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2011年1月24日 (月)

『美しい人』

というわけで、ロドリゴ・ガルシア監督の作品の中から、もうひとつご紹介♪

『愛する人』の前が『美しい人』ってことになってるんやけど、よく見たら、この作品の原題も“9つの人生”って意味で、どう訳しても“美しい人”にはならんのやけどね?!(苦笑)

この監督さん、どうも女優に受けがいいらしく、いつも女優陣のキャスティングが豪華なんよなぁ。そんなところも、作品を楽しむ方法のひとつかもしれんねぇ.....。

そんな作品の感想は......?!

美しい人 / Nine Lives   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ロドリゴ・ガルシア

出演:キャシー・ベイカー、エイミー・ブレネマン、グレン・クロース、スティーヴン・ディレイン、ロビン・ライト・ペン、モーリー・パーカー、ダコタ・ファニング、ホリー・ハンター、イアン・マクシェーン、エイダン・クイン、シシー・スペイセク

刑務所で娘を想う母に始まり、過去のトラウマから父親を憎む娘、かつての恋人と偶然再会する女、夫と喧嘩ばかりの妻.......9人の女性のそれぞれの人生を、短く綴ったオムニバス形式の人間ドラマ。

辛い人生のなかで、それぞれに現実と向き合いながら懸命に生きる女性の姿を描いてるんやねぇ。

限られた出演時間のなかで、それぞれの役者が個性を出して演じてるところは、なかなか味わい深いものがあるんやけど、「人はみんなつながってる」って思わせぶりなセリフが強調されてるもんやから、てっきり最後には全ての話が線でつながるのかと思いきや、中途半端に交わったり、交わらなかったり......なんや、もう一息、乗り切らん感じやったかな?!(苦笑)

それでも、恋人への愛や、夫への気持ち、家族に対する想いといった感じで、女性の中にある様々な感情が、バラエティに富んだ年齢構成のなかで描かれてて、着想としては悪くないやけどね。

ただ、凝ってる割には作品としての全体の“まとまり”がなぁ.....?!

女優さんたちが出演したがるってことは、きっと女性の視点で観ると、色々と共感のできる作品なんやろね。男の立場で観ると.......??(苦笑)

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