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2011年1月22日 (土)

『ソーシャル・ネットワーク』

新しい年が始まると、徐々に騒がしくなってくるのが“賞レース”!?来週には、いよいよ本年度のアカデミー賞のノミネート作品が発表されるやんね。

日本では、公開時期がどうしてもズレてまうんで、候補に挙がる作品のほとんどは、まだ公開されておらず、そういう意味でリアルタイムでノミネーションを楽しめないところが、いつも歯がゆいんよなぁ(苦笑)

そんな今年の候補作品のなかで、最も注目されてる作品が公開されたので、早速その感想を、今日はご紹介♪

全米批評家賞にNYとLAの批評家協会賞、アカデミーの前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞のすべてにおいて作品賞と監督賞を受賞したのがこの作品なんよね。もはや、アカデミー賞でノミネートされるのは間違いなく、果たして何部門でノミネートされるかが注目なんかな?!

そんな作品のデキやいかに......?!

ソーシャル・ネットワーク / The Social Network   ★★★☆☆   (2010年)

監督:デヴィッド・フィンチャー

出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、ブレンダ・ソング、ルーニー・マーラ

ハーバードに通うひとりの学生が作り出したコミュニティ・サイト“facebook”の誕生秘話と、20代にして億万長者となった創設者マーク・ザッカーバーグという人物を描いた伝記ドラマ?!

巨万の富を手する一方で、サイトを一緒に立ち上げた親友などから訴えられる、そんなひとりの天才プログラマーの実像に迫るんよねぇ。

口うるさい批評家も声をそろえて絶賛し、今年の賞レースで突っ走るだけあって、確かにムダのない演出で巧みに人物描写がされてたかな。

天才的なひらめきを持った“コンピューターおたく”であり、自信と傲慢さを持ち合わせ、それでいて内面に秘める感情、とっても個性的なキャラを演じる主演のジェシーくんの頑張りは、賞賛に値するんやと思う。

元々歌手でありながら、最近はすっかり役者業がメインになりつつあるジャスティンくんも、カリスマを備えたキャラをうまく体現してたね。

そんなこんなで、確かに作品としてのクオリティは高いんやけど、伝記ドラマの宿命か、事実を追いかけることにポイントが置かれるせいか、“なるほど”と思うことはあっても、そこから深く感情に訴えかけるものがあまりないんよなぁ.....?!

成功を手にした者の孤独と悲しみ、そう言われても、凡人からすると思ったほど共感はなかったりしてね。えっ、それやから金持ちにはなれんてか?!そういうことなんかもね.....勉強になるわぁ?!(笑)

というわけで、作品としての完成度と言われると、確かに特筆すべきものがあるんやろうけど、これが今年度のアカデミー賞ってことに、もしなったとしたら、正直、ちょっと物足りなさを感じるかなぁ......。

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