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2011年2月27日 (日)

『エクステ』

今日はついでなんで、園 子温 監督の作品をもうひとつ、オマケでご紹介♪

『冷たい熱帯魚』がそこそこ話題になってるせいか、実は1年半ほど前に紹介した監督さんの過去の作品の『自殺サークル』を検索してくれる人が結構いるんよね。どうも密かに園くんの作品がブームになってるんかもしれへんね.......まぁ、ごく一部のマニアの人たちの間でなんやろうけど.....(笑)

この作品、“髪”にまつわる話ってことで、当然ながらハゲには見逃せないテーマなわけなんよ。よく鏡を眺めながら、「もっと髪が生えてきたらなぁ.....」ってため息をつくんやけど、この作品のように生えるのは.......うん、ちょっと遠慮したいかも.....(苦笑)

というわけで、ハゲも引き気味の毛フサフサ物語の感想は.......?!

エクステ   ★★★☆☆   (2007年)

監督:園 子温

出演:栗山千明、大杉 漣、佐藤めぐみ、つぐみ、佐藤未来、町本絵里、光石 研、田中哲司、山本浩司、山本未來、夏生ゆうな、満島ひかり

死体の美しい髪を使ってエクステを作っている死体安置所の職員の男、そんな彼は、あるワケありの死体を盗み出し、家に持ち帰ることに。一方、ヘアスタイリストを目指す女は、姉の実の娘への虐待をみかねて、傷ついた娘を預かることにしたのだが.....ってな、暴走する“髪”にまつわる.....ホラー.....&コメディ?!(笑)

なんとも“奇妙な”作品やったね。さすが、変わり者監督ならではやった。

髪に怨念がこもって、伸び続けるってなくだりは、クラシックなホラー話なんやけど、それが実際に“ド派手”に映像化されてまうと、相当な不気味さと、どこか“ビミョー”な笑いを呼ぶんよね(苦笑)

そんな不気味なパートと、青春ドラマばりの和やかさと、そんでもって児童虐待という社会派な部分が入り交じり、不思議な構成のドラマになってたかな。

かなり奇抜な話のなかで、普段とはまったく違う“ぶっ飛んだ”演技をする大杉くんが、妙な歌声を披露したりしながら、かなりのインパクトやった。

エゲツなさと滑稽さが合わさる、そんな作品の持つ複雑さがこの監督さん“らしさ”なんやろうと思う。ただ、シュールなグロさを期待しすぎると、軟弱すぎやって思ってまうんやろうし、ほどほどのホラーを想像してると、きっとグロすぎで、ちょっとどっちつかずの中途半端な作品なのかもね?!

いずれにしても、毎度のことながら万人受けするようなシロモノやないんやけど、こうやって監督さんの作品を観てると.....なんとなくクセになってくるってか?!(笑)

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