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2011年2月20日 (日)

『しゃべれども しゃべれども』

平山秀幸って監督さんの作品は、前作の『必死剣 鳥刺し』でも個人的には乗れず、相性がよくないんよなぁ。

でも、実はこの監督さんの作品で、1992年に作られた長塚京三が主演の『ザ・中学教師』って作品は、結構お気に入りやったりするんよね。

というわけで、その作品を今日のオマケにと思ったんやけど、何分、観たのがずいぶん前の話で、すぐには書けないので、代わりと言ってはなんやけど、この監督さんの作品で、少しツボに入ったものを、オマケとしてご紹介♪

しゃべれども しゃべれども   ★★★☆☆   (2007年)

監督:平山秀幸

出演:国文太一、香里奈、松重 豊、八千草薫、森永悠希、伊東四朗

落語家としてはまだまだ下っ端の男が、ひょんなことから始めることになった話べたな人たちを対象にした落語教室。生徒はそれぞれにワケありで、悩みを抱えて苦しんでいたが、落語を通して自信やかけがえのないものを見つける.....ってな、ちょっとした感動ドラマ?!

失恋の痛手により人と話すのが極度に苦手な美しい女性、関西から転校してきて東京に馴染めない少年、元プロ野球選手で、現在はしゃべりの下手な野球解説をしてる男、キャラの立った面々と落語のコラボレーションってか(笑)

いやぁ、主演を見て、てっきりくだらないタレント映画かと思ったら、これ思いのほか楽しめるんよね。それぞれの役者がいい味を出してて、違和感なく話しに入っていけるんよなぁ。

特におばあちゃん役の八千草さんの存在がピカイチやった。その醸し出す雰囲気が、作品全体に素敵な流れを作ってるんよね。不器用さの塊のような松重くんの演技も、個人的にはツボやったんやけど。

そんな個性的な面々の様子を描きつつ、落語だけに程よいユーモアがあったりして、更にささやかな感動が......ってね(笑)

そんな話に中途半端なロマンス要素を加えたのは、展開として“しっくり”こず、ちょっと蛇足やなぁって思うんやけど、まぁ、主演が主演だけに、それもご愛嬌の範囲かな?!(苦笑)

ってなわけで、この作品、なかなか悪くなかったね。

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