映画賞を争った作品なんよね。

てなわけで、そのデキ映えはいかに......?!

バーダー・マインホフ 理想の果てに / Der Baader Meinhof Komplex   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ウーリー・エデル

出演:マルティナ・ゲデック、モーリッツ・ブライブトロイ、ヨハンナ・ヴォカレク、ナディヤ・ウール、アレクサンドラ・マリア・ララ、ジモン・リヒト、セバスティアン・ブロンベルク、ブルーノ・ガンツ

アメリカのベトナム侵攻への抗議から始まった反政府活動、やがてそれは国家を敵にした革命というな名の武装闘争へ....ってな、60年代後半から活発化したドイツでの赤軍運動を描いたドラマ?!

国家を叩き、弱者を救済する、そんな理想を掲げながらも、次第に銃や爆弾による示威行動が過激化し、テロリストになっていく若者たち、そんな様子を淡々と描いていくんやね。

歴史の傍観者になることなく、行動を起こすんやっていうところは、あながち間違ってないんやと思うんやけど、それが人の命を奪うことになれば、戦争やってるのと同じことやんなぁ。

彼らの10年にわたる戦いにより、多くの命が犠牲になったんやってことが分かる、そんなとっても“社会派”な内容の作品やったね。

ドイツの若手俳優が熱演してて、ドラマとしてはよくできてるんやけど、やっぱり彼らに共感できるものがないだけに、イマイチ伝わるものがなかったかなぁ?!

世界中で学生運動が盛り上がり、一大ムーブメントとなっていた時代を、実際に目撃した世代には、きっと特別な思いもあるんかもしれけど、なんとなく虚無感を感じるだけで、それ以上の感情は湧かんかった。ある意味、それが時代を考証するということなんかもしれんけどね?!

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