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2011年1月 6日 (木)

『スミス都へ行く』

今日は、ちょっと古めの作品をひとつ、ご紹介♪

70年も前に作られた作品だけあって、映像やセットなんかは、当然比べれば見劣りするんやけど、そのテーマや役者の演技も含めた作品の完成度ってのは、色あせないもんやんね。

政治をネタにしたこの作品の内容は、現代にも通じるものがあるし、時代を超えて、訴えかけるものがあるんよなぁ。まぁ、それだけ政治がいつの時代も変わり映えせんってことなんかもしれんけど......(苦笑)

ちなみに、この作品のキャプラ監督は、以前にお気に入りとして紹介した『素晴らしき哉、人生!』を作った監督さんでもあるんよね。

そんな名作の感想をご紹介ってね!?

スミス都へ行く / Mr.Smith Goes To Washington   ★★★★   (1939年)

監督:フランク・キャプラ

出演:ジェームズ・スチュワート、ジーン・アーサー、クロード・レインズ、エドワード・アーノルド、ガイ・キビー、トーマス・ミッチェル、ユージン・バレット、ハリー・ケリー

急死した議員の代わりとして選ばれたのは、政治のことは何も知らない、ボーイスカウトのリーダーとして子供たちに人気の素人の男だった。地元のダム利権に絡む法案の賛成要員として白羽の矢が立ったのだったが、そうとは知らない彼は.....ってな、アメリカの議会を舞台にした人間ドラマ?!

政治に対するピュアな熱い気持ちを持った男と、そんな彼を潰しにかかる腹黒な政治家や権力者、一般市民の常識と政治家の常識がぶつかり合うってなところは、なんや妙にリアルやね(笑)

政治家の嘘と建て前に押し潰され、ボロボロになりながらも、故郷の人々のために、子供たちのために、信念をもって正義を貫こうとする、そんな男の姿は、かなり熱くて、しびれるくらい格好がエエんよなぁ。

そんな主役を演じるジェームズ・スチュワートは、爽やかかつエネルギッシュで、見事やったね。キャプラ監督が配役にこだわったのが分かるように、脇役も人情味があふれ、なんや素敵なドラマに仕上がってる。

政治のあるべき姿、権力者におもねるのではなく、人民のための政治、そんな思いを体現してくれるような政治家が、実際におったら、この国も少しはマシになったやろうになぁ.....(苦笑)

政治家のみなさん、ぜひこの作品を観て、足元を見つめなおしておくんなさい!?

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