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2011年2月23日 (水)

『ボローニャの夕暮れ』

今日は“イタリア・デー”ってことで、イタリア映画をふたつ、ご紹介♪

えっ、理由?いや、別に.......(笑)

というわけで、まず最初の作品は、ヴェネツィア映画祭で2008年に主演男優賞を受賞した作品から。監督さんは、イタリアでは有名なベテラン監督さんらしく、この作品は、故郷のボローニャを舞台にしたものなんやってね。

イタリア映画というとラテンのノリをイメージするかもしれんけど、それとは違った家族の物語は、なかなかのものやったね。

ボローニャの夕暮れ / Il Papa Di Giovanna   ★★★☆☆   (2008年)

監督:プピ・アヴァティ

出演:シルヴィオ・オルランド、フランチェスカ・ネリ、アルバ・ロルヴァケル、セレナ・グランディ、エッジオ・グレッジオ

高校で美術の教師をする男は、恋人ができないと悩む内気な娘のために、親心で余計なお節介を働かせるが、その結果、思いもよらない事件が起こってしまい、家族はバラバラになることに.....ってな、第二次大戦の前後の時代を背景にしたイタリアの家族ドラマ?!

繊細な心を持つ娘、そして娘を心から愛する父、そんな夫と娘と暮らしながら、ひとりだけ疎外感を感じていた妻、なんとかバランスを保っていた家族の絆が、事件をきっかけに崩れていく様を描いてるんやねぇ。

この作品、30年代後半から40年代を舞台にしてるために、映像がレトロな暗さがある上に、話の内容も地味で後ろ向きで、あまり万人受けせんやろなぁって思うんやけど、なかなか巧みに人間関係を描写してるところが味わい深く、侮れんのよなぁ。

父と娘、母と娘、そして夫と妻、“家族”という形のなかで、それぞれの心にある感情を丁寧に映し出してるところが、たまらんのです!?

家族を大切にするイタリア人気質、そんな良さが出た作品かもね。

それにしても、原題とはかけ離れた邦題の意味を、付けたひとに是非、聞いてみたいもんやね。きっとボローニャが舞台で、なんとなくセピア系の映像で夕暮れのイメージやった.....そんな安易な考えなんやろなぁ......アホらし?!(苦笑)

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