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2011年1月16日 (日)

『しあわせの雨傘』

今日は公開中の作品のなかから、小洒落たジャージのフランス映画をひとつ、ご紹介.....って、何のこっちゃ?!(笑)

監督のフランソワ・オゾンってひと、なかなかの曲者なんよなぁ。そんな個性がマニアックな関心を呼ぶ(?)らしく、日本でも名前の売れてるフランス人監督やんね。

そんな監督さんの要望なら、あのフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴですらお茶目にジャージを着こなしてまうんやから、大したもんやよなぁ(笑)

というわけで、テツ&トモも注目(.....??)の作品の感想は.....?!

しあわせの雨傘 / Potiche   ★★★☆☆   (2010年)

監督:フランソワ・オゾン

出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアール、ジュディット・ゴドレーシュ、ジェレミー・レニエエロディ・フレージェセルジ・ロペス、ブリュノ・ロシェ

父親が作った雨傘工場を夫が引き継ぎ、自分は社長夫人として何不自由のない生活を送っていたが、ある日、労働者のストライキをきっかけに、夫が体調を崩して入院し、その代わりに労働組合と交渉することになったのだが.....ってな、コメディ調の人生ドラマ?!

世間知らずの有閑マダムとして、子供たちからも軽く見られていた主婦が、会社の一大事に奮闘しながら、気づかなかった自分を見つけるってね。

まぁ、コメディと言いながら、別に爆笑するわけではなくて、どちらかというと細かい笑いを拾っていくってな感じかな。出だしから大女優のドヌーブが真っ赤なジャージを着て、エッチラオッチラとジョギングしてるあたりからしてニヤリとさせられるやんね。

どこか天真爛漫でとぼけた主人公を、ドヌーブが楽しそうに演じてるあたりがよかったかな。

作品全体としては、ちょっと中だるみな部分もあったりで、多少間延びした感は否めないんやけど、それでも、70年代後半という時代設定のなかで、女性が逞しくなっていく様が描かれてたりで、なかなか楽しめる内容やったね。

平凡な主婦の変貌という点で、きっと同性の視点で観れば、結構、痛快なんかもなぁ。女は強しってか!?(笑)

ちなみに原題の“Potiche”とは、壺、置物のような人ってな意味らしいんよね。なんとも“エスプリ”の効いたタイトルやよなぁ......。

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