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2010年12月 7日 (火)

『パンドラの匣』

10月に公開された『乱暴と待機』では、なかなか個性的な世界を作り上げてた冨永監督なわけやけど、その前作が評判がいいと聞き、試してみたんよね。

この作品の原作は、太宰 治の小説なんやってね。残念ながら、この話は読んだことがないんで、その太宰ワールドをどこまで映像で表現できてるのかは、よう分からんのやけど、作品としては、まぁ、この監督らしい雰囲気やったんかなぁ.....?!(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....。

パンドラの匣   ★★☆☆☆   (2009年)

監督:冨永昌敬

出演:染谷将太、川上未映子、仲 里依紗、ミッキー・カーチス、窪塚洋介、ふかわりょう、小田 豊、杉山彦々、KIKI、洞口依子

終戦直後の時代、結核を患った青年は、人里離れた療養所に入り、そこで大阪から看護婦としてやって来た、ひとりの年上の女性と出会うのだが....ってな、ちょっと風変わりな人間模様を描いた作品?!

昭和のレトロな香りと、ちょっとエキセントリックな世界、作品の雰囲気としては、なかなか個性があったかな。特に、要所で流れる音楽は、ごっつい印象的で、エエ感じやったね。

そんな音楽に乗って展開するドラマは......う~ん、微妙?!(苦笑)主役の染谷くんは、なかなか表情豊かで、若い割にはオモロイ演技をする子やね。ただ......セリフをかぶせると、なんや違和感があるんよなぁ?!

仲くんは、ネジが2、3本抜けたようなキャラに合ってるんやけど、演出が悪いのか、どこか中途半端なんよね。

ついでに出てくる窪塚くんは、いつもどおりで、コメントするのも面倒臭い感じの芸のなさで、そこがまた微妙やったりして....(苦笑)

たかだか90分程度の作品の割に、妙に尺が長く感じてまうようなテンポの悪さ、訳の分からんカット、意味不明な音声かぶし、なんやいろいろと目先を変えようと策を講じたものの、そんな工夫がまったく活きてこず、グタグタになった、そんな感じやったね。

まぁ、太宰の原作を読んでから観れば、また違った感想になるんかもしれんけど、作品だけで評価すると.....イマイチやよなぁ.....?!

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