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2010年11月 7日 (日)

『マザーウォーター』

公開中の作品のなかで、ちょっと注目されてる作品(?)を、今日はご紹介♪

荻上監督の『かもめ食堂』の製作スタッフが集結して作ったって宣伝にあって、キャストも“荻上組”の面々に、新たに小泉今日子や若手のイケメン(?)くんを加えてパワーアップ.....ってことやったんやろうけどねぇ.....(苦笑)

やっぱり....監督さんのセンスなんやろなぁ....?!

マザーウォーター   ★★☆☆☆   (2010年)

監督:松本佳奈

出演:小林聡美、小泉今日子、加瀬 亮、市川実日子、もたいまさこ、光石 研、永山絢斗、田熊直太郎、伽奈

町の中を川が流れる京都の一角を舞台に、そこで暮らす7人の男女の日々の暮らしを切り取ったお話?!

バーを営む女、そこの常連の家具職人の男、喫茶店を営む女と店の客の銭湯の主人、豆腐を作る女と、銭湯のアルバイトの青年、そして“もたい”おばちゃん....(笑)同じ町に暮らす彼らが、徐々に知り合い、輪が広がっていく様を、“ま~ったり”と描いていくんよね。

“誰かの子”を媒介としながら、つながって行く関係は、昔ながらの“隣組”を意識させるし、孤立した現代社会に対するメッセージなんかもねぇ?!

そんなこんなで、確かに荻上くんの作品の製作スタッフが作る....ってことで、作品の雰囲気は、似たものがあったかな。特に何が起こるわけでもなく、美しい景色のなかで、生活のなかの川のせせらぎや風の音、暖かい日差しをうまく取り入れ、女性監督らしい繊細さは感じられたね。

出演者もお馴染みの顔ぶれで、“何匹目かのどじょう”を狙ってるんやろうけど......なんや作品としてテンポななさ過ぎて......ふぁぁ~あくびが....?!(苦笑)

たまに出てくるいいセリフも、結局のところ流れが悪いもんやから、他と浮いてもうて、作品として活きてこんのよね。

あと、せっかく京都の下町を舞台にしながら、キャストは全員、“よそ行き”の言葉をしゃべるもんやから、作品そのものが町と一体とならない“アウトサイダー”になってもうてるのが、ちょっとなぁ.....?!

結局のところ、この作品も『プール』と同様に、監督さんのナルシズムを形にしただけであって、“荻上くん風”の退屈な映画、そんな印象しか残らんかった(苦笑)まぁ、ハマるひとはハマるんかもしれんけど.....ね?!

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