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2010年11月30日 (火)

『レオニー』

今日は、公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

いつも“ムダに暑苦しい”演技をみせてくれる獅童くんが出るっていうんで、ちょっと観るのやめようかとも思ったんやけど、主演が『ラースと、その彼女』なんかの作品で好演してる、エミリー・モーティマーやったんで、意を決して(?)試してみたんよね。

拾い物やったんが、久しぶりに“日本のジャック・ニコルソン”こと大地康雄くんの渋い演技が見れたことかなぁ。

そんなこんなで、作品の感想は.....?!

レオニー / Leonie   ★★★☆☆   (2010年)

監督:松井久子

出演:エミリー・モーティマー、中村獅童、原田美枝子、竹下景子、柏原 崇、山野 海、大地康雄、中村雅俊、クリスティナ・ヘンドリックス、吉行和子

世界的に有名な芸術家イサム・ノグチを育てた母親の半生を描いた伝記ドラマ?!女子大を卒業し、日本人の詩人の編集者となった彼女は、やがて妊娠するも、男は日本に帰国し、シングル・マザーになることに。やがて、東京に来るよう男から連絡があり、異国への旅立ちを決意するのだが....ってね?!

偉大な芸術家を生んだ背景に、こんな親子関係があったとはねぇ.....知らんかった。20世紀初頭に、言葉もロクにしゃべれない外国の女性が、子育てしながら生活していくってのは、さぞ大変やったんやろね。

どんな苦労にもめげない、とても芯の強い女性の生き様が、この作品には描かれてるんよなぁ。そんでもって、子供を思う母親の愛情が溢れてたりしてね。

そんな主役を演じるエミリーくんは、相変わらずいい演技してた。“不倫は文化や”って言ったかどうかは知らんけど、そんな性悪(?)な父親役を演じる獅子童くんは、個人的な好みもあってか、憎まれキャラがマッチしてて、余計に主人公に共感できたりして.....演技の上手い下手は別にして、そういう意味では悪くないキャスティングかも....?!(苦笑)

そんなこんなで波乱の半生を描いたドラマは、2時間を超える力作で、悪くはなかったんやけど、すべてを語りつくすにはやっぱり時間が足らず、どうしても深みの出ない部分があって、ちょっと惜しいデキかもなぁ。

あと、スポンサーさんの関係もあるんやろうけど、最後の最後に興ざめしてもうた。ああいう宣伝は、作品と切り離すベキやと思うんやけどねぇ.......(苦笑)

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