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2011年1月16日 (日)

『スイミング・プール』

というわけで、フランソワ・オゾン監督の過去作品の中から、カンヌ映画祭でも上映され、話題になった作品を、オマケでご紹介♪

主演のシャーロット・ランプリングは、60年代から活躍する女優さんで、特に70年代に作られた『愛の嵐』で注目を浴びたイギリスのひとなんよね。語学に堪能で、いろんな国の作品に出てて、いつも脇で存在感を出してる女優さんかな。

そんな演技派が主役を務める作品の感想は......?!

スイミング・プール / Swimming Pool   ★★★☆☆   (2003年)

監督:フランソワ・オゾン

出演:シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ

名の知れたイギリス人のサスペンス小説を書く女流作家が、スランプに陥って、気分転換に編集者の持つフランスの田舎の別荘で過ごすことに。静かな場所で創作活動に打ち込むはずが、別荘の持ち主の娘がやってきたことで、ふたりは不思議なひと時を過ごすことに....ってなサスペンス?!

この作品、とってもオゾン作品らしいというか......観終わって一瞬“?”マークが頭のなかを飛び回るような難解さなんよね(苦笑)よ~く考えてみても.......分かったような、分かってないような......(笑)

観る人それぞれの解釈があるんやとは思うんやけど、強いて言えば、不安感に苛まれ、満たされない生活を送る中年の作家が、自分の作品の世界に没頭する中で、その頭の中の虚構と現実が混じりあい、内なる秘めた欲望とリアリティがせめぎ合うってなことなんかなぁ。

この作品の注目は、若い娘役のサニエ嬢の奔放な肢体と、それを見つめるランプリングおばさんの感情を押し殺した振る舞い、そんな二人の対比を怪しく描きだす監督さんの手腕ってね!?

若さへの嫉妬、がんじがらめの現実.......この歳になると、そんな心境は分かるような気がするんやけど.......(苦笑)

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