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2010年12月24日 (金)

『蛇のひと』

今日はクリスマス・イヴですかぁ......何かクリスマスらしい作品でも......と思いつつも、まぁ、別にまったく知らない他人の誕生日の前夜祭を祝う筋合いもないしなぁ.....なんて、しょーもない言い訳をしつつ、気にせずいつも通り作品を紹介しようと思うのですよ(苦笑)

というわけで、今日の作品は、もともとWOWOWで放映された後に、劇場公開されたらしい。まぁ、TVドラマの延長ってことなんかもしれんけど、これ、キャストの顔ぶれも含め、なかなか本格的で、侮れないひと品に仕上がってるんよねぇ!?

てなことで、そんな作品の感想は......。

蛇のひと   ★★★☆☆   (2010年)

監督:森 淳一

出演:西島秀俊、永作博美、田中 圭、板尾創路、劇団ひとり、勝村政信、ふせえり、佐津川愛美、奥貫 薫、河原崎建三、國村 隼、石野真子、北村有起哉

会社に出社すると部長が自殺したというニュースで社内は大騒ぎ。同時に、なぜか課長が姿を消し、やがてその課長に横領疑惑が出てきて、どういうわけかアシスタントだった女性社員は、彼の行方を探すよう会社から命令を受けるのだったが....ってな、ちょっと変わったサスペンス?!

上司と部下、仕事上でしか付き合いのなかった相手が果たして何者だったのか、漠然とした疑問を抱きながら、わずかな手掛かりを頼りに、彼の知り合いを訪ねながら、その行方を探す.....そんな話は、なかなか工夫の効いたデキやったね。

仕事ができて友人想いのいい人、そんな人物像の裏にある隠された秘密.....少し調子のハズれた感じで、エエ具合に盛り上がっていくんよなぁ。

確かに、関西弁をしゃべる西島くんの言葉は、イマイチ関西人になりきれてないんやけど、でも、それが次第に気にならなくなるくらい、独特の雰囲気をかもし出す彼の演技力に惹きつけられて、それほどのマイナスに感じないんよね。

そんでもって、そんな主人公と関係し、彼のことを語る友人として、どこかクセのあるキャラが脇役で小出しに出てくるんやけど、それぞれが独特の“陰”を演出してて、これまたエエ感じなんよ。

特に國村おじさんと西島くんが向き合って演技するあたり、何ともいえなん味わい深さがあるんよなぁ!多くを語らずとも、画面から伝わる緊迫感、たまらんですなぁ....(笑)

そんなこんなで、少し意外性のある話を、うまく役者の個性を引き出してまとめた作品は、思いのほか楽しめて、悪くない仕上がりやったね!?

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