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2011年2月18日 (金)

『春との旅』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、公開当時もなかなか評判よかったみないなんやけど、映画館で予告編を観たときに、正直、娘役の子の極端な“がに股歩き”に興ざめしてもうて、本編を観る気にならんかったんよね(苦笑)

というわけで、レンタル開始になって、ようやく手にしてみたわけやけど、そんな作品を監督してるのは、『バッシング』で国際的にも注目されながらも、『白夜』で意味不明なアイドル映画を撮ったひとなんよね。

というわけで、不安を胸に鑑賞した作品の感想は......?!

春との旅   ★★★★   (2009年)

監督:小林政広

出演:仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、菅井きん、小林 薫、田中裕子、淡路千景、長尾奈奈、柄本 明、美保 純、戸田菜穂、香川照之

北海道の寂れた漁村で孫娘とふたりで暮らす、元漁師の老人は、ある日、孫と口論となり、疎遠になっていた兄弟を訪ねる旅に出ることに。足の少し不自由な祖父を放ってはおけず、孫娘はその旅に同行するのだが.....ってな、人生を見つめ直すロードムービー?!

いやぁ~、この作品、なんやとっても“贅沢”なんよなぁ!大滝くんと菅井ばぁちゃんが夫婦役ってだけで、もうお腹いっぱいになるところ、それに加えて次から次へとベテラン・中堅の“できる”俳優さんたちが、味わいのある演技を見せてくれるんよね。

主役の仲代くんも、相変わらず見事な演じっぷりで、偏屈なオヤジでありながら、時折オチャメな一面をみせたりして、哀愁のある魅力的なキャラを作り出してた。

兄や姉、弟それぞれの人生と、彼らとの間のちょっと複雑な心情、時を経て築き上げられた人間模様が描かれていくんんやけど、派手さはないなかで、じっくりと表現されてるんよなぁ。

人と人とのつながり、絆を考えさせるドラマは、ちょっと深く、味があるってね!?原作から脚本、そして監督まで、すべてをやってる監督さんの強い思い入れが、見事に結実したってとこかな。

それにしても......やっぱり、あの“がに股歩き”はやめた方がエエと思うんよねぇ.....?!(笑)

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