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2010年11月27日 (土)

『100歳の少年と12通の手紙』

今日は、公開中の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんって、以前におススメ恋愛映画で取り上げた『地上5センチの恋心』って作品を作ったひとなんよね。そんでもって、今回は原作も自分で書いてるらしく、なかなかマルチな才能の持ち主やよなぁ!?

この作品も、いい仕上がりのドラマになってるし、まぁ、少し好き嫌いの出る作風なんかもしれんけど、個人的にはの数は限りなく4つに近く、十分おススメできる映画やと思うんよね。

てなわけで、そんな作品の感想は......?!

100歳の少年と12通の手紙 / Oscar Et La Dame Rose   ★★★☆☆   (2009年)

監督:エリック=エマニュエル・シュミット

出演:ミシェル・ラロック、アミール、マックス・フォン・シドー、アミラ・カサール、ミレーヌ・ドモンジョ、コンスタンス・ドレ、ジェローム・キルシャー

離婚したばかりで、宅配ピザで自立しようと奮闘する女性は、たまたま配達に行った病院で、白血病のため余命わずかの少年と出会う。病気のために、親ですら自分と向き合ってくれないことに腹を立てていた少年は、見ず知らずの彼女を唯一の話し相手に選び、ふたりの交流が始まる.....ってな、コメディタッチのちょっと切ないお話?!

難病モノで子供が主人公とくれば、ハンカチ用意ってな演出になると思いきや、この話、ちょっと趣きが違うんよねぇ。

なんたって、この監督さん、前作に引き続き、アクション(?)ではないんやけど、ワイヤーをガンガンに使い.....ちょっとファンタジーやってみたりして...!(笑)

そんな湿っぽくなりがちなテーマの話にあって、作品として嫌味のない雰囲気を作ってるのは、やっぱり主演のふたりのキャラがエエからなんやろうと思う。

ぶっきらぼうでありながら、何とか子供を元気づけようと頑張る“ピンクのおばちゃん”の優しい気持ちと、死に直面しながらも、残された時間を生きる少年のひた向きさと、ちょっと“おマセ”なところが、何とも言えん絶妙な掛け合いになってるんよなぁ。

観終わったときに、悲しみよりも人の温もり、優しさを心地よく感じさせてくれるってのは、なかなかのもんやと思うんよね。

今回は邦題も悪くはないんやけど、原題は“オスカーくん(少年の名前)とピンク(バラ色)の服着たおばちゃん”ってことみたいで、そっちの方も捨てがたかったかなぁ。

そう言えば、大阪にも“ピンクのおばちゃん”よく町にいてるけど、フレンチだけに、このおばちゃんは一味も二味も違ったねぇ......なんて?!(笑)

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