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2011年1月24日 (月)

『愛する人』

今日は公開中の作品のなかから、ちょっとシリアスな家族のドラマを描いた作品をご紹介♪

この監督さん南米のコロンビア出身のひとなんやけど、そのパパさんってのが、ガブリエル・ガルシア=マルケスって言って、『コレラ時代の愛』って映画の原作を書いてたりして、しかもノーベル文学賞を受賞したこともある、有名な作家なんよね。

それに加えて、才能のあるメキシコ人監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが製作総指揮としてバックアップしてるってのも、気になったりして。

というわけで、家族やら友達やらも含めてちょっと注目されてる監督さんの作った作品の感想は......?!

愛する人 / Mother And Child   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ロドリゴ・ガルシア

出演:ナオミ・ワッツ、アネット・ベニング、ケリー・ワシントン、ジミー・スミッツ、デヴィッド・モース、サミュエル・L・ジャクソン、デヴィッド・ラムゼイ、マーク・ブルカス、エイミー・ブレネマン、チェリー・ジョーンズ、ブリット・ロバートソン

14歳で出産し、その子をすぐに養子に出して以来、ずっと娘のことを思い続ける女性、養子に出されてから孤独に生きてきた娘、子供ができずに養子を取ることを決意した女性、様々な形で描かれる“母と娘”の物語を綴った人間ドラマ。

過去の過ちに引きずられ、苦しみながら生きる母と、過去により他人に心を許すことができず、経済的な成功を手にしつつも、孤独に生きる娘、そんな一組の母娘を軸に、その周囲の人々との関係を織り交ぜ、母親になるということ、親と子の血のつながり、家族というものを考えさせられる内容の作品に仕上がってるんよね。

これまでも女性のことを描き続けてきた監督さんだけに、繊細な感情を丁寧に表現してたね。

それに安易な結末に収めて安っぽい感動を売りにすることなく、エンディングを違った形にしたことで、よりリアリティのあるドラマに仕上がったんと違うかな。

まぁ、逆に期待したような盛り上がりがなく、少し肩すかしをくらった感はあるんやけどなぁ.....?!(苦笑)

妊娠や出産を経て母親になる、その過程での感情ってのは、きっと女性の立場からすると、いろいろと考えさせられるんやろなぁと思う。

そんなこんなで、“母”と“娘”に焦点をあてた作品であり、原題もそうなってるんやから、この監督さんの過去の作品にこだわって中途半端な邦題を付けるんやなくて、内容を理解した上でタイトルを付けてほしかったんやけどなぁ.....悪いドラマやないだけに、そんな配給会社の配慮のなさが、妙に気になってもうた.....(苦笑)

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